コーヒーの生産地が世界遺産!?「コロンビア」の世界遺産まとめ
南米のコロンビアといえば、どんなイメージでしょうか?アンデス山脈の中腹に位置し、カリブ海と太平洋に面したコロンビアの特産品はコーヒーとエメラレルド。おなじみの缶コーヒー「エメラルドマウンテン」はコロンビアの豆を使っています。
日本から遠く旅行する機会が少ない国ですが、今回はコロンビアの世界遺産をご紹介します。「コーヒー生産の文化的景観」が世界遺産入りしているのは、まさにコロンビアらしさですね。
サンタ・クルーズ・デ・モンポスの歴史地区
スペインの植民地時代からのコロニアル様式の街並みが残る歴史地区です。見所は八角形の塔と建つサンタ・バルバラ聖堂。
他にはサン・アグスティン教会、サント・ドミンゴ教会や修道院などがありますが、一部の教会は要塞機能も持っていました。マグダレナ川とカウカ川の合流地近くにあったこの町は、洪水よけのため、盛り土の上に建てられています。




カルタヘナの港、要塞群と建造物群
スペイン人によって築かれたカリブ海に面したカルタヘナは、かつて貿易港として栄えました。海賊の襲撃に備えて築かれた要塞が残る美しい都市です。
歴史的建造物群にはスペイン紋章が刻まれた旧宗教裁判所や、大聖堂などがあります。植民地時代に「インディアスの真珠」とも称えられたこの街は、現在でもコロンビアで最も美しい港町とされています。


サン・アグスティン遺跡公園
アンデス山脈中のマグダレナ川上流に点在する多くの石彫りの遺跡で、おもなものだけでも30箇所に渡ります。500平方キロメートルの範囲に点在する石像や墳墓。
南米の宗教遺跡では最大規模で、造られた年代も紀元前5世紀から紀元後12世紀までと様々です。太平洋岸とカリブ海沿岸を結ぶ交易の要所だったこの地で人々は高度な文化を築き上げていたと考えられています。


アンデス道路網、カパック・ニャン
ペルー、エクアドル、コロンビア、ボリビア、アルゼンチン、チリの6カ国で共同登録されている世界遺産です。インカ帝国が支配した海岸砂漠地帯とアンデス高山地帯を繋ぐ道路網で、全ての道路を合わせると6万キロにも達すると言われています。
情報の伝達や、王の移動ルートとして使用されており、元々あった道路がインカ帝国によって大きく広げられたものです。2014年に世界文化遺産に登録されました。
マルペロの動植物保護区
火山島であるマルペロ島周辺の海域には8つの海流が流れ、海洋生物のサンクチュアリとなっています。とりわけ、ジンベイザメ、ノコギリザメ、ジュモクザメ、クロトガリザメなどのサメ類などの大型魚類が多く生息しており、絶滅危惧種も存在するため禁漁区に指定されています。
世界屈指のダイビングスポットの一つでもあり、2006年に世界自然遺産に登録されました。
ティエラデントロの国立遺跡公園
コロンビア第二の考古地区であるティエラデントロには先住民の地下墓室があります。これらは6世紀から10世紀にかけて造られたものと考えられて巨大ないます。
棺が置かれた墓の内部は色鮮やかな幾何学模様や神や人間の形をしたレリーフなどで装飾されており、共に埋葬されている骨壷や農具はこの地域にあった高度な文明を証明するものとなりました。


ロス・カティオス国立公園
熱帯雨林地帯、湿原、丘陵を含む720平方キロメートルの国立公園。公園内のジャングルにはカワセミ、インコ、ハチドリなどの鳥類をはじめ、マンントホエザル、アルマジロ、ナマケモノ、ジャガーなどの哺乳類、昆虫類が数多く生息しています。
100万年前の氷河期に生き残った唯一の熱帯雨林であるため、太古から生きる種が今も生きており、数多くの固有種が存在します。
コーヒー生産の文化的景観
現在でも世界を代表するコーヒー生産地の一つでもあるこの一帯では、厳しい環境でもコーヒーが栽培できるように考えられた農法が開発されており、生産性と景観の美しさを兼ね備えたコーヒー農園が広がっています。
100年以上栽培が続けられている一帯の農村の6つの景観が世界文化遺産として登録されており、この中には残存するアンティオキア植民地風の建築物なども含まれています。




まとめ
いかがだったでしょうか。コロンビアも含む南米は、治安が悪いエリアも多いので旅行される方は気をつけて下さいね。旅行先の治安や犯罪の情報は、外務省のサイトをご参考に。
外務省 海外安全ホームページ|国・地域別情報
http://www.anzen.mofa.go.jp/travel/index.html
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