サンパウロの観光スポット12選と旅行情報
ブラジル・サンパウロ州の州都であるサンパウロは、ヨーロッパやアジアからの移民が多く、それぞれの個性がミックスされた文化と歴史をバックグラウンドに持つ魅力的な街です。サンパウロの基本情報と観光スポットについてご紹介します。
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サンパウロとは?
ブラジル南部にある大都市サンパウロ。標高880mの街には、日本をはじめイタリアやポルトガル、シリアなどからの移民が暮らしています。日本企業が数百社進出する商工業都市でブラジル国内でも経済的に豊かな活気あふれる街。
サンパウロのグアルーリョス国際空港は、リオ・デ・ジャネイロやアマゾン観光への玄関口となっているため、経由地として利用する人が多いようですが、独自の建築物やアート、動植物・市場など見どころが多く、素通りするにはもったいない場所です。
サンパウロの歴史
16世紀から18世紀の間ポルトガルの植民地だったブラジル。サトウキビの栽培や黄金採掘が主な産業でした。ブラジルがポルトガルから独立したのは1822年。サンパウロは、イエズス会の宣教師団によって開かれ、1565年に市として認められました。19世紀に入ると主幹産業としてコーヒー栽培をはじめ急速に発展します。
コーヒー農園の人手不足から、19世紀後期になるとイタリアからの移民の受け入れを開始。20世紀初頭には、日本からの移民船も到着しました。以来、コーヒー・サトウキビ・大豆栽培などの産業の発展とともに工業都市としても進化を遂げ、海外への輸出量も増え続けています。
サンパウロの代表的なグルメ
モルタデッラのサンドイッチ
豚ひき肉に脂身を加え蒸して作るモルタデッラ(モルタデーラ)は、イタリア系移民が持ち込んだ旨みたっぷりのハム。スパイスがふんだんに使われたしょっぱい味つけが人気で、モルタデッラをフランスパンに挟んだサンドイッチは、ビールやワインにぴったり!
フェジョアーダ(feijoada)
豆と豚肉、牛肉・ソーセージを煮込んだフェジョアーダ(feijoada)は、塩・コショウ・スパイスで味付けしたクリーミーな料理。サンパウロでは、水曜と土曜にフェジョアーダを食べる習慣があるのだそうです。
ムケッカ(Moqueca)
シーフードを玉ねぎやトマト、コリアンダーなどと一緒に煮込んで仕上げるムケッカ。サフランライスや白いごはんにかけて食べる海鮮シチューのような味わいの料理です。デンデ油(パーム油)とココナッツミルクを加えて作るのでとてもまろやかな風味です。
成田からのサンパウロへのアクセス
成田からサンパウロまでは直行便がないため経由便を利用します。アメリカやカナダ、ヨーロッパ・中東を経由する便が多数出ています。アメリカン航空でダラスを経由すれば25時間半、デルタ航空でニューヨーク・デトロイト・アトランタを経由すると約28時間。
ほかには、ニューヨーク・サンフランシスコ・シカゴ、カナダのトロント、ロンドン経由などで、約30時間~約32時間となっています。
※アメリカ経由の場合は、乗り継ぎの場合でも入国審査が必須とされているため、ESTA(エスタ/電子渡航認証システム)の申請が事前に必要です。
サンパウロの観光スポット
1.イピランガ公園とパウリスタ博物館
ヴェルサイユ宮殿を模したという庭園と噴水が美しいイピランガ公園。ここは、ドン・ペドロ1世が独立宣言をした記念すべきスポットで、敷地内には歴史や人類学に関するパウリスタ博物館もあります。
週末にはマーケットの屋台が立ち並ぶので、ブラジルのご当地グルメ「パステル(揚げパイ)」を買って食べ歩きするのもいいかもしれません。
・名称:イピランガ公園
・住所:Parque da Ipiranga São Paulo
・アクセス:サン・パウロ市内からタクシーで約15分
2.イビラプエラ公園
約120ヘクタールの敷地内に、芝生の広場や池、総合体育館、航空博物館などがある「イビラプエラ公園」。風情ある園内には、日本庭園や桜並木もあり、野外フェスの会場として使われることも。
地元の人たちだけではなく、観光客も必ず訪れるという風情ある公園です。※治安の面から昼間の訪問がおすすめ。
・名称:イビラプエラ公園
・住所:Av. Pedro Álvares Cabral – Vila Mariana, São Paulo – SP,
・アクセス:Avenida Paulista(パウリスタ大通り)からタクシーで約10分
・営業時間:5時~24時、土・日は24時間
3.カテドラル教会
ヤシの木のアプローチが美しいセー広場を前景にそびえる「カテドラル教会(サンパウロ・メトロポリターナ大聖堂)」は、南米でトップの規模を誇る教会。聖堂内には、ブラジルの歴史をテーマにしたステンドグラスや聖母マリア像などの石造が並び、ヨーロッパ様式の中にもブラジルらしい色使いやモチーフを見つけることができます。
・名称:カテドラル教会(Catedral Metropolitana)
・住所:Praca da Se – Centro, S%C3%A3o Paulo
・アクセス:メトロse駅から徒歩
・営業時間:【月~金】 8:00 ~ 19:00【土】 8:00 ~ 17:00【日】8:00 ~ 18:00
・定休日:なし
・料金:無料
4.パウリスタ通り
パウリスタ通りは、サンパウロの金融や商業の中心地。2.8kmのストリートには、高層ビルやショッピングモール、カフェなどが建ち並ぶ活気あるスポット。のんびりとウォールアートを見ながら散策してみてほしい通りです。日曜日の歩行者天国では、ストリートパフォーマーたちの姿にも出会えますよ。
・名称:パウリスタ通り(Paulista Avenue)
・住所:Avenida Paulista 1159 1231,Sao Paulo, State of Sao Paulo
・アクセス:メトロTrianon – Masp駅下車すぐ
5.サンパウロ美術館
地元では「MASP(マスピ)」というニックネームで呼ばれているサンパウロ美術館。モダンな外観を持つ地下3F〜地上2Fの美術館には、 ボッティチェリやラファエロ、モネ・ピカソ・ゴッホなどのコレクションが約8,000点展示されています。中世から現代までの美術史をたどりながら館内を巡ってみてください。
・名称:サンパウロ美術館(Museu de Arte de Sao Paulo)
・住所:Av. Paulista, 1578 – Bela Vista, Sao Paulo
・アクセス:メトロTrianon – Masp駅下車すぐ
・営業時間:【火~日】10:00~18:00【木】10:00~20:00
・定休日:月
・料金:大人はR$15、学生は半額
・公式サイトURL:http://masp.art.br/masp2010/english_about-masp.php
6.イタウ文化研究所
サンパウロに本拠地を置くイタウ銀行が開設したイタウ文化研究所。銀行が保有する美術コレクションのほか、17〜18世紀当時のポルトガル植民地時代を描いた絵画、ブラジルの動植物が展示された階段フロアの絵など、視覚的に楽しめる展示が多いスポット。ブラジルの多様性を感じられる施設です。
・名称:イタウ文化研究所(Itau Cultural)
・住所:Paulista Avenue, 149, Sao Paulo 01311000, State of Sao Paulo,
・アクセス:メトロBrigadeiro駅から徒歩
・営業時間:【火~金】9:00~20:00、【土・日・祝】11:00~20:00
・公式サイトURL:http://novo.itaucultural.org.br/
7.ジャパン・ハウス サンパウロ
ジャパン・ハウス サンパウロ (JAPAN HOUSE Sao Paulo)は、日本のオリジナルな文化を世界に伝える目的で2017年に開設されたばかりの文化施設。
建築家、隈研 吾氏が設計・デザイン監修を担当した建物や、日本の多様なカルチャーを伝える企画展など、日本人にとっても魅力的な施設です。見学後に館内のカフェでひと休みするのもおすすめ。
・名称:ジャパン・ハウス サンパウロ(JAPAN HOUSE Sao Paulo)
・住所:サンパウロ市パウリスタ大通り52番地
・アクセス:メトロBrigadeiro駅から徒歩5分
・営業時間:【火~土】10:00~22:00【日・祝】10:00~18:00
・定休日:月曜日
・電話番号:55-11-3090-8900
・公式サイトURL:http://www.japanhouse.jp/saopaulo/ja/index.html
8.サンパウロ植物園
36万平方メートルの広大な敷地内に、約380種の樹木が栽培されているサンパウロ植物園。緑が濃い森を抱える敷地内には、熱帯の植物やブラジルの国名の由来になったパオ・ブラジルの木、植物博物館など見どころが続きます。
世界的に蘭の研究でも知られ、蘭400種・ベゴニア60種が見られる温室も。植物好きの方におすすめのスポットです。
・名称:サンパウロ 植物園(Jardim Botanico)
・住所:Av. Miguel Estéfano, 3031 – Vila Água Funda, São Paulo – SP,
・アクセス:メトロSaúde駅下車後、ミニバスで植物園前下車
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:月曜日
・料金:3レアル
9.サンパウロ動物園
サンパウロ植物園の隣に位置するサンパウロ動物園。鳥類や哺乳類、爬虫類・両生類の生き物たちが3,200匹以上も生息しています。シロサイやユキヒョウなど希少な動物に出会えるほか、園内で放し飼いされている南米原産の動物たちと触れ合う楽しみもあります。
カートで園内を回れるほか、ナイトツアーも開催されています。
・名称:サンパウロ動物園(Zoologico de São Paulo)
・住所:Av. Miguel Stéfano, 4241 – Água Funda – São Paulo
・アクセス:メトロJabaquara駅下車、専用シャトルバスあり
・営業時間:【火〜日】9:00〜17:00
・定休日:月曜日
・電話番号:11-5073-0811
・料金:大人(12歳以上)12レアル
・公式サイトURL:http://www.zoologico.com.br/
10.サンパウロ中央市場
サンパウロ中央卸売市場は、地元の人たちが野菜や果物、肉・魚などを買い求めにやってくる市場です。新鮮な食材のほかには、ワインやお菓子、スパイスの専門店もあるので、お土産探しに歩いてみたいスポットです。2Fのフードコートでは、モルタデッラのサンドイッチが名物となっています。
・名称:サンパウロ中央卸売市場(Mercado Municipal de Sao Paulo)
・住所:Rua da Cantareira, 306 Centro
・アクセス:メトロceasa駅から徒歩
・営業時間:【月~土】06:00~18:00【日・祝】06:00~16:00
11.パカエンブー・フットボール・ミュージアム
パカエンブー・スタジアムに併設されたサッカー博物館。ブラジルを代表するサッカー選手・ペレの足跡を辿る展示や、デジタル処理された懐かしいTV映像などが楽しめる施設です。途中、パカエンブー・スタジアムをスタンドから見学できるのが嬉しいポイントです。
・名称:パカエンブー・フットボール・ミュージアム(Museu do Futebol)
・住所:Praca Charles Miller S/N|Estádio do Pacaembu,Sao Paulo
・アクセス:メトロPaulista駅またはClínicas駅から徒歩20分
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:月曜日と試合中
・電話番号:11 3664-3848
・料金:6レアル
・公式サイトURL:http://www.museudofutebol.org.br/
12.アイルトン・セナの墓
ブラジルを代表するレーシングドライバーでカリスマ的な人気を誇ったアイルトン・セナ。1994年試合中に事故死したセナは、サンパウロ郊外の小高い緑に恵まれた墓地に眠っています。
世界中からファンが訪れるお墓ですが、普段はブラジル国旗とシンプルなプレート、ファンが備えた花があるのみ。(画像は20周忌のときのもの)墓地は、誰でも自由に入ることができます。
・名称:アイルトン・セナの墓(Cemitério do Morumbi)
・住所:R. Dep. Laércio Corte, 468, Morumbi, São Paulo,
・アクセス:バンデイラス広場発 市バス6291番Inocoop Campo Limpo行きバス約1時間
・営業時間:8:00~17:00
移民文化が残るサンパウロ
ブラジル・サンパウロについてご紹介しました。多くの日本人が移民した場所として知られている以外は、あまり特徴がないイメージのサンパウロ。アートや建築、動植物が好きな人には楽しめますし、移民文化を感じるにはおすすめのスポットだと思います。ブラジルへ旅した際には、サンパウロにも立ち寄ってみてくださいね。