パタゴニアのロゴになった山!「フィッツロイ」観光はロス・トレス湖とセットが◎
こんにちは。2017年6月1日より、夫婦でハネムーン世界一周にでている前田夫妻です。8ヶ月半を予定した私たちの旅もすでに6ヶ月以上が過ぎました。
今回は、南米大陸のパタゴニア地方を周遊した際に、パタゴニア観光のハイライトと呼べるものであった「フィッツロイトレッキング」と、その拠点となるアルゼンチンの町「エル・チャルテン」について紹介します。


エル・チャルテンとは


エル・チャルテンはアルゼンチンの中でもパタゴニア地方に位置する町で、ペリトモレノ氷河の観光ができる「ロス・グラシアレス国立公園」の拠点となる「エル・カラファテ」からバスで約3時間でアクセスすることができます。
また、アルゼンチン中部に位置する「サン・カルロス・デ・バリローチェ」や、「ペリト・モレノ」からも長距離バスを使ってアクセスすることができます。


南米大陸が夏を迎える12~3月にかけて、町はトレッキングやキャンプなどのアウトドアアクティビティを目的にした多くの観光客で賑わいます。私たちがエル・チャルテンを訪れたのはシーズン前の11月下旬でしたが、すでに町にはたくさんの観光客がいました。
宿も満室となっているところが多く、このシーズンに訪れる際はバスチケットや宿は事前予約をしていくことをオススメします。


小さな町にも関わらず、レストランやカフェ、ツアー会社やアウトドアショップがたくさんあり、アクティビティをしない日はのんびりと町を散歩してみるのも楽しいかもしれません。
私たちは今回この町に3日滞在して、天気の良い日を選んでフィッツロイへのトレッキングを行う計画を立てました。
フィッツロイとは


日本ではあまり馴染みのない名前かもしれませんが、実はフィッツロイ山系は有名なアウトドアブランド「パタゴニア」のロゴにもなっています。
高さこそ日本の富士山には及ばないものの、雲を突き抜けるように天高くそびえ立つ岩峰のフォルムは、一目見ただけで魅了されること間違いなし!
エル・チャルテンの町からもフィッツロイを見ることはできますが、町を歩いていてもついその姿に見入ってしまうほどの美しさを誇っています。


このエル・チャルテンには、町を拠点にいくつかのトレッキングコースが整備されています。
往復2時間程でエル・チャルテンの町や遠くに見えるフィッツロイを見ることのできるコースや、日帰りでフィッツロイ直下の「ロス・トレス湖」へいく往復10時間程のコース、いくつかのコースを組み合わせて1泊や2泊のキャンプを含めたコースなど、その種類は様々です。


私たちは「1日しかトレッキングをしないならこのコースを選ぶべき!」と言われる、フィッツロイ直下のロス・トレス湖へ行くコースを選びました。往復約20km、10時間程度で行うことのできるコースです。
物価の高いパタゴニアの中にありながら、全てのコースを無料でトレッキングできるのは旅人にとってありがたいことこの上なしです。それでは、今回私たちが挑戦したトレッキングについて、紹介していきます!
ロス・トレス湖へのトレッキング


片道約10kmとハードな道のりのトレッキング。夏とはいえ、まだまだ寒い気候ということも考慮し、荷物には水・食料・着替え・タオルなどを詰め込みました。
登る道は砂利道や岩を越えるような道もあるので、しっかりとしたトレッキングシューズがおすすめです。もちろん、服装は伸縮の効く動きやすい服装が必須です。


9kmまでのコースは平坦な道が多くどんどん進んでいくことができます。途中にフィッツロイを遠くから眺められるビュースポットがいくつかありますが、そのスポットにこだわらずとも、周囲一帯全てがビュースポットと思って間違いありません!
さらさらと流れる澄んだ川の水、青々と茂る緑、遠く広がる山々に大きな青空。あまりにも気持ちの良い雰囲気に、ただ歩いているだけなのに気分は高揚してしまいます!


このコースの最大の難関がラスト1キロ!この1キロでゆうに1時間は費やす程、高配が厳しく足取りが悪い道が続きます。
急角度の砂利道では靴が滑ったりと思うように登ることができない時間が続きますが、その苦難を乗り越えた先に見える景色がその全てを忘れさせてくれるでしょう。




天高くそびえ立つフィッツロイの雄姿。まだ雪に覆われている場所もある、美しく広がるロス・トレス湖。この景色を見るために登ってきたんだ!そう実感させてくれる風景がそこには広がっています。
強風が吹き荒れる寒い場所ですが、私たちは1時間ほど寒さに耐えながらも、その惚れ惚れとする景色に見入ってしまいました。「1日しかトレッキングをしないならこのコースを選ぶべき!」まさにそう思える景色です。
赤く燃えあがるフィッツロイ


厳しいトレッキングの先に見えるフィッツロイの姿を見ただけでも大満足なのですが、是非この町に来たときに挑戦してほしいことがもう1つあります。それは「朝日で赤く染まるフィッツロイを見ること」です。
この姿を見るためには日中ではなく日の出に合わせてビューポイントに到達できるよう、トレッキングを始める必要があります。
日の出に合わせて徐々にあたりが明るくなってくると、周囲に比べて高い山であるフィッツロイの山頂が朝日を浴びて徐々に真っ赤に染まっていく光景を見ることができます。


フィッツロイの岩峰全面が赤く染まるまでの時間はほんの少しですが、徐々に徐々に、赤くはっきりと染まっていくフィッツロイの姿に感動します。幻想的な風景に私たちは何度も何度もシャッターを切ってしまいました。
今回私たちがトレッキングをした日は雲で朝日が隠れてしまい、その赤く染まる光景を見ることができず、実際にはトレッキングとは別日にエル・チャルテンの町外れのビュースポットからこの光景を眺めました。


この赤く染まる姿を間近で見るために、ロス・トレス湖付近のキャンプサイトでキャンプをして、早朝からロス・トレス湖のビューポイントへ向かう人や、何日もこの町に滞在して天気の良い日をひたすら待ち続ける人など、トラッカーの中でも絶大な人気を誇る光景です。
この町に訪れた際には是非、早起きをしてこの絶景を拝んでくださいね!
まとめ


ロス・トレス湖へのトレッキングと、赤く染まるフィッツロイはいかがでしたか?エル・チャルテンにはたくさんのトレッキングコースが用意されています。
フィッツロイ以外にも、高くそびえ立つ山々や、どこまでも広がる平原。深々とした緑にたくさんの草花など、魅力的な風景であふれています。


All photo by tetsuto maeda
滞在日数を少し長くとって、色々な種類のトレッキングコースを歩いてみるのもいいかもしれません。エル・チャルテンの町は自然好きにはたまらない場所です。
自然好きのみなさん、トレッカーのみなさん!次の旅行では、是非この地を選んでみてはいかがですか?
エル・チャルテンでの滞在や、ロス・トレス湖へのトレッキングについて全日ブログを書いています。是非、アクセスやアクティビティの参考にしてください。
