アルゼンチンの代表的な料理&スイーツ19選
南米大陸にあるアルゼンチンは、ラテン・アメリカ諸国の中でも、ヨーロッパの文化を色濃く持ち合わせている国として有名です。またアンデス山脈やパタゴニアの氷河など、自然豊かな国でもあります。そんなアルゼンチンには、一体どんなグルメがあるのでしょうか?
アルゼンチンは、イタリア・スペイン系の人種がおよそ80%を占める国で、料理やスイーツもこれらの国々の影響を色濃く受けています。
また肉の消費量も世界トップクラスで、実に多種多様な肉料理が楽しめる場所です。そこで今回は、そんなアルゼンチンの代表的な料理とスイーツをまとめてご紹介します。
*編集部追記
2017年4月公開の記事に新たに追加しました。(2017/08/18)
アルゼンチン料理のレシピを追加しました。(2018/01/29)
アルゼンチンの食事事情


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アルゼンチンの人は、とにかくお肉が大好き!私がアルゼンチンを訪れた時も、あまりの肉料理の多さに驚いた記憶があります。しかしながら、お肉はとても柔らかくおいしいので、だんだん慣れていきました。
朝食は基本的に甘いものがメイン。クロワッサンや菓子パンを食べたり、マテ茶やクッキーだけで済ませる人もいました。
お肉やチーズなどはとてもおいしいアルゼンチンですが、なぜかパンはあまりおいしくなく、ボソボソのものが多いです。また、ワイン大国としても有名なので、ワイン好きの方にはたまらないかもしれません。
ベストフード


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アルゼンチン名物といえば、アサードと呼ばれるBBQです。このアサードは、焼くのが男性と決まっており、主に牛肉がメインですが、羊肉やヤギ肉を焼くこともあります。
味付けは基本的に塩ですが、ビネガーやハーブで味付けすることもあります。シンプルに焼いただけなのに、なんでこんなにおいしいんだろうと疑問に思うほどです。
地元の人は、アサードは手で食べないとおいしくないと言い、豪快に手で食べていました(笑)。皆さんもぜひ挑戦してみてくださいね。
アルゼンチンの代表料理!エンパナーダ(卵入り揚げ餃子)のレシピ


アルゼンチン料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「エンパナーダ(卵入り揚げ餃子)」のレシピをご紹介します。
アメリカ大陸で広く親しまれている具入りパン。具材は各国で少しずつ異なりますが、アルゼンチンはスパイスのきいた牛ひき肉とゆで卵。
エンパナーダ(卵入り揚げ餃子)の材料(2人分4個)
A:卵(1/2個)、薄力粉(160g)、白ワイン(小さじ2)、水(40cc)、オリーブオイル(大さじ1)
B:玉ねぎ(1/4個・みじん切り)、にんにく(おろし・小さじ1/2)
オリーブオイル(大さじ1/2)、牛ひき肉(150g)
C:クミン(小さじ1/2)、塩(小さじ1/2)、胡椒(小さじ1/4)
薄力粉(大さじ1/2)、ゆで卵(1個)(4等分)
エンパナーダ(卵入り揚げ餃子)の作り方
1.皮をつくる。ボウルにAを入れて、ひとまとまりになるまでこねる。ビニール袋に入れて、冷蔵庫で30分寝かす。
2.具をつくる。フライパンに油を熱し、Bを透明になるまで炒める。ひき肉を加え、色が変わったらCを加え、5分炒める。薄力粉を加え、からめて冷ます。具は4等分にし、丸めておく。
3.1を4等分し、直径10cmの丸型にのばす。2と卵を乗せて半分に折り、ひだをつくる。180度のオーブンで20分焼く。
アサード


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肉を焼く料理の総称・アサード。牛肉や羊肉などを金網の上で炭火焼きにしていただく料理で、どんな小さなお店でも食べることができる、非常にポピュラーなものです。
ミラネッサ


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イタリアの都市・ミラノに由来する料理です。アルゼンチンにはイタリアからの移民が多く、ミラノ風カツレツに似たこちらの料理をミラネッサと呼ぶのだとか。薄い牛肉を揚げた料理ですが、なかなかボリューミー。
ミラネッサナポリターナ


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上でご紹介したミラネッサの上に、トマトソースやチーズを乗せて食べる料理です。ピザのように豪快で、とってもおいしい!一度食べると病みつきになります。
マタンブレ
牛のバラ肉を使った料理・マタンブレ。そのままステーキにしたり、野菜や茹で卵などを包んでロール型にして焼いたり、調理方法も様々。具材を包んで焼いたものは見栄えも良いので、パーティーの定番料理として人気です。
ニョッキ


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こちらもイタリアの影響を色濃く受けた料理です。イタリア料理と全く同じニョッキに、エストファードという肉のかたまりをトマトソースで煮込んでものをかけていただきます。
エンパナーダ


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軽食として大人気!肉、ハム、野菜などをパン生地で包み揚げたもので、歩きながら食べるのに適しています。地方によって中の具材も異なるので、ぜひいろいろ試してみてください。
チョリパン


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チョリソーと呼ばれるスパイシーなソーセージをパンに挟んで食べる、シンプルで豪快な料理です。チョリパンの他にも、血のソーセージを挟んだモルシージャや、ステーキをそのままパンに挟んだものなど、様々なサンドイッチがあります。
ロクロ


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アルゼンチンの先住民料理!つぶした白とうもろこしを長時間煮込み、そこに肉や野菜をいれたシチューのような料理です。濃厚でクリーミーな味わいが特徴的です。
ウミータ


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すりつぶしたトウモロコシに、玉ねぎ・トマト・香辛料を加えて、それをこれまたトウモロコシの葉で包み、蒸す、または茹でて仕上げた料理です。アルゼンチンでは日常的に食される人気グルメです。
タジャリン


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タジャリンは、アルゼンチンで最もベーシックなパスタです。普通のスパゲッティよりも少し平たいのが特徴で、レストランや家庭で頻繁に食されます。アルゼンチン人は柔らかく茹でたパスタが好きで、たとえ「アルデンテ」と言ったとしても、やはり柔らかくなるそうです。
トスターダ


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耳なしの薄切りパンを使ったサンドイッチ・ミガを両面焼きにしたホットサンドです。同じ食べ物でも、お店によって大きく味が違うアルゼンチンですが、トスターダは安定しているので、どこのお店で頼んでも安心です。
ロミート


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ロミートはアルゼンチンで大人気のサンドイッチです!牛肉のロモ(柔らかい牛ステーキ)を細長いパンに野菜と一緒に挟んでいただきます。日本ではあまり味わうことができない、アルゼンチンならではの料理です。
プチェロ


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プチェロとは、野菜や肉をたっぷり使ったシチューのような煮込み料理です。アルゼンチンの田舎でよく食べられる、シンプルな伝統料理です。
モルシージャ


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モルシージャとは、牛の血を混ぜた牛肉をソーセージにしたものです。血のソーセージといえば、英国やアイルランドの名物でもありますが、アルゼンチンでもモルシージャは非常に人気がある伝統的な料理です。
モレハ


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モレハは日本語で胸腺を意味し、牛のお乳が退化した喉の当たりから、胸にかけての部位をじっくりとグリルしたものです。実はアルゼンチン人は、臓物などをよく食べるんだそう。ちょっと意外ですね。
プロボレタ


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プロボレタとは、丸いプロヴォローネチーズを焼いた料理で、外はカリカリ!中はトロリとしており絶品です!この料理は、アサドのスターター(最初の料理)として出されることが多く、ぜひとも挑戦したい料理です。
リャマ
アルゼンチンの北西部・ノルム地方では、伝統的にリャマのステーキが愛されています。日本人には馴染みが薄いため、「リャマを食べるなんて可哀想」と思う方もいるかもしれませんが、低脂肪で健康的な食事として、地元の人に愛されています。
ドゥルセデレチェ


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コンデンスミルク、重曹、黒砂糖を煮詰めたクリーミーなソースです。アルゼンチンの人は、このソースをプリンなど様々なスイーツにかけて食べるのだとか。甘いもの好きにはたまりませんね!
アルファホル


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アルゼンチンの人たちの大人気のスイーツといえば、やはりアルファホル!甘いドゥルセデレチェと、これまた甘いミルクジャムをクッキーに挟み食べるデザートで、口の中が甘みでいっぱいになります。
様々な地域の料理が混ざったバラエティーなグルメ
ヨーロッパからの移民、先住民など、様々な民族が混じり合って生まれたアルゼンチン料理。たとえヨーロッパ由来のものであっても、アルゼンチンらしくアレンジしてあったりと、やはりユニークです。
シンプルで豪快な料理や、甘〜いスイーツなど、アルゼンチンに行ったら是が非でも試してみたいグルメがいっぱいですね。皆さんのお気に入りは、見つかりましたか?