セブ島を拠点に離島巡り。地元の人も知らない“パミラカン島“で◯◯◯に出会った
「一度きりの人生、やりたいことをして生きていこう」そう決めて、今私はセブ島留学をしています。
日本にいる頃は留学なんて非日常の世界だなぁなんて思っていたけれど、いざ来てみると留学生活は日常になり、休日に離島に行くことが非日常になってきています。不思議。
フィリピン留学は、門限が決まっているなど厳しい学校からそこまで厳しくない学校まであります。私の通っているNexSeedは、朝から夜まで授業があるわけではなく、放課後や休日は自分の時間を持てるところが魅力の一つでもあります。
休日に離島巡りができているのも、普段は学校でしっかり勉強をしているからこそです。セブ島留学へ来てもうすぐ1ヶ月、今回もまた日帰り離島巡りをしてきました。
地元の人も知らない“パミラカン島”
空港があるマクタン島から有名なボホール島へは、船で2時間向かいます。所要時間は約2時間。そして今まで行った島よりも片道料金がグンッと上がります。片道500ペソ、約1000円です。ちなみに、このチケットはアヤラモールという有名なショッピングセンターで事前にチケットを購入できるので、土日や祝日に島へ行く場合は買っておいた方が良いでしょう。時と場合によりますが、チケット売り場でかなり並ぶこともあるので…。
船は、ボホール島のタグビララン港へ到着。そこからパミラカン島へ向かうには隣町のバクラヨンまでタクシーorバンで向かいます。私が行った時はタクシーがいなかったので、地元の人に400ペソでバクラヨンまで連れて行ってもらいました。(観光客扱いなので、おそらく高い値段設定をされました)
パミラカン島までは、ボート1台1500ペソ(約3000円)でした。数人で行って割り勘するのが一番いい方法でしょう!ただし、このボート乗り場には人が全然いなかったため、私の場合は地元の人に話しかけていたら、たまたま島へ帰る人がいたので一緒に乗せてもらいました。行き方には十分注意した方が良さそうです。
着いた先は……ん??
あまり綺麗じゃない…。
そう、ここパミラカン島はシュノーケリングで有名な島なので、ツアー客は島につくやいなや、ボートに乗ってシュノーケルポイントまで行くのです。
私は、砂浜でただただボーッとしていたい…でも思っているような砂浜がない…。
しかし、そんなこともあろうかと事前にサーチ済み。島を歩いて周れるとネットでは書いてありました。裏まで行くならそんなに時間はかからないだろう、と地元の人に聞いてみると「2時間はかかるよ」と。嘘でしょ…とは思いつつも、時間がたっぷりあったので一か八か歩いてみることに!
そこには、モアナがいた…
地元に人にメインの道を教えてもらい(この道しかない)歩いていると、素敵な景色が。
途中には小学校があり、バスケットコートがいい味を出しています。
道のすぐそばには牛や鶏、羊がいました。動物園で見るよりも近い距離にいることが不思議で、ちょっぴり怖くもありました。
ポツポツと建つ家を見て、日本とは違う建物や暮らしぶりにいろんな感情を抱いて。
そして突然目の前にはヤシの木がズラーッと並んだ開けた土地が。その景色は、涙がこみ上げてくるほど素敵でした。
そしてさらに進んでいくと…
少し先に見える海を目指して歩いていると、目の前に息を飲むほど綺麗なビーチが現れたのです!そして、そこにいたのは「え、モアナ⁉︎」と思うような少女がまさにいたのです。こんなにぞわぞわするような景色を見たのは久しぶりで、この写真を見る度にその時の気持ちが鮮明に蘇ってきます。
そしてモアナだけでなく、そこには表で見た海とは全く違う透き通った青い海に白い砂浜が広がっていました。
地元の子供以外誰もいなくて、まさにシークレットビーチ!地元の人には2時間かかるよと言われていましたが、結局かかった時間は30分〜40分ほどです。
この島に訪れる際は、ぜひ島を少し歩いて綺麗なビーチを探してみてください。
交通手段まとめ
■タクシー: 市内から約150ペソ(約300円)
■船: 片道500ペソ(約1000円)
【ボホール島からパミラカン島まで、船で40分】
■ボート: ボホール島から往復1500ペソ(約3000円)
※帰りの時間を指定すれば、ボホール島まで送り届けてくれます。帰りもお願いするように交渉しましょう
現地でのお昼ご飯は約300ペソです。それ以外に使うお金はほとんどないでしょう。ただ、この島はシュノーケリングができることで知られているので、したい方は別途料金が必要になります。
離島にいく楽しみは海だけではない
all photo by hitomidate島に行くために、毎回深夜2時に起床しているので毎回素晴らしい朝日に出会うことができます。だんだんと色が変わる空を見つめながら、窓の外を見ると日本では見ないような街並みや暮らしぶり。何度も見ているはずなのに毎回、たった一つの地球上でこんなにも違うものなのか?といろいろなカルチャーショックを受けます。
でも、ここにはお金や地位よりも素敵な海・空・朝日・夕日があって、この人たちにとっては当たり前すぎることが日本人にとっては当たり前ではなくて。逆に言えば、便利なものであふれた国で生活していることが当たり前な生活が、フィリピン人にとってはそうではなくて。
正直毎回こういう現実を見ると疲れるけれど、留学に来ていなければ見れなかったと思います。
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