伊計島から久高島へ!直線でつながる琉球の聖なるパワースポット
こんにちは、絶景ハンターのまゆみです。
みなさんは、元気が足りないとき、物事がうまくいかないとき、運気を変えたいとき、何をしますか?神社やお寺、あるいはパワースポットと呼ばれる場所へ足を運ぶ方も多いのではないでしょうか。
八百万の神々が棲む島国・日本には、数え切れないほどのパワースポットが存在しますよね。琉球王国・沖縄にもまた、本土とは少し異なるパワースポット、「御嶽(うたき)」と呼ばれる聖地などがたくさん存在します。
今回は、その中でも知る人ぞ知る琉球のパワースポットをご紹介します。
琉球に息づく聖なる場所・御嶽(うたき)とは

森羅万象、あらゆる自然には神が宿り、八百万の神として畏れ敬う日本の神道。
沖縄、もといかつての琉球王国の人々もまた、古くから琉球神話に基づく自然崇拝かつ祖先を敬う独自の琉球神道を築き、その神々がおわす神聖な場であり、また祭祀を司る場所を「御嶽(うたき)」と呼んで親しんでいます。

御嶽は八重山諸島含め沖縄全土に点在しますが、その最高位とされるのが、沖縄本島南部に位置する「斎場御嶽(せーふぁうたき)」です。
斎場御嶽は、琉球王国開闢(かいびゃく、天地の開け始め、国の始まりの意味)の神アマミキヨによって作られた7つの御嶽のうちの一つで、沖縄最強と誉れ高いパワースポットです。

その斎場御嶽の東の海上に浮かぶのが「神の島」と呼ばれる「久高島(くだかじま)」。理想郷ニライカナイへと続く、琉球はじまりの地として知られる聖なる島です。
今回ご紹介する沖縄のパワースポットは、その久高島とレイライン(パワースポットが一直線上に並んでいること)を結ぶ、知る人ぞ知る場所です。
琉球の神が最初に降臨した地~伊計島の「セーナナー御嶽」

沖縄本島中部、うるま市勝連半島北東部に浮かぶ、人口240人弱の小さな島「伊計島(いけいじま)」。県外の観光客にとってはあまり馴染みがない島かもしれません。
その伊計島南東部に位置するのが、知る人ぞ知るパワースポット、「セーナナー御嶽」です。
海に面した閑静な住宅地の一角にひっそりたたずむ御嶽の入口。
鳥居の先には「金刀比羅大神、恵比須大神、大國大主神」と書かれた祠が祀られ、辺りは鬱蒼と生い茂る森に包まれています。

海へと続く道の途中に置かれているのは、「御先神様御降臨の聖地」と刻まれた石碑。
言い伝えでは、ここは伊計島に人が最初に暮らした聖地であり、また「御先(うさち)」、すなわち神代の昔、神様が降臨した最初の場所とされています。そして一説では、琉球の神はここから久高島に渡ったとも伝えられているのです。

セーナナー御嶽の森に一歩足を踏み入れた瞬間、空気がピンと張り詰めたような、ふしぎな感覚にとらわれます。
そして森を抜けた先にある海岸の一角には、岩にはめ込まれた円い鏡の姿が、ただならぬ存在感で空を見上げています。
ちなみに、御嶽を訪れた際に心地よい気分になれたら神様に受け入れられている証拠、反対に気分が悪くなったら歓迎されていないので立ち去った方がよい、といわれているそうですよ。

セーナナー御嶽の入口へ続く小径には、こんな文字が刻まれていました。人々の厚い信仰心が伺える一コマ。御神域に入るときは、くれぐれも「神の領域に入らせていただくという」という謙虚な心を忘れずに!
・名称:セーナナー御嶽
・住所:沖縄県うるま市与那城伊計
・地図: ・アクセス:那覇市内から車で約1時間20分、路線バスでは約3時間
宮城島のパワースポット「三天御座」と「龍神風道」

伊計島の南に浮かぶ宮城島(みやぎじま)。
この島は近年、この絶景ビューが広がる「果報バンタ(かふうばんた)」で注目を集めています。
果報バンタとは「幸せ岬」を意味する沖縄ことば。このエメラルドグリーンの海の美しさもさることながら、眼下に見える「ぬちの浜」では満月の夜にウミガメが産卵に訪れるそう。この地は「ぬちうなー(命御庭)」と呼ばれています。
これだけでもご利益がありそうですが、実は果報バンタの近くには、さらに2つのパワースポットが存在するのです。

そのひとつが、果報バンタを背にした茂みの一角にある「龍神風道(りゅうじんふうどう)」。
「龍神風道」と刻まれた石碑の背後には、海に向かって茂みが二手に開かれ、海風の通り道となっています。
ぬちうなーは、久高島と伊計島、さらに琉球の神アマミキヨとシルミチューが住んでいたとされる浜比嘉島(はまひがじま)を結ぶ一本のレイライン上に位置しています。それによってより強力な海の神・龍宮神のエネルギーが、この龍神風道を通じてこの地に流れ込むとされています。
心身に健康不安のある方、元気になりたい方、病み上がりの方、新しい何かに挑戦したい方、人生をパワーアップしたい方などにご利益があるそうですよ!

もう一つが「三天御座(ミティンウザ)」。果報バンタを展望する小高い丘「はなり獄(だき)」の一角に存在する、とても小さな鍾乳洞です。
三天御座は、天、地、海(龍宮神)を司る3つの神(三天)が集まる場所とされ、また龍神風道から流れ込む膨大なエネルギーを受け止める受け皿として、ぬちうなーの聖地の中心とみなされています。
企業のトップ、組織のリーダー、物事のまとめ役、あるいは一家の大黒柱、家庭を守る母など、何かの「要」として判断を迫られる重要なポジションにいる方にご利益があるそう。もちろん、それ以外の方も豊かな人生を過ごせるパワーが授かれるそうですよ。

果報バンタの展望台に隣接しているのは、「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」。
ここでは、工場の様子や塩の雪景色を無料ガイド付きで見学できるほか、ぬちまーすの塩を使った食品から化粧品まで幅広い塩製品を取り扱うお土産物ショップ、塩と沖縄の食材にこだわったオリジナルメニューが特徴の海の見えるカフェも楽しめます。
・名称:ぬちまーす観光製塩ファクトリー
・住所:沖縄県うるま市与那城宮城2768
・地図: ・アクセス:那覇市内から車で約1時間10分、バスでは約3時間
・営業時間:9:00~17:30
・年中無休
・電話番号:098-923-0390
・入場無料
・公式サイトURL:https://nuchima-su.business.site/
神々が暮らし、子宝を授かる島・浜比嘉島

沖縄本島と平安座島(へんざじま)をつなぐ海中道路から浜比嘉大橋を渡ってすぐ、宮城島の南方に位置する「浜比嘉島」。
この島もまた、琉球の神アマミキヨとその夫シルミチューが暮らし、子を設けたと伝えられる神の島で、久高島につながるレイライン上に位置しているパワースポットです。

この島にも数々の聖地が存在しますが、中でも注目は島南部に位置する「シルミチュー霊場」。アマミキヨとシルミチューが暮らしたと伝わる、鍾乳石を祀ったガマ(洞窟)があり、子宝に恵まれるご利益があるとして人気のスポットです。
このほか、海の時化(しけ)を祈願する「シヌグ祭」が開催される「東の御嶽(あがりのうたき)」や二神のお墓とされる「阿摩美久(アマミチュー)の墓」などもあります。
・名称:浜比嘉島
・住所:沖縄県うるま市勝連浜
・地図: ・アクセス:那覇市から車で約1時間10分、バス利用で約2時間
琉球最大の聖なる地・久高島

前述のとおり、琉球の国造りの舞台となった、神の島「久高島」。沖縄本島南東部、知念岬の東の海上約5.3キロメートルに浮かぶ、人口230人余りの小さな島です。
久高島は琉球の神々が棲む理想郷ニライカナイへつながる聖地として崇拝され、琉球王朝時代は国王が最高位の女性神官(祝女あるいはノロという)・聞得大君(きこえおおぎみ)を伴い、わざわざ久高島へ渡って礼拝を欠かさなかったといわれるほど神聖な場所なのです。
島中央部の西側に位置する「フボー御嶽」は今でも島随一の聖域として、ノロの女性だけが入ることを許される、男子禁制かつ一般立入禁止区域に指定されています。

フボー御嶽以外にも、アマミキヨが降臨した聖なる場所とされる「ハビャーン(カベール岬)」や五穀発祥伝説の残る「イシキ浜」、12年に一度の秘祭「イザイホー」が行われる祭祀場など、島にはたくさんの聖地が存在します。
もはや島そのものがパワースポットと言っても過言ではありません。ぜひ、ニライカナイからもたらされるエネルギーをおすそ分けしてもらいましょう。
久高島では草木小石一つ持ち帰ってはならないというルールがあります。立入禁止区域以外に遊泳禁止のビーチもあるため、訪れる際にはくれぐれもルールを守り、神様やその土地で暮らす方々へ敬意を払ってそのパワーにあやからせていただきましょう。
・名称:久高島
・住所:沖縄県南城市知念久高
・地図: ・アクセス:那覇市中心から車で安座間港フェリー・高速船のりばまで約50分。安座真港-徳仁港(久高島)まで高速船で約15分、フェリーで約25分
・久高島公式サイトURL:https://kudaka-island.com/
・久高海運公式サイトURL:https://kudakakaiun.jimdo.com/
浜比嘉島で名物もずく天ぷらを味わおう!

最後に、せっかく浜比嘉島まで訪れたならぜひ味わってほしいのが、特産のもずく!浜比嘉島産のもずくは、太くてモキュモキュとした強い弾力、磯の香りと旨みが凝縮した味わいが特徴です。
訪れたのは、浜比嘉島北西部にある漁港の前で飲食店を営む「丸吉商店」。絶品もずく天ぷらやもずくコロッケが評判の地元の名店です。
画像は、当店自慢の「かにもずく天ぷら」。かに半身一個のインパクトとこのボリュームでなんと400円(税込)。
揚げたてをその場でいただけて、味は言うまでもありません。

こちらも人気のもずくコロッケ。このボリュームでお値段1個130円(税込)。
もずくのほどよい塩っ気と磯の香りが熱々ホクホクのじゃがいもと合わさって、そのままでも十分おいしいのですが、ウスターソースや七味をつけて味にアクセントを付けても箸が進むひと品です。
そのほか、もずく餃子やもずく酢、もずくサラダ、イカや魚の天ぷら、ソーメンチャンプルから魚バター定食まで、沖縄ならではのローカルメニューが豊富に揃っています。
潮風を感じながら、絶品ご当地グルメに舌鼓を打ってみてはいかがですか?
・名称:丸吉商店
・住所:沖縄県うるま市勝連浜72-2
・地図: ・アクセス:那覇市から車で約1時間10分、バス利用で約2時間
・営業時間:9:00~18:00
・年中無休
・電話番号:098-977-7905
・持ち帰りOK
・公式食べログURL:https://tabelog.com/okinawa/A4703/A470302/47010097/
琉球のパワースポットで運気をアップしよう!

沖縄にはまだまだたくさんのパワースポットがあります。
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