「珍しい動物や植物を見てみたい!」という目的で、「」を訪れる人も多いのではないでしょうか。

そんな願いが叶えられそうな、中部地方にある6つの「」を紹介します。希少な動物やその土地ならではの美しい自然に想いを馳せてみてください。

1.登山者を魅了するライチョウや渓谷美「中部山岳国立公園」(

北アルプス一帯を占め、槍ヶ岳で有名な穂高連峰、白馬岳を有する後立山連峰など、標高3000m級の山々で構成される「中部山岳国立公園(ちゅうぶさんがく・こくりつこうえん)」。、岐阜県の4県に広がり、さらにその歴史は古く、1934年に認定された最初の国立公園のひとつです。

絶滅が危惧されているニホンライチョウやタカネヒカゲなど、主に高山帯に生息する動物が観察できるのも特徴的。ハイキングやお散歩がてら、双眼鏡を持って観察を楽しむのもおすすめです。

2.豪雪エリアならではの厳しさと美しさ「妙高戸隠連山国立公園」(

新潟県と長野県にかけて広がる「妙高戸隠連山国立公園(みょうこうとがくしれんざん・こくりつこうえん)」は、2015年に誕生したばかりの国立公園です。日本百名山に選定された妙高山や高妻山などの名峰を有しており、スキー場やハイキングスポットとして親しまれています。

火打山周辺ではライチョウが観察できるのが特徴的ですが、標高が高いところに生息しているため、気候の変化の影響を受けやすく、絶滅が危惧されています。運が良ければ観察できるかもしれません。

3.山岳信仰と大自然を感じる霊峰白山「白山国立公園」(

ツキノワグマ、イヌワシ、ニホンカモシカなど、大型野生鳥獣が多数生息する地として知られる「白山国立公園(はくさんこくりつこうえん)」。、岐阜県の広大な区域に広がり、250種類以上の高山植物や自然林が消えずに広がってることから、生物圏保存地域(ユネスコエコパーク)にも指定されています。

冬になると雪に見舞われることが多くなりますが、この雪化粧こそが同国立公園の魅力です。暖かい春になっても残っていますので、ぽかぽか陽気の中、白い景色を目にしながら歩くのも一興でしょう。

4.2万年前の氷河の記憶が刻まれた「南アルプス国立公園」(

夏は雨が多く、冬は雪が少ない「南アルプス国立公園(みなみあるぷす・こくりつこうえん)」。、静岡県の3県に広がる高山帯には、2万年前に造られたとされる氷河地形が現存しているそうです。さらに大量の雨によって自然にできたV字谷が数多く見られ、他の国立公園とは一風違った景観が楽しめます。

いざ周辺を歩いてみると、哺乳類や鳥類などが数多く生息しており、ホンドオコジョ、ホンドギツネ、ニホンザルから、国指定の特別天然記念物であるライチョウまで観察できます。

5.伊勢神宮や里山里海カルチャーに触れる「伊勢志摩国立公園」(

ほかの国立公園に比べて、私有地率の割合が96%以上と非常に高い、三重県の「伊勢志摩国立公園(いせしま・こくりつこうえん)」。

国立公園内には居住人も多く、海女の暮らしなどその土地ならではの生活、歴史、風習に深く触れることができます。自然だけではなく、人との関わりも感じられるのは、この伊勢志摩地域ならでは。

磯の観察をするならば、熊野灘沿岸に行ってみましょう。干潮時には、イソギンチャクやエビなどの仲間が見られます。また、砂浜海岸にはアカウミガメが上陸しているため、産卵シーンも観察できます。

6.多くの動物たちが生息する「吉野熊野国立公園」(

紀伊山地の霊場と参詣道が世界文化遺産に、南紀熊野地域が日本ジオパークに認定されている「吉野熊野国立公園(よしのくまの・こくりつこうえん)」。その指定区域は、、和歌山県の3県に広がっています。

山岳、河川、海と変化に富んだ景観を楽しめるだけでなく、日本で生息する哺乳類のほとんどを見ることができるという絶好の動物観察スポットです。

また、サンゴや熱帯魚が生息している紀伊半島沿岸は、ダイビングやシュノーケリングが楽しめるため、ダイバーも数多く訪れています。

もっと見る