ここでしか体験できない、特別な北海道。「星野リゾート トマム」で過ごす2日間
雄大な景色や、動物とのふれあい、特産品をふんだんに使った料理など。「北海道の旅」と聞くと、そんな特別感のある体験を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

そのすべてを叶えてくれる場所が、「星野リゾート トマム」です。
滞在型リゾート施設として、居心地の良い客室はもちろん。その土地ならではの創作料理を提供するレストランや、牛・羊が放牧されているファームエリアなど、充実した旅時間を過ごすための工夫がたくさん用意されています。

中でも、この場所の目玉となるのが「雲海」。発生率40%を誇る幻想的な景色を、より堪能してもらうために、雲海テラスでは多彩な取り組みを用意しています。
今回は、2021年8月にリニューアルオープンした雲海テラスを含め、「星野リゾート トマム」で過ごす2日間をご紹介。
館内にいながら、北海道の魅力をぎゅっと満喫できる、大人に嬉しいアクティブリゾート旅が実現できます。
自然に囲まれたリゾート「星野リゾート トマム」へ

新千歳空港より電車で約90分。北海道のほぼ中心にある「トマム駅」より、バスで5分ほどの場所に位置するのが、「星野リゾート トマム」です。

遠くから見てもすぐにわかる、4本のタワーが目印。
敷地内はなんと1000ヘクタールもの広大な土地が広がり、雄大なファームエリアや種類豊富なレストランなど、数日間の滞在ではまわりきれないほどのアクティビティやお店が揃っています。

ホテル内にいるだけでも、十分すぎるほどアクティビティや食事が楽しめるので、「観光とリラックスと、どちらも満喫したい」という方にぴったり。
まるで大きな村に遊びに来たような雰囲気に、わくわくしながら客室に向かいます。
客室は全室スイートルーム!ワーケーションもできる「リゾナーレトマム」

「星野リゾート トマム」には、「リゾナーレトマム」と「トマム ザ・タワー」という2種類のホテルがあります。
「リゾナーレトマム」は、全室スイートルームのラグジュアリーな空間。「トマム ザ・タワー」は、レストランや観光スポットに近い位置にある、カジュアルかつアクティブに過ごせる空間です。
2つの客室タイプがあることで、それぞれのスタイルに合った旅を叶えられることが、嬉しいポイント。
今回は「リゾナーレトマム」を案内していただきました。

紹介するお部屋は「デザインスイートツインルーム」。リビングルームや寝室など、100平米以上の広い空間を贅沢に使った客室です。
窓の外を見ると、トマムの美しい自然が目の前に。

大パノラマを堪能できる展望ジェットバスは、どのお部屋にも完備。室内にはプライベートサウナもあり、部屋にいるだけで「ととのう」ことができます。

まるで高級マンションの一室のような贅沢な空間と、目の前に広がる美しい眺望に、時間を忘れてリラックス。

また、ワーケーションを希望される方には嬉しいワークスペースも完備。その名も「絶景オフィス」。

リゾナーレトマムの30階に位置し、トマムの雄大な景色を眺めながら仕事をすることができます。

この場所は宿泊者であれば24時間使用可能。Wi-Fiやコンセントはもちろん、個室まで用意されているため、会議がある仕事をされる方も安心(※個室は要予約となります)。

仕事も観光も欲張れるのは、滞在型リゾート施設の特権。
最高のコンディションで雲海を見るために、長期の滞在をする方にもおすすめです。
雄大なファームエリアで動物たちと過ごす、癒しの時間
お部屋を一通り堪能した後は、施設内のアクティビティへ。
まずは、ここ「星野リゾート トマム」内の人気スポットである、ファームエリアへ向かいます。

牛や馬、羊たちが自由に遊んでいる、広大な牧場。歩いて巡るのは少し大変なので、こちらの「モーモーカート」に乗って、移動します。

運転免許が必要ですが、ハンドルとアクセルとブレーキというシンプルなつくりになっているので、ペーパードライバーの方も安心して運転可能。

かわいいモーモーカートに乗ってファーム内を走る体験は、まるでゲームの中の世界に入り込んだような、おもしろさとスリルを味わえます。

ファームエリア内には、牛やヤギなど、さまざまな動物が放牧されています。黒と白の柄が特徴的な乳牛は、北海道の景色との相性が抜群。

ファーム内をしばらく走って到着した場所は「羊とお昼寝ハンモック」。ここではかわいい羊を眺めながら、ハンモックでリラックスすることができます。

大きな楓の木を囲むように設置されたハンモックに横たわると、羊と同じ高さの目線に。
自由に遊ぶ羊を横目にハンモックに揺られていると、ついつい眠くなってしまう瞬間も。

かわいい羊の姿と心地よい風に癒される、リラックス時間を過ごせます。
カラフルな見た目に釘付け!「ポテサラジェラートフェス」で軽食タイム
アクティビティでしっかり遊んだ後は、「お腹がすいた」なんてことも。そんな時に食べてほしいのが、現在期間限定で実施されている「ポテサラジェラートフェス」です。

一見アイスに見えるこちらの商品ですが、実は濃厚なポテトサラダ。
この「ポテサラジェラートフェス」では、6種類のじゃがいもとさまざまな食材を組み合わせた100種類ものポテサラジェラートを楽しむことができます。

ずらっと並んだポテサラジェラートは、ピンクや黄色・紫など、彩り豊かな見た目も魅力的。
サーモンいくらや山わさびなど「ごはん系」はもちろん「ハスカップジャム」や「きなこ」などお菓子系もあるので、デザート感覚で食べられます。

さらに、お酒が好きな方におすすめするのが、日本酒やワインとのマリアージュ。
ポテサラジェラートをさらに美味しく食べるための、マリアージュのメニューを提供しています。お酒と掛け合わせることで、ポテサラが大人の食べ物に進化。
夕食後のおつまみとしても、ぴったりです。

また、グルメ好きな方にぜひ食べていただきたいのが「究極のポテサラジェラートセット」。
生産量が北海道全体の1%にも満たない貴重な品種「今金男しゃく」と「カニ」の組み合わせなど、希少品種のじゃがいもと北海道を代表する高級食材を使ったポテサラです。

見た目も美しく、こんなに贅沢なポテサラを食べたことがある方はいるのでしょうか…?
まさにこの場所でしか食べられない、特別な体験です。
北海道のナチュラルワインを味わえる、TOMAMU Wine House

日照時間が長く、降水量が少ない夏の北海道は、実はワインの生産地としても盛んな場所。
TOMAMU Wine Houseでは、そんな北海道の気候を活かして作られたナチュラルワインを多数取り揃えています。

このお店のポイントは、30mlという少量からワインをいただくことができること。
少量であるため、気軽にさまざまな種類のワインを試すことができ、自分のお気に入りを見つけることができます。
化学物質を極力使わず、自然の力で作られているワインだからこそ、その特徴が色濃く出るナチュラルワイン。
あまり流通していないワインに出会えることもあるので、お酒好きな方はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ワインと一緒に、ファーム星野で生産するチーズをいただくことも。
この日いただいたリコッタがあまりにも美味しくて、しばらく余韻に浸るほどでした。
夜は動物たちと一緒に楽しむイベントへ「動物おばけハロウィン」

取材に訪れたのは10月。10月のイベントといえば、ハロウィンですよね。
ここ「星野リゾート トマム」でも、10月限定のハロウィンイベントが実施されていました。
その名も「動物おばけハロウィン」。なんと、ファームエリアの動物たちが仮装して、私たちを出迎えてくれます。

会場は、先ほど紹介したファームエリア。日が落ちかけた会場は少し雰囲気が違っており、到着すると本当に仮装したヤギやポニーに出会えました。
何とも言えない表情がかわいいですね。

このイベントは「動物と一緒に仮装する」がテーマであるため、私たちも仮装しちゃいます。
耳が付いたマントやアイマスクを装着し、動物たちと記念撮影をしてみましょう!

仮装した動物たちに「トリックオアトリート」と声をかけると、かわいいクッキーをもらえました。

仮装した動物たちと触れ合った後は、ハロウィンイベントのメイン会場へ。
トマム牛乳のホットミルクをMilk Standで受け取り、キャンプファイヤーを囲みます。
今日一日の思い出や明日の予定を語り合い、少し冷える10月のトワライトタイムを満喫。

そうこうしているうちに、フィナーレの打ち上げ花火が始まりました。

北海道の広い夜空に描かれる花火はとても美しく、1日の思い出に花を添えてくれます。
北海道の美食をじっくり味わう、こだわりのイタリアンフルコースディナー

星野リゾート トマム内には、北海道ならではのこだわりメニューを提供するお店がたくさん。
中でも特別なメニューを味わいたい方にぴったりなレストランが「OTTO SETTE TOMAMU(オットセッテ トマム)」。
北海道の食材をふんだんに使用した、イタリアンのフルコースをいただけます。

殻ごと焼き上げたカニを乗せたパスタや、柔らかくローストしたフィレ肉など、見た目も味も素晴らしいメニューの数々。

中でも印象的だったのが、エゾ鹿肉のサルシッチャ。
北海道ならではの狩猟方法にこだわった新鮮な状態の鹿肉を使っているため、まったく癖がなく、「ジビエが苦手」という方でも美味しく食べられるはず。

コース料理1品ずつにワインのペアリングも用意されており、料理とお酒のコラボレーションを味わうことも。
お酒が苦手な方のために、ノンアルコールのペアリングも用意されており、そちらもさまざまな味の変化を堪能できます。

お楽しみのデザートは、「トマムヨーグルトと秋の果実」。まるでお花のような綺麗な盛り付けに心が躍ります。

星野リゾート トマムのファームエリアでとれた牛乳を使ったヨーグルトが濃厚で、秋の果実として使われているシャインマスカットとの相性が抜群。
コンセプトである「美食のカレンダー」を体現した、特別な旅の思い出を残せるお店です。
発生確率40%以上!幻想的な雲海と圧巻の景色に出会える、雲海テラスへ

多彩な魅力を持つ「星野リゾート トマム」ですが、その中でも目玉となるのが「雲海」。
かねてよりこの地域に出現することが多い雲海を、「より多くの方に見てもらいたい」とスタッフの方が考えたことをきっかけにできた「雲海テラス」では、日々表情を変える雲海を目にすることができます。

朝の出現率が高いということで、この日は朝4時頃に出発。シーズンによってリフトの運行時間が変わるので、行く前に注意して確認することをおすすめします。

雲海の発生確率は40%。果たして雲海は見られるのか、ドキドキしながらリフトに搭乗。このリフトで、1,088mもの高さまで登っていきます。
リフトの中には、雲柄・牛柄などかわいい柄もあるので、ぜひ見つけてみてくださいね。

ここ雲海テラスでは、雲海を見るためにさまざまなビューポイントを用意されており、雲海が織りなす絶景を、何倍も楽しむことが可能。
特におすすめな場所が、「Cloud Bar(クラウドバー)」。地上約3mもの高さを誇る、バーカウンターをイメージしたスポットです。

「Cloud Bar」のシルエットと、徐々に色づく空の組み合わせが美しく、幻想的な光景に。

この日の天気は「晴れ」。後は雲海さえ出てくれたら完璧…と思っていたのですが、残念ながら空がきれいに晴れてしまい、雲がまったくない状態に。
雲海チャレンジは失敗となってしまいました。
「晴れればいいわけではない」という、自然の難しさを痛感します…。

とはいえ、雲海テラスから見る日の出は、圧巻の光景。
日々の生活で、こんなに早起きをして日の出を見ることはほとんどないので、特別な体験になりました。

雲の形をした「Cloud Pool(クラウドプール)」や雲の上を歩いているような「Cloud Walk(クラウドウォーク)」など、写真スポットもたくさん。
雲海が出ていなくても、朝日に照らされた星野リゾート トマムを一望することができ、その美しさと壮大さに感動しました。
といっても、やっぱり雲海は見てみたい。いつの日か「また来よう」とリベンジを心に決めました。
雲と空をモチーフに、かわいいメニューが目白押しの「雲Cafe」

雲海テラスのもう1つの楽しみ方は、カフェ。併設されている「雲Cafe」では、雲海をイメージした、オリジナルメニューをいただけます。

雲に見立てた「わたあめ」を乗せた雲海ソーダや、レモンとバニラの雲マカロン、バタフライピーティーのブルーが美しい雲海オレなど、可愛くて美味しいメニューがずらり。

中でもぜひ食べていただきたいのが、雲ソフト。特別な機械を使い、空気の調整をしていることで、雲の形を保つことに成功したとのことです。
空に映える雲ソフトを持ちながら、雲海と記念写真にチャレンジしてみてくださいね。
森のレストランでいただく、贅沢なビュッフェモーニング

雲海テラスを満喫した後は、美味しいあさごはんの時間。
朝食会場に選んだ場所は、森のレストラン「ニニヌプリ」。北海道の幸をたっぷりいただける、ビュッフェ形式の朝食です。

魅力的なメニューはたくさんありますが、特に食べてほしいのが「なまら海鮮丼」。

サーモンやいくらなど、海の幸を自分で乗せてオリジナルの海鮮丼を作れます。無制限で乗せることができるので、ついつい食べ過ぎてしまうことも…!

デザートには、卵液にトマム牛乳を使った、濃厚なフレンチトーストをどうぞ。
焼き立てのフレンチトーストとクリームとの相性が抜群に良く、絶対に食べるべき一品です。
自分だけのお気に入りスポットを探して、歩いてみよう

楽しい時間はあっという間。朝食を食べた後は、チェックアウトまで施設内を観光。
広い施設の中にはさまざまな見どころがあり、旅のスタイルや好みに合わせて柔軟にチョイスできるところが嬉しいポイントです。

建築好きな方にぜひ行ってみていただきたい場所が「水の教会」。
建築家 安藤忠雄さんが手掛けた教会建築であり、「自然との共生」をテーマに作られています。

深い森の中にひっそりと、水のほとりに浮かぶように建てられた教会。自然の音しかしない、重厚な空気感が漂う建物内は、神聖な場所そのもの。

一般には夜の見学のみであり、結婚式場として使われている場所です。

現在は、夜間に時間限定で一般公開されているようなので、事前にスケジュールをチェックしておくことをおすすめします。

また、施設内にある自然のスポットを巡るだけでも、旅をしている気分に。
ファームエリア近くにある白樺の林は、北海道ならではの光景。10月上旬ということで、少し色づいていました。

牛柄のベンチや何気ない林道など、他にも見どころはたくさん。ぜひ自分だけのお気に入りスポットを探してみてくださいね。
施設内で北海道旅を満喫できる、星野リゾート トマムで過ごす大人の休日

「絶景」「食」「ホテル」など、旅をするとなると、どうしても欲張りになってしまいがちな私たち。
しかしそうなると、せっかくリフレッシュにでかけたのに、どこか疲れてしまう結果になってしまいませんか?

「星野リゾート トマム」には、雲海や広大なファームエリアなど、「この場所でしか出会えない景色」や地産地消の美食、眺望を堪能する客室など、旅の魅力がたくさん。

施設にいながら北海道旅を楽しめる、最高のプランを過ごすことができます。

また、今回の取材では、星野リゾート トマムで過ごした後、同じ星野リゾートの「OMO7旭川 by 星野リゾート」へ宿泊しました。
トマムと旭川は車で2時間ほどの距離であり、道中には美瑛や富良野など、北海道の観光スポットも多数。

北海道の絶景スポットや旭川までしっかり巡ってみたい方は、ぜひ次の記事も参考にしてくださいね。
・名称:星野リゾート トマム
・住所:〒079-2204 北海道勇払郡占冠村中トマム
・地図: ・アクセス:トマム駅より送迎バスで約5分~10分
・注意点:仕入状況により、料理の産地やメニューが変更になる場合あります。
・公式サイトURL:https://www.snowtomamu.jp/summer/
All photos by Yuri