マカオの5つ星ホテルに潜入し、仕事そっちのけで美食を食べて起きた悲劇とは
こんにちは!TABIPPOライターの喜多です。食べることが大好きで、楽しそうなことには何でも挑戦したい欲望に正直なマイペース系女子です!将来はスナフキンのように自由に世界を放浪したいと思っています。
そんなどこにでもいるごく普通の私が、今回マカオにある豪華5つ星リゾート「ギャラクシー・マカオ」に仕事で2泊3日宿泊し、最高に贅沢な夏休みを過ごしてきたのでその全貌をお届けします!
マカオの統合型リゾート「ギャラクシー・マカオ」とは?
2011年5月にマカオ初の本格的なラグジュアリーリゾート施設としてコタイ市にオープンした「ギャラクシー・マカオ」。110万㎡と東京ドーム約23個分の敷地に恵まれた超巨大リゾートとして、マカオの中心地に君臨しています。
当初行われた第一期工事ではマカオで初となる日系高級ホテル「ホテル・オークラ・マカオ」、数々の受賞歴を誇る「ギャラクシー・ホテル」、複数のヴィラとスパが充実した「バンヤン・ツリー・マカオ」とカジノ、波のプールが建設されました。
そして2015年の第二期工事では全室スイートルームの5つ星ホテル「ザ・リッツ・カールトン・マカオ」とアジア最大規模の「JWマリオット・マカオ」、マカオ一大きな映画館を有した「ブロードウェイ・ホテル」が新たに仲間に加わり、マカオ至上最高のリゾート施設として新時代の幕開けを迎えました!
いかがですか?もはやリゾートの枠を飛び越え、一つの都市のようですよね。
今回私が宿泊したのが写真左にそびえ立っている「ホテル・オークラ・マカオ」です。夜になっても窓から外を眺めると黄金の輝きが目の前に広がり、まるで自分が大富豪のお嬢様になったかのようでとてもワクワクしたのを覚えています!
アクセス抜群◎フェリーに乗って香港からマカオへ!
休暇がとりづらい方にとって渡航時間が短いグアムや台湾はとても人気ですが、なんと日本から香港も飛行機で3時間ほどで行けてしまいます!そして香港空港からフェリー乗り場まで移動し、噴射飛航(ターボジェット)に乗船して1時間ほどでマカオに到着します。
ところで、「マカオ」って一体どこ?中国?と思っている方、意外と多いのではないでしょうか?筆者もてっきり中国の一部だと思っていたのですが、どうやらマカオは2016年現在ではまだ完全に中国の都市ではなく、「特別行政区」と位置づけられた立派な国なんだそうです!
これが、新時代の幕開けを迎えたギャラクシー・マカオだ!
マカオ=カジノの時代はとうの昔のこと。ギャラクシー・マカオにはワールドクラスの豪華ホテルが6つと、世界最長575mの流れるプールを含むリゾート施設、スパ、レストラン、ショッピング街、バー、ウェディング施設が用意されています。
それでは、今回特におすすめしたい4つのホテルをご紹介します!
「全室スイートルームで贅沢なひとときを」ザ・リッツ・カールトン・マカオ
館内を占めるほとんどが大理石で覆われており、高級感はリゾート内で間違いなく1位!また、リッツ・カールトンが全室スイートルームのホテルを提供したのはここギャラクシー・マカオが初の試みというのだから驚きです。
ベッドはキングサイズで室内の広さは85㎡と窮屈のない優雅な動線を描くことができ、内装も全てが大理石です!気になる費用は一泊約10万円!これでプールも入り放題とあれば高い買い物ではないのではないでしょうか?
賢く泊まりたい女性のみなさん。財力を持った素敵な旦那さんを見つけて家族旅行で来ましょう!筆者もがんばります!
「日系ホテル自慢の丁寧なおもてなし」ホテル・オークラ・マカオ
ホテル・オークラ・マカオのプレミアムスイートルームは驚愕の200㎡!企業の社長などを対象に、お抱えのシェフが料理できるよう広いキチネットや会議用の空間が設置されています。
そして室内の4倍の広さにあたる800㎡の空中ガーデンも併設されています!川の向こうに位置する中国本土が見えたりと開放的な眺めを堪能することができます。
一泊の費用は税込み60万円ほどです。6人で予約すれば一人当たり10万円で泊まることができますね!将来大物になりたい大学生は卒業旅行で絶対泊まっておくべきです!次泊まるときは社長として、なんてモチベーションをあげるのに最適です。
さて、2つのホテルの最高級ルームを紹介してきましたが、一般の室内も見てみたい!とウズウズしてきた方も少なくないはず。私が今回宿泊した部屋がこちらです!
え?ゴージャスすぎません?スイートルームにも負けず劣らず、暖色に包まれ身も心も大満足な室内でした!
備え付けのデスクで真剣に仕事に取り組むこともできますし、私のように浮かれてベッドの上でリラックスしながら仕事をすることも可能です。
ふざけてません、いたって真面目ですよ?本当にいい仕事をしていると思います。関係者の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
そして透け透けなシャワールームの横には丸裸のバスタブ、しかもテレビ付きです!日系ホテルといえども、内装は完全に外国のエレガンスな造りになっています。水回りが綺麗なのはうれしいですね。
恋人と泊まれば「キャッ」と思わず声を発してしまう映画のワンシーンが撮れそうです。
女性にとって宿泊先のアメニティが不足していないかは重要なチェック項目ですよね。とくに普段使い慣れないシャンプーやリンスは髪がパサパサになることから自身で持っていく方も多いのでは?
そんな女性特有の悩みも心配ご無用!筆者も不安で旅行用を持参していきましたが、逆にホテルの品が一流すぎて持参したシャンプーは一度も登場しませんでした! 詳細はホテルのアメニティ一覧で確認してみてくださいね。
「キッズクラブ完備でファミリーも安心」JWマリオット・マカオ
怪獣のようにはしゃぎ回る子供を四六時中連れて歩くのは疲れてしまいませんか?しかも大人が見て楽しいものと子供の感性は違うもの。そんな忙しいママにおすすめなのがこのキッズ・クラブです!
遊べる条件は大人が付き添うことですが、飽きることのない遊びと教育をミックスした仕掛けの数々にきっと子供たちは夢中になるでしょう。その間にママはゆっくり充電してくださいね。
対象は3歳から17歳と、幅広い年齢層に対応しているのも魅力的です。
また、キッズ・クラブ内では子供の整髪をすることも可能です。椅子がパトカーとおしゃれなデザインになっているので、ヒーローに憧れる坊主の息子さんがいらっしゃる方は事前に髪をのばしていくことをおすすめします!
「プライベートプールとスパで上質な癒し空間を」バンヤン・ツリー・マカオ
全室スイートルームのバンヤン・ツリー・マカオ宿泊者には室内で受けられるスパや、アフタヌーンティーとリムジンの送迎サービスが無料でついてきます。
ご覧の通り全室にプライベートプールが設置されており、ロマンチックな旅行にしたいカップルやSNSで友達に自慢したい女子旅に絶好の空間です。一泊あたり12万円になります。
ギャラクシー・マカオはロビーなど、どこを歩いてもいい匂いがしてそこがまた幸福感を高めてくれるのですが、曜日によって空調から流すお香の匂いが違うんだそうです!泊まった日の匂いがどの香りか知っておくと、旅の思い出がぐっと深まりますね。
いかがでしたか?ホテルの紹介だけでお腹いっぱいにならないでくださいね!次はギャラクシー・マカオで楽しめるポイントをご紹介していきます。
超豪華5つ星ホテルのアフタヌーンティーで、贅沢な女子会を♡
リッツ・カールトン51階に位置するバー&ラウンジでは、高層階からの素晴らしい眺望を楽しみながらアフタヌーンティーを堪能することができます。
美味しいものに目がない筆者は仕事のレポートと称し、写真にある8割のスイーツを食べ尽しました!
マカオで有名なパッション・フルーツを使用した、見た目とは裏腹にさっぱりとした柑橘系のスイーツ。一見チーズケーキのようですが、その意外性と質のよさに手がとまりません。女子旅で来たら盛り上がること間違いなしです!
世界最長の流れるプールで思いっきりはしゃごう
7万5千㎡と東京ドーム約2個分の広さを誇るグランド・リゾート・デッキでは、世界最長575mの流れるプール、マカオ初で高さ9mのウォータースライダーが3本、白い砂浜が眩しい波のプールとバリエーション豊富なプールを楽しむことができます。
なかでも世界一の流れるプールの仕掛けはポルトガルのアゲダで有名なアンブレラを彷彿とさせ、ほかにも洞窟や滝、水かけ噴射やさまざまな猛攻撃があり大人でもはしゃいでしまいます!
各ホテルにプライベートプールがあり、こちらの写真はバンヤンツリー・マカオのヴィラが備え付けられている宿泊者のプールです。以前は外部の宿泊者は利用できないようになっていましたが、料金制でほかの宿泊者も利用できるようになりました。
流れるプールでお気づきの方もいたかと思いますが、時間制で出現する人魚もギャラクシー・マカオのパフォーマーの一人。プールにも水兵の格好をした足の長いパフォーマーが歩いているので、一緒に写真を撮ってもらいましょう!
カジノ以外にも楽しめるエンターテイメントが続々!
ブロードウェイ劇場には3000席が収容されており、さまざまなショーやミュージカルを鑑賞することができます。早着替えやダンス、観客を巻き込むチャーミングでクスっと笑えるコミカルなショーなどテイストが変わっていき、飽きのこない仕様になっています。
光のレーザーショーはまさにギャラクシー・マカオにふさわしい幻想的な空間を演出してくれ、プロが織りなす光の屈折に思わず心を奪われてしまいました!一瞬たりとも目を離すことができません。
ブロードウェイ・マカオにはホテルを出なくともマカオのローカルフードが楽しめる屋台街が広がっており、3Dアートが地面に描かれていたりもします!リゾート感漂う休憩用の椅子も完備で、筆者も喜んで座ってしまいました!女子ならつい座りたくなっちゃいますよね?
筆者の満面の笑みで、ブロードウェイ・マカオがいかに楽しいか伝わったと思います!
日頃の疲れを癒したいあなたに、ラグジュアリーなスパをご案内
バンヤンツリー・マカオ内にあるバンヤンツリー・スパは、約2年タイで修行をしたセラピストたちが集う上質な癒し空間です。5、6年経験を積んだトレーナーがセラピストを育てていくため、担当が誰であってもクオリティにムラのないサービスが受けられるので安心です。
1人部屋はセパレート式で2人部屋も完備。一人あたり約4万5千円で利用が可能です!恋人同士や友達同士で楽しみたい、女性にとって最高の贅沢ですね。
ランプの陶器はスパで購入することもできるので、お土産にもおすすめです。
充実のレストラン街で頂く、各国の料理にニヤニヤがとまらない♡
ミシュランガイド香港・マカオ2016の推奨レストランにもなったマカオとポルトガルの料理文化をかけ算した「Gosto(ガスト)」 で筆者はディナーを頂きました!
マカオでは海鮮、とくにエビを主体とした料理が多く、大きくぷりぷりとした実に口元が緩みっぱなしでした!下の写真の揚げ物も中身はエビとカニのすり身です。
エビアレルギーの方はほかの料理も引けを取らず絶品なので安心してください。もし食べきれなくても、持ち帰り用として包んでくれる親切なサービス付きです!
ほかにも食べることが大好きな筆者にとって得でしかない美食が次々と現れ、つい仕事を忘れて食べることに集中してしまいました!あれ?マカオ行く前に絶対痩せる!とがんばっていたはずなのに…美味しい料理にはかないませんね。
ポルトガルのプリンもしっかり頂きました。日本のプリンに比べてしっかり噛みごたえがあり、濃すぎない上品な味でした。
旅の醍醐味に美味しい料理は欠かせません。仕事を忘れ至福のひとときを噛み締めながら食べて食べて食べた結果…
肥えました。あの、すみません、見事に幸せに肥えました。(そこ、元々とか言わない!)週末限定でダンスを披露してくれるスタイル抜群なダンサーに囲まれ、絶品料理の偉大なるパワーを発揮した筆者の幸せボディを見せつけてきました!
悲劇なんかじゃないもん!絶品料理の美味しさと至福の効果を体を張って証明してきただけなんだから!
翌日も、筆者は懲りることなくギャラクシー・マカオの絶品料理を食べ尽しました。
各国の料理を楽しめるフェスティバ・ブッフェは現地の日帰り旅行者にも大人気!日本食が恋しくなったときでも、フェスティバに行けばお寿司やお蕎麦を味わうことができますよ。
リッツ・カールトンの51階にある中国料理「Lai Heen(ライヒーン)」では、リッツ・カールトン香港でミシュラン2つ星を獲得したシェフのビル・フー氏が繊細かつ芸術的な料理を調理しています。
毎日19時15分から22時45分まで30分ごとに行われる夜景のレーザーショーも、ここでなら特等席です!
ショッピングも一度にさまざまなお店で楽しめる!
Harry Winstonなど30以上のデザイナー・ブランドやライフスタイル・ブランドが初出店したプロムナードでは、夜23時になってもショッピングやレストランで食事を楽しむ利用者で溢れています。
上記で紹介したレストランのほかにもミシュラン1つ星のイタリアン・レストラン「Terrazza」など多くの実力レストランが並んでいます。
もちろんマクドナルドやスターバックスコーヒー、突然のトラブルにも嬉しいApple Storeなど馴染み深い店舗も揃っていますよ。
ギャラクシー・マカオのエントランスでは、観光客の富と幸運をもたらすシンボルとしてフォーチュン・ダイヤモンドの光と音楽のショーが定期的に行われています。
光のカーテンの中から壮大な音楽とともに現れるダイヤモンドにパワーをもらったので、きっと筆者にも富が訪れることでしょう!
もちろん、ナイトライフもお付き合いします。
ここマッカランウイスキーバー&ラウンジでは、マッカランウイスキーのみをテーマにしたアジア唯一のウイスキーバーとなっています。400以上ある選択肢の中から、あなたのお好みのウイスキーを作ることが可能です。
イギリスのウィリアム王子が結婚されたときに樽詰めされたウイスキーも展示されてあり、鑑賞することができます。
古きよき上海をイメージしたバーの「チャイナルージュ」では、流行りの洋楽からしっとりと沁みるジャズの生演奏を聴きながら改良を重ねたおしゃれなカクテルを飲むことができます。
眠らないギャラクシー・マカオの外観も素晴らしく、暗闇に映える黄金色は圧巻です。
ちょっと歩けば世界遺産や見所がたくさん!
ギャラクシー・マカオから少し歩いたところに、マカオの夜景を一望できる開けたスポットがあります。バンジージャンプで有名なマカオタワーや、カジノ街のネオンの光が海に反射してとてもロマンチックです。
そして世界遺産の聖ポール天主堂跡に行ってきました!マカオは夜でも比較的ほかの国に比べて治安がよく、日本のように終電文化がないそうでバスも24時間運行しているそうです。
ホテルのスタッフの女性に聞いたところ、仕事帰り一人で歩いていても問題ないそうですが、夜出歩くときは必ず誰かと一緒に出かけてくださいね!
all photo by tomomikita
ちなみに聖ポール天主堂跡の昼の顔がこちらです!
この写真は仕事中に親切にしてくださったホテルの女性スタッフが、十分に市内観光に時間をとれなかった筆者のために送ってくれたものです。マカオの方はとても気さくで思いやりがあり、フレンドリーで親日国といえると思います。
また、世界遺産も多い国なので観光も十分に楽しめますよ!
一生に一度の贅沢を、ギャラクシー・マカオで味わおう!
いかがでしたか?ホテル・オークラ・マカオに宿泊すれば航空券と合わせて約10万円ほどでマカオに行くことが可能です!
女子旅といえば台湾が定番ですが、少し奮発するだけでこんなに贅沢を味わえるのだから、行かないわけにはいかないですよね。これからまだまだ成長がとまらないマカオに遊びにいってみてください!