みなさんは「屋久島」と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

鹿児島本土から高速船で約2時間。亜熱帯性植物から山頂付近の湿原まで、世界的にも他にほとんど例のない特殊な生態系を有している屋久島は、世界自然遺産に登録されています。

屋久杉、ウィルソン株、白谷雲水峡……そのどれもが屋久島の有名観光スポット。ですが、屋久島の魅力はこれだけにとどまらないのです。

本記事では、現役大学生がいく屋久島・種子島旅の第一弾として、1泊2日の屋久島の旅をご紹介。まだまだ知られていない屋久島の美しい自然、島の食材を使った料理、島の人々との交流、屋久島の森などの魅力を味わってきました。

初めての屋久島旅でも大丈夫。これからのみなさんの旅の参考になれば幸いです。

それでは、ドキドキの屋久島編START!

【1日目】まずは気になるスポットをぐるりと観光

7:30|出発【鹿児島本港 種子・屋久高速船旅客ターミナル】

いよいよ旅のはじまりです。今回、屋久島までは、高速船トッピーを利用しました。約2時間の船旅でしたが、「船酔いが心配!」「長時間の船旅は……」という方でも、比較的乗りやすいのでは、と感じました。

10:30|到着【屋久島宮之浦港】


錦江湾から見える鹿児島本土の風景や、東シナ海に連なる島々の風景を楽しんでいたら、あっという間に屋久島に到着。

屋久島は、年間を通じて鹿児島本土よりもやや温かく、亜熱帯性の植物が広がっています。目の前に広がる青い海と九州最高峰の宮之浦岳が私たちを迎えてくれました。

当日は、天候に恵まれましたが、屋久島は一日のなかでも天気が変わりやすいため、雨具を準備しておくことをオススメします。

11:00|屋久島の香り体験【島の香りラボやわら香】


宮之浦港から車で約10分のところにある島の香り専門店「やわら香」で屋久島の香り体験をしました。お店に入った瞬間、アロマの香りに包まれて、心も身体もあっという間に癒されました。

ここでは、屋久島のお水と様々な香りを使用したアロマスプレーづくりが体験できます。今回は、ベーシックコースを体験させていただきました。

アロマスプレーは、3ステップでつくることができ、所要時間はなんと約10分。不器用な私でも簡単に、島の香りを感じることのできるアロマスプレーをつくることができました。

楽しんだあとは、そのまま自分へのお土産になるから嬉しいポイント。


完成したアロマは、ルームスプレーとしてはもちろん、マスクスプレーや髪の毛にも使用できるんです。自分用にはもちろんですが、大切なひとへの贈り物にもぴったり。プレゼントを買うだけでなく、”自分でつくる”という体験が良いですね。


アロマづくりの他にも、店内では屋久島の様々な素材を使用したアロマや安眠・快眠に特化したアイテム等も購入できるので、仕事や学校の疲れを癒したい方はぜひ、一度足を運んでみてください。屋久島の森のエネルギーを、いつでも感じられますよ。

■詳細情報
・名称:島の香りラボやわら香
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町楠川1471-5
・地図: ・アクセス:屋久島空港・宮之浦港より車で約10分
・営業時間:土・日 12:00〜17:00
・電話番号:0997-42-0109
・公式サイトURL:http://yawaraca.jp/aboutus/

12:00|屋久島鹿を使用したランチ【ヒトメクリ】


島旅には「島グルメ」は外せない!という方も多いのではないでしょうか。そんなあなたのために、今回は屋久島グルメを堪能できるとっておきのレストラン「ヒトメクリ」をご紹介します。

ここは、宮之浦港から車で約5分の場所にあり、料理のほとんどに屋久島産の野菜や魚、肉が使用されている地産地消を大切にしているお店です。


メニューには、パスタやハンバーグ、ラーメンなど、どれも美味しそうな料理がずらり。そのなかでも今回は「屋久鹿」を使用した料理をいただきました。とくにオススメしたいのは、屋久鹿ソーセージ。これは、屋久鹿を燻製にしたソーセージで、ビールのおつまみとしても人気のひと品で、お土産としても購入できますよ。


はじめは「鹿肉ってどんな味だろう」と正直不安でしたが、食べた瞬間にその不安はどこかへ消え去りました。口当たりは、あっさりとしているのに、深い味わい。やみつきになること間違いなしです。

また、お店は屋久鹿の狩猟犬でもある屋久犬の保存にも取り組んでいて、店内のあちこちには、可愛らしい屋久犬の写真やグッズなどもありました。運が良ければ、屋久犬にも会えるかもしれませんね。

■詳細情報
・名称:ヒトメクリ
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2467-86
・地図: ・アクセス:屋久島宮之浦港から車で7分
・営業時間:11:30〜21:00(閉店22:00)
・定休日:月・火曜日
・電話番号:0997-42-2772
・公式サイトURL:http://hitomekuri.com/

旅人とローカルでにぎわう空間【レストランパノラマ】


もともと商店だった築50年の建物をリノベーションした「レストランパノラマ」。屋久島の旬の地魚や、島野菜にひと手間加えて、より一層の素材の美味しさを引き立てます。

近所にあったら毎日通いたくなるほどオススメなのに、秘密の隠れ家にしたい!そんな魅力あふれるお店でした。

■詳細情報
・名称:レストランパノラマ
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦60-1
・地図: ・アクセス:屋久島空港から車で約15分、屋久島宮之浦港から車で約5分
・営業時間:18:00〜22:30
・定休日:水曜日
・電話番号:0997-42-0400
・公式サイトURL:http://panoramayakushima.com/

14:00|世界自然遺産の島を体感する【ヤクスギランド】


ヤクスギランドは、標高1000~1300mに広がる自然休養林。林内には、5つのコースの中から興味や体力に合わせてコースを選択し、それぞれのトレイルを楽しむことができます。

太古から生きる屋久杉の生命力を感じつつ、時間の許す限りゆっくり深呼吸しながら散策してみましょう。


ここは、雲霧林や蘚苔林とも呼ばれ、多様なコケ類やシダ類が生育しています。コケ好きにはたまらないスポットですよ。

■詳細情報
・名称:ヤクスギランド
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町荒川
・地図: ・アクセス:宮之浦港から車で約65分
・営業時間:8:30〜17:00
・料金:高校生以上 1人500円(協力金)/団体15名以上 1人400円
・公式サイトURL:http://y-rekumori.com/

15:30|森で食べ、森で遊び、森を感じて、ほっと一息【Plant-based Cafe & Act ne-】


屋久島の山と里の間にある森に、木のぬくもりを感じつつ料理を楽しめるカフェがあります。


Plant-based Cafe & Act ne-で提供される食事は、Plant-based(=植物由来のもの)で、動物性の食品は使われていないヴィーガン料理。


野菜やフルーツもできるだけ屋久島のものを、またそれ以外にもオーガニックな食材を使用しているため、大人から子どもまで安心して食べることができます。


人の身体や生き物、自然環境にも配慮した店内や料理は、優しく、ほっと一息つける空間でした。

また、使用されているお皿やフォークまで屋久島で手作りされているということで、島への愛情とこだわりを感じました。Plant-based Cafe & Act ne-を訪れる際には、こだわりのカトラリーにもぜひ注目してみてくださいね。

窓から森の景色を見ながら、コーヒーを片手にゆっくりとした時間を過ごす……忘れられない時間になること間違いなしですよ。

■詳細情報
・名称:Plant-based Cafe & Act ne-
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町安房2739-343
・アクセス:屋久杉自然館より徒歩1分
・営業時間:11:00〜17:30
・公式Instagram:https://www.instagram.com/ne.yakushima/

17:00|大迫力!落差60mの滝【千尋の滝】


年間を通して多量の雨が降る屋久島。ここは千尋の滝といって壮大なV字谷の中央から大量に水が流れ落ちる、屋久島を代表する滝のひとつです。

滝の左側にある岩盤は、まるで千人が手を結んだほどの大きさということで「千尋の滝(センピロノタキ)」と呼ばれているのです。

滝の落差は約60mで、雨の降った後など増水しているときは、大迫力の滝を見ることができます。森の恵みを感じるマイナスイオンをたっぷりと浴びてみましょう。

■詳細情報
・名称:千尋の滝
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町麦生
・地図: ・アクセス:宮之浦港より約50分/屋久島空港より約35分
・公式サイトURL:http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/cust-facility/1442/

19:00|ミシュラングリーンガイド掲載の宿【ロッジ八重岳山荘】


ここは、ミシュラングリーンガイドに掲載された宿、ロッジ八重岳山荘。

およそ5,000坪の敷地に、全室1棟独立型のコテージがあります。宮之浦川のせせらぎと屋久島の深い森に囲まれた癒しの空間で、本格的な自然満喫施設です。


宿には、川を眺めながら浸かることのできる川見風呂や、貸切もできる五右衛門風呂があります。森の中で、日々の疲れを癒す至福の時間を過ごすことができます。


1日目の疲れを十分にとって、明日の旅に備えましょう。

■詳細情報
・名称:ロッジ八重岳山荘
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町宮之浦2191
・地図: ・アクセス:宮之浦港から車で10分、屋久島空港から車で15分
・電話番号:0997-42-1551
・公式サイトURL:http://yaedake.jp/lodge/

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【2日目】ガイドツアーも欠かせない!屋久島の魅惑スポットも

8:00|森と滝の秘境ツアー【屋久島ガイド 島あそび】


二日目は、森と滝の秘境ツアーからスタートです。

登山靴とレインコートに身を包み、気分はまるで冒険家。現地の屋久島公認ガイドである「島あそび」の廣瀬望さんにご案内していただきながら、秘境にあるという滝を目指して森の中を進んでいきます。


森を歩いているだけでも、マイナスイオンたっぷりで心地よい森林浴。しかし、今回は”秘境ツアー”ということで、まだまだ山奥へと進みます。

ようやく辿り着いた先は、秘境の名に相応しい最高のスポットでした。地元の公認ガイドと行くからこそ見ることができた、知る人ぞ知る秘境。

今回は、いくつかあるコースのうち短時間で体験できる比較的易しいコースに挑戦しましたが、それでも目的地に到着したときの達成感はなにものにも代えられないほど。

到着後にいただいたココアと甘いお菓子が身体に染み渡ります。美味しい空気と鳥のさえずり、美しい森林の景色に日常を忘れ、心も身体もリフレッシュできる体験となりました。

■詳細情報
・名称:屋久島ガイド島あそび
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町安房540-218
・地図: ・電話番号:080-1407-2447
・メール:yakushima.asobi@gmail.com
・公式サイトURL:https://yakushima-asobi.com/

12:00|食べるお茶ランチと茶畑のティータイム体験【屋久島八万寿茶園】


鹿児島県は、お茶の産出額が全国1位という、お茶づくりが盛んな県ですが、あまり産地としては知られていない屋久島。実は、寒暖差と十分な雨量がある土地柄、お茶づくりに非常に適していると言われています。

そんな屋久島で、100%無農薬で栽培する農園を営む「屋久島八万寿茶園」は、島の東側、愛子岳の麓でお茶を栽培しています。


茶木には虫がつきやすいために、年に10〜20回程度の農薬が使用されることが一般的とのこと。ですが、ここ八万寿茶園では、蓑虫が発生した場合は農薬を使わないのだとか。

その方法はなんと、目視で確認しながら”1匹ずつ人の手で”取り除いているそうです。

手間と時間をかけて大切に育てられた茶葉を使った料理とお茶は、どちらも口当たりもやわらかく、優しい味がしました。


屋久島八万寿茶園の広大な茶畑を眺めながら頂く「食べるお茶ランチとお茶体験」は、屋久島をまるごと食べているようで絶品でしたよ。

■詳細情報
・名称:屋久島八万寿茶園
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田532-24
・地図: ・アクセス:屋久島空港から車で3分(屋久島一周道路沿い)
・営業時間:8:30〜17:00
・電話番号:0997-43-5330
・公式サイトURL:http://www4.synapse.ne.jp/hachimanjyu/

14:00|知る人ぞ知る、屋久島のパワースポットへ【猿川のガジュマル】


猿川のガジュマルは、まだまだ知られていない屋久島のパワースポットです。木々の合間から差し込む光と、高くそびえたつガジュマルのコラボレーションは圧巻です。


まるで映画の世界に迷いこんだかのような感覚を、あなたもぜひ体感してみてください!

■詳細情報
・名称:猿川のガジュマル
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町安房
・地図: ・アクセス:屋久島空港から「種子島・屋久島交通栗生橋行きバス」で48分のち「焼酎川下車」徒歩10分

14:45|お土産を買うならここ!【ぷかり堂】


屋久島空港からすぐの場所にある、鮮やかな水色のドアが特徴的なお店。ここには、屋久島の「美味しい&可愛い」が全て揃っているほど、店主のセンスが光るお土産物がたくさんあります。


落ち着いた雰囲気の店内では、オリジナルのアクセサリーをはじめ、屋久杉工芸品、屋久島素材のお菓子や海の幸・山の幸が、とても丁寧に陳列されています。

屋久島唯一のクラフトビールのブルワリー「Catch the Beer」 の取扱店でもあり、屋久島の地杉で仕込んだビールもあるのだとか。


ご家族やご友人、自分へのお土産を購入する際に、ぜひ訪れてみてくださいね。

■詳細情報
・名称:ぷかり堂
・住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町小瀬田719-39
・地図: ・アクセス:屋久島空港から徒歩5分/宮之浦から車で15分
・営業時間:8:30〜18:00
・定休日:無休(12月〜2月は水曜定休日)
・電話番号:0997-43-5623
・公式サイトURL:https://www.pukarido.com/map

15:45|出発 【屋久島宮之浦港】

これにて、楽しかった屋久島旅もこれで終わり。このあと、私たちは屋久島にのお隣の島、種子島へも行く予定。屋久島での最高の思い出を胸に、次なる目的地、種子島へレッツゴー!

屋久島で、島の魅力を堪能する旅を


今回の屋久島編、いかがだったでしょうか?私は、はじめての屋久島旅でしたが、島の皆さんが温かく迎えてくださり、屋久島の知られざる魅力を存分に堪能できた濃厚な二日間でした!


離島というと少し遠いイメージがありますが、鹿児島本土からおよそ2時間で、まるで別世界が広がります。今回、実際に訪れてみて想像していた以上に、気軽に足を運ぶことができる距離に屋久島があることを感じました。

日常を忘れ、自然のなかでゆっくりと時間を過ごしたい方、美味しい料理を楽しみたい方、友人との思い出に小グループで旅行を楽しみたい方。様々な楽しみ方ができる旅が、屋久島で待っていますよ。

■「きっとまた、かご島」:https://www.instagram.com/kitto_kagoshima/

■「きっとまた、かご島」公式YouTube

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