【現地レポート】地球の反対側で出会う極上の絶景!真っ白な砂漠レンソイス
ブラジルに広がる、真っ白な砂漠「レンソイス」
ブラジル北東部大西洋岸、空港のあるサンルイスから約250キロメートル。憧れの絶景としても人気が高いレンソイス・マラニャンセス国立公園に行ってきました。
拠点となるのは、レンソイスの手前にあるバヘリーニャスという小さな町です。
この町にある旅行会社でレンソイス行きのツアーに申し込みます。ツアーはいくつかあり、セスナに乗って大砂漠を上空から楽しむ遊覧飛行や、ジープで砂漠に向かうものなど内容も様々。憧れのレンソイスを満喫するため、1日で3つのツアーに参加するという強行スケジュールを遂行することに。
翌朝7時はツアー会社の車で飛行場に向かい、4人乗りのセスナでいざ上空へ・・・!
セスナはどんどん高度を上げ、町が眼下に見えます。セスナの機体は小さいためちょっと揺れますが、酔っている人はいません。
そして、わずか10分ほどでレンソイス・マラニャンセス国立公園の上空へ。そこには、想像以上の絶景が広がっていました。
ポルトガル語で「シーツ」を意味するレンソイス。白い砂丘の間にできる湖は、雨季の時の雨水が溜まって周囲に流れ出す事で発生します。エメラルドグリーンの湖は上空からも湖の底が見えるほど透き通っていました。そして、約30分間のフライトはあっという間に終了。名残惜しい気持ちもありますが、次は9時発のLago Azulに向かうツアーに参加します。
白と青のコントラストを歩く
砂漠へ向かうのは、こちらのジープ。荷台が座席になっており、観光客を乗せ湿原を駆け抜けてレンソイスへと連れて行ってくれます。
バへリーニャスの町の真ん中にはペギシュアス川という川が流れており、橋がないためジープごと船に乗り、川を渡ります。
あちらこちらに水たまりが出来ており、かなりの悪路を進むこと1時間ほど。
やっとレンソイス・マラニャンセス国立公園の入り口に到着しました! ここから、歩いて周ります。
ポルトガル語で「青い湖」という意のLago Azul。白い砂漠とのコントラストが美しい真っ青な湖が広がります。年によっては、雨期であっても湖ができない年もあるそうですが、今年は当たり年だったようです。
途中、湖畔で休憩し、泳ぐことも出来るので、水着をお忘れなく!
再びバヘリーニャスに戻り、昼食を食べて14時のツアーへ。次は旅行会社の人がイチオシするLago Bonitoに向かいます。
ジープを降りると、目の前には大きな砂丘が・・・。ロープを掴みながら登るんですが、これがなかなかハード。
しかし、頂上に着くと、そんな疲れを吹き飛ばすほど、美しい光景が広がっていました。
目の前に広がる白と青の世界に時が経つのを忘れるほど、夢中で写真を撮りました。
そして、このツアーのハイライトは、レンソイスで見る夕日。白い砂漠が夕日に照らされ、だんだんと赤く染まって行く光景は格別。
これぞ自然が作り出した絶景! 天候や時期によっても見え方が違うので、楽しみ方も色々。レンソイスの魅力は計り知れません。