2021年2月におこなわれる予定だった“リオのカーニバル”が、未だ開催の目処が立たず、ついに無期限延期を発表した。

毎年何百万人もの観光客が訪れるカーニバルだが、今、ブラジルは450万人の新型コロナウイルス感染者13.8万人以上の死者を出しており、世界でもっとも影響を受けている国のひとつ。

ブラジルでは観光を生業とする人が多く、その割合はGDPの約8%。カーニバルの無期限延期による影響は計り知れない。

主催の「リオデジャネイロ・サンバスクール独立連盟(LIESA)」代表のJorge Castanheira氏は「安全になった暁には、(普段のカーニバルとは)別の解決方法で街への貢献を検討中です。ただ、まだ日程を保証できる段階ではない」とコメント。

パンデミックによって、世界中のさまざまなイベントがオンライン開催になったことから考えると、もしかしたら史上初“リオのカーニバルをオンライン開催”なんてことがありえるのかも……?

早期の収束を願いつつ、続報を待とう。

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