こんにちは。星景写真家の船橋 弘範です。

今回は、ニュージーランド南島の人気のトレッキングコースのうち、フッカー・バレー・トラッキングのトレッキングコースを実際に歩いた時の写真で、このコースの大自然の迫力や魅力をご紹介します。

ニュージーランドを訪れたのは、2https://earthpix.net/wp-content/uploads/2https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/02/02-3.html1/https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/02/02-3.html/01-1.html5年12月6日。南半球の12月は真夏の季節にあたります。真夏の高地トレッキングはとても爽快です。

朝から快晴になり、ニュージーランド南島の約700Kmにも及ぶサザンアルプスの中心に位置する、世界自然遺産のマウントクック国立公園内の人気コースをトレッキングするということで、わくわくしていました。

 

プカキ湖畔から眺めたアオラキ・マウントクック

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Photo by  Funahashi Hironori

トレッキング前日にプカキ湖畔からのアオラキ・マウントクックです。(2https://earthpix.net/wp-content/uploads/2https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/02/02-3.html1/https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/02/02-3.html/01-1.html5年12月5日午後5時11分撮影)「アオラキ」というのは先住民のマオリ語で、「雲を突き抜ける山」という意味だそうです。

北向きに撮影しており、左からの夕陽に照らされています。

 

タスマン海から吹く風により、マウントクックの上に雲ができ、この雲はいつまでも同じ場所にとどまっていました。

マウントクック周辺の氷河が削った岩の粉(ロックフラワー)が流れ込んだプカキ湖の水の色は、光によって変化します。奥の光が当たっている部分は綺麗なターコイズブルーになっています。

 

いよいよスタートです!

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Photo by  Funahashi Hironori

午前10時30分、フッカー・バレー・ロードの終点にある駐車場(マウントクックキャンプ場)から歩くこと少しで、ミューラー湖が見えて来ます。高い山はセフトン山です。

 

午前10時40分

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Photo by  Funahashi Hironori

第一吊り橋が見えています。

午前10時41分に撮影したミューラー氷河湖展望台からのパノラマ風景写真は、こちらにあります。iPhone6のパノラマ撮影機能、なかなか使えます。大昔には、この展望台付近も氷河で覆われていたそうです。

 

午前11時00分

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Photo by  Funahashi Hironori

ミューラー湖の横にやって来ました。氷河に削られた山肌や氷河が運んだたくさんの石が堆積したモレーンには歴史を感じます。正面の雪を被った山は、セフトン山です。

 

午前11時05分

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Photo by  Funahashi Hironori

壮大なモレーンを横に見ながら一路右方向に向かいます。

 

午前11時35分

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Photo by  Funahashi Hironori

第一吊り橋を渡ります。少し揺れますが、大丈夫です!最大20名までが同時に渡れるそうです。

 

午前11時39分

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Photo by  Funahashi Hironori

フッカーバレーの先に、憧れのマウントクックが見えて来ました。

 

午前11時42分に撮影したマウントクックが見える休憩所でのパノラマ写真は、こちらにあります。みなさん、のんびりと爽やかな風景を楽しんでいます。

 

午後0時3分

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Photo by  Funahashi Hironori

振り返ると、セフトン山から続く稜線や中腹には万年雪があり、ブルーアイスになっています。ときどき雪崩が発生し、「ど~ん」という音がフッカーバレーに響きます。

 

午後0時17分

Movie by  Funahashi Hironori

ここらで小休止して、 iPhone6で撮影したビデオをご覧ください。フッカー川の水の流れる音を聴いてください。ゆらゆらと揺れていますので、ご注意ください。

 

午後0時20分

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Photo by  Funahashi Hironori

いよいよ、マウントクックの右側の稜線が見えてきました!その威容を見せてくれます。

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午後0時28分

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Photo by  Funahashi Hironori

土の道から木道に変わります。表面には針金の編み物があり、滑りにくくなっています。

 

午後0時36分

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Photo by  Funahashi Hironori

大きな石の上で、若者が楽しそうにくつろいでいます。

 

午後0時38分

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Photo by  Funahashi Hironori

第三吊り橋が見えています。

 

午後1時12分

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Photo by  Funahashi Hironori

フッカー湖に到着です!

 

午後1時14分

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Photo by  Funahashi Hironori

フッカー氷河の末端にご対面です。

 

午後1時14分

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Photo by  Funahashi Hironori

人を入れてフッカー氷河を撮影しました。スケール感が分かりますね。

 

午後1時28分

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Photo by  Funahashi Hironori

展望台には、色んな国の人たちがやって来て、色々な言葉が飛び交います。この展望台の向うには、フッカー湖畔に降りる道があり、氷河の水を触ることが出来ます。

私も軽く食事をして、しばしくつろぎました。

 

午後1時28分

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Photo by  Funahashi Hironori

最後に、じっくりとマウントクックとフッカー湖を眺めて下山します。

 

午後2時3分

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Photo by  Funahashi Hironori

マウントクックには、マウントクックリリーが似合います。

 

午後2時10分

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Photo by  Funahashi Hironori

木道の場所まで戻ってきました。遠くにはプカキ湖も見えています。

 

午後3時6分

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Photo by  Funahashi Hironori

ミューラー湖畔まで戻って来ました。

 

まとめ

本来であれば、マウントクックキャンプ場(駐車場)からフッカー湖までの往復時間は約3時間です。の~んびりと旅をし過ぎて、約5時間もかかってしまいました。風景写真を撮影し、次回の星景写真撮影の下見もできました。

何よりも人気トレッキングコースの大自然を満喫できて良かったです。

 

このトレッキングコースは、初心者コースです。途中、少し急な階段の道があるくらいで、道はとても整備されていて歩きやすいです。晴れた日なら快適で暑いくらいです。ひとたび大雨になったり強風が吹くと山の天気になります。充分な装備をしましょう。

 

写真を見ていただいても分かりますが、光がとても強いので、日焼け防止クリーム・サングラス・帽子を必ず持参して対策をしましょう。

お手洗いはビデオの中に出て来ますが、1か所だけ避難小屋に併設してありますので、注意しておきましょう。

次にこのコースをトレッキングするのはあなたです!

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