みなさんヒッチハイクに興味はありますか?楽しそう、交通費が節約になるなど様々な理由があると思います。でも、特に女子は安全かどうか心配ですよね。

私は日本ではまだしたことがありませんが、ワーキングホリデーで訪れたオーストラリアとニュージーランドでヒッチハイクの経験があります!

この2つの国は比較的治安もよく、多くのバックパッカーがヒッチハイクをしています。その際の気をつけたことと、トラックに乗せて貰ったら珍しい見学が出来た話をお伝えしていきます!

 

1. 女子の私がヒッチハイクで気をつけていること

Photo by Yuki

やはり女子は、男子よりも気をつけて車に乗る必要があると思います!

・女の子らしい服装はしない
・出来るだけ女性ドライバーか仕事中っぽいトラクター
・止まってくれた車が不安だったら、「友達の車と間違えた!」などと言って断る。
・明るい時間に目的地につける予定で動く
・乗せてもらったら、会話の中で目的地に友人がいると伝える。

はじめての頃は、2人でやったり、男友達に一緒に立っててもらったりしました。また、駐車場などで自分から声をかける場合もあります。

話しかける勇気は必要ですが、安全性は高いと思います。そして基本的には4時間以内のほぼ1本道で、一度通ったことのある道でしか行いませんでした。

 

2. ニュージーランド ネーピアからタウポでヒッチハイクしてみた

Photo by Yuki

ニュージーランド北島の、港町ネーピアからトンガリロ山や天然温泉のあるタウポまで。行きはバスで、帰りはヒッチハイクに挑戦してみました!

ハイウェイに続く道まで行き、指を立てるもの数台止まってくれず。とりあえず腹ごしらえに近くのパン屋さんへ。その前にはトラックが何台もいて、おじさんたちが立ち話をしていました。

 

通りがけに「Hi!」とあいさつをすると、「Hi!元気?重そうな荷物持ってるねー!」とお返事が。パンを買ったらまだおじさんたちがいたので、「どこ行くの?」と話しかけてみました。

するとなんとタウポへ行くとのこと。「乗せてくれない?」と聞くと「木の伐採場とか寄らなくちゃだけど、それでもいいなら」とのこと。仕事中の人は通りすがりの車よりも安全だと思うので、お願いすることにしました!

 

3. ニュージーランド一広大な牧場を通り、木の伐採所へ

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英語圏でのヒッチハイクは、良い英語の練習になります。たまに無線で他の車の人とも話すことも。途中で道を曲がり、ニュージーランド一広大という牧場を抜け、山を登り木の伐採場へ。

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牧場では牛や羊がいて、子羊を「かわいい!」と写真を撮っていたら、「美味しそうなラムだねー!」と一言。「そっか、ラム肉だ…」と複雑な気持ちになりました。

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4. トラックがトランスフォーム、クレーン車の凄技

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木がひらけたところへ到着し、ちょっと不安でしたが前に後ろに他のトラックもいました。「車の中で待っててね」と、ヘルメットをかぶっておじさんは下車。

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戻ってきたと思ったら、トラックの後ろ部分は収納されていたようで、ガチャンガチャンと広げる作業。3倍の長さになりました。そこにすでに切られている木材をクレーン車で載せていきます。器用に隙間のないように微調整をしていました。

車の中には測りがあり、重さもチェックしていました。

 

5. 木材を置きに製紙工場へ

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ずっしり重く長くなったトラックを走らせ、今度は製紙場へ。木材はネーピアの港から日本へ行くこともあるそうです。

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道中には、たまにごっそり木がない部分がありました。以前伐採したところで、30年経てば元に戻るとのこと。

 

6. 無事タウポの宿に到着

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最後に3倍に伸ばしてたトラックの荷台を一つにまとめ、トラックを車庫に戻してお仕事終了。宿まで車で送ってくれました。最後にハグをして、バイバイ!

途中で降ろしてくれてもよかったなとも思いましたが、大きなトラックが止まれるようなところは確かになかったです。

 

まとめ

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ワーホリや留学中などでヒッチハイクをすると、いい語学の練習になります。また、地元の人が乗せてくれた時はその土地のことをいろいろ説明してくれたり、その国の文化について聞くことができます。

ただし100%安心とは限りませんし、バスが通っている道なら「バスに乗りなさい!」と窓から叫ばれたこともあります。「女の子だけで心配だわ。これも神様の導きね」と言って目的地を変えて下さった方もいました。

今回のように貴重な体験ができることもあります。乗せてもらった際は警戒心と感謝の気持ちを忘れず、海外の場合はまた日本人を乗せてあげたいと思われる行動を心がけましょう。

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