こんにちは、ライターの桃(@XxPeach)です。旅のスタイルは基本ひとり派で、時間にも人にも縛られることなく自分の感情に従って楽しむのが醍醐味だと思っています。そんな私が今回「ニュージーランドに編集部のあべちゃん(@mnooooom)と一緒にいく」と言われた時に、正直どきっとしました。だって私たち、もう一年以上TABIPPO内で「不仲説」が流れている二人なんですから……。

さらに今回、横3席を1人または2人で利用しソファのように足を伸ばしたり寝ることができる、ニュージーランド航空のエコノミー「スカイカウチ」にお邪魔できることに!果たしてあべちゃんとの不仲説は今日、払拭できるのでしょうか…。素晴らしい機材とサービスの写真とともに、お楽しみください。

ニュージーランド航空エコノミー「スカイカウチ」の搭乗メンバー

阿部サキソフォン
通称:あべちゃん。2015年にTABIPPOにジョイン。コンテンツディレクター兼ライター兼編集担当。渡航国数は24ヶ国で得意な記事は「女子の本音」。桃(筆者)が入社当時のトレーニング担当者。
桃(筆者)
2017年TABIPPOにジョイン。旅行会社で2年働き職を転々としたのち、TABIPPO編集部ライターに。渡航国数は15ヶ国でライター歴は1年ちょっとのヒヨッコ。最近は国内・海外取材の記事を書くのがワクワクして好き。カメラの腕が上がったと褒められ調子に乗っている。あべちゃんはトレーニング時代を救ってくれた恩人で師匠で尊敬している。

正直チャンスであり賭けだった、ニュージーランド航空エコノミー「スカイカウチ」への搭乗

ニュージーランド航空の機体

ニュージーランド航空の機体

人間誰しも苦手なことってありますよね。私にとってそれは「人との関わり」。他人との距離感の縮め方が分からないんです。ちょっといきなりマジな話でごめんなさい。

 

そもそもあまり人と仲良くなるのが苦手で、深入り出来ないタイプの私。実はTABIPPO編集部として活動し始めたくらいから「トレーニング担当者で同い年のあべちゃんとの不仲説」が社内で噂になっていました。

いや、多分そんなことはないんだけど…と思いながらも、一緒に仕事する上で仲が良い方が絶対的に良いコンテンツは作れるよなあと、頭の端っこでは考えていました。


そんな私にとって「もしかしたら帰りの便、スカイカウチに乗れるかも」という情報は、チャンスかつ賭け。生かすも殺すも私次第じゃないか。心は真っ黒ですが自分でも驚くほどポジティブな私の中に現れたのは、一つの方程式。

(「ニュージーランド航空」+エコノミー「スカイカウチ」の恩恵を受ける)+あべちゃんの気分が上がる×私が繰り出すさりげないサポート=あべちゃんとの距離が縮まる→あべちゃんがTABIPPO社内でこの話をする=脱!不仲説!

(なお、エコノミー「スカイカウチ」につきましては、ニュージーランドの飛べない国鳥キウィが、実際に搭乗し紹介をしている動画をご覧ください。)

…いや、これもし成功したら我ながら素晴らしい策略!(ちなみにあべちゃんとはこのニュージーランド旅を経て、頼んだものは自分で食べるスタイル→ピザやデザートをシェアできるまで成長しています。)

席に案内されると、すでにシーツと枕が準備されていた


「スカイカウチですね、あちらです」

CAさんに教えられたのは一見普通のシート。でもよく見るとレッグレストがちゃんとついてる!そしてもうすでに離陸してシートベルトサインが消えたらすぐ寝られるように、座席に敷くシーツとフッカフカの枕が用意されている!この時点でテンション上がりっぱなしです。


とりあえずワクワクしながら離陸を待ち、シートベルトサインが消えるまでゆっくり映画を鑑賞することに。趣味が映画鑑賞の私は、もうすでにどの映画を観るかは公式ホームページ上でチェック済みだし、ニュージーランド航空では着席した瞬間からエンターテインメントを楽しむことができます。素敵。

「よかった〜……」分かりやすい説明書を発見


シートベルト着用サインが消え、いよいよエコノミー「スカイカウチ」の出番です。ここはあべちゃんよりも私が率先して作り上げないと。そんな風に思っていたら後ろから、

「こんにちは。客室乗務員のカールです。何かありましたらお手伝いに参りますのですぐにお申し付けください。」

…「スカイカウチ」って、CAさんの挨拶も来るの!?私たち超VIPじゃん(ちなみに私、ビジネスクラスの搭乗歴はありません)


「あ、これ説明書か!」とあべちゃんが教えてくれたのは、エコノミー「スカイカウチ」の使い方が超わかりやすく記載されている説明書。


実際は簡単で、レッグレストを垂直になるまで両手で持ち上げるだけ。これを横の3席全て行うと、フラットな状態になるので、そこに白いシーツを敷いて、良い感じに枕を置いたらエコノミー「スカイカウチ」の完成です。


「大人二人で寝られるのかな…」疑問に思ったので試してみましたが、ちょっと窮屈かも。公式サイトにはカップルがギュって抱きしめてる写真があったので、彼とニュージーランド航空を利用するときには、ぎゅっと近寄ってラブラブ寝ようと思います。

二人の距離は近すぎず遠すぎず、絶妙。


窓側の席と通路側の席に一人ずつ座って、二人とも足を伸ばすのがレギュラースタイル(勝手に命名)なので、近すぎず遠すぎない絶妙な距離感。相手がどんな映画を見ているか覗きにいかないと見えないし、かといって仕事の会議ができないわけではありません。

真ん中の座席のテーブルは、二人ともPCをいじっている時の飲み物やスマホ置き場として活躍してくれました。贅沢な使い方。

機内よく、海外発→日本便なのに、お米が美味しすぎる問題


あまりにリラックスしすぎましたが、そろそろご飯の時間。なんだかビーフの気分だったのでビーフを頼むと、日本食が。

昔、旅を始めてすぐの頃機内食を常に日本食にしてたら、旅の先輩に「海外発→日本で出される日本食は美味しくないよ!」と言われました。それ以降海外発→日本便では日本食を頼んだことはなかったのですが、ニュージーランド航空がそれを覆してくれました…。

ニュージーランド航空さん、お米、めちゃ美味しくないですか!なんでですか!お米、美味しいよ!あったかいし粒立ってるし、ぐちゃっとなってないし!


ちなみに、夜ご飯には今度はチキンを頼んだらまたまた日本食。これも美味しすぎるよ!すごい、機内食のお米ってこんなに美味しいんだ…ニュージーランド航空さん、ありがとうございます。

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やばい、窓際なのにトイレ行きたいかも…広々エコノミー「スカイカウチ」で移動も楽々


機内食の日本食を満喫してたら、あべちゃんがこくり、こくり、し始めました。…これは邪魔できない、きっと昨日の夜も仕事してて寝るのが遅かったんだろうなあ。でもトイレに行っておきたい…。

どうしよう、あべちゃんを一回廊下に立たせないといけない。それともあべちゃんがトイレに行くタイミングと、全く同じタイミングで行くべき?あれ、こういう時、どうしたら良いんだっけ…?

 

そんな疑問を一気に消してくれるのも、エコノミー「スカイカウチ」のメリット。十分なスペースがあるので、少しだけ体をずらしてもらえれば、窓側の人も余裕で外に出ることができます。

広い、広いよスカイカウチ。あべちゃんが一回廊下に立つことないまま、私がトイレに行くことに成功です!


さらに、ニュージーランド航空さんのトイレの壁紙、めちゃ素敵なんです。紹介させてください、こちらは蝶々。


こちらは本棚。

ロングフライトではトイレは必須。何度も行くからこそ居心地をよくしてくれる工夫がされているニュージーランド航空、素晴らしい…。あれ、飛行機内のトイレってこんなに素敵だったっけ…?

スペースを最大限利用して「ちょっと寝ようかな…」に即対応可能


「ちょっと寝てみようかな…」そうだよね、連日の取材とさらには睡眠時間を削ってかなり仕事をしていたあべちゃん。ベッドに入ったらすぐ寝ちゃう私とは大違いです。

こういう忙しいことを言い訳にせず、しっかり仕事をこなしているところもやっぱり尊敬する。そりゃ睡眠不足になるよね…。どうぞどうぞ、最大限スペースを使って、ぜひ寝てください。の図が上の写真。

って、私座るとこないやないかーい。と突っ込みながら、私が座れるように体制を変えてくれました。


私はあぐらをかいたり、体育すわりをしたり、もちろん、一人だけレッグレストを元の位置に戻して、足を延ばすことも可能です。あべちゃんが起きないようにタイピングの音は小さめに、出来るだけゆっくり仕事をします。そういえばあべちゃんが横になったら、物理的距離がググッと近づいた…!嬉しいなあ。

「あ、あべちゃんが泣いてる…」飲み物リクエストもタッチパネルで神対応も余裕


一時間ほどでむくりと起きてきたあべちゃん。気づいたら映画見て号泣してる!長澤まさみ&高橋一生主演の『嘘を愛する女』、とにかく高橋一生がただただ良い男で好感度ぶち上がりだし、最後胸がキューっと締め付けられるような映画なんですよね…。私も見たからわかるよ…泣けるよね…。

号泣すると疲れるし喉が乾きます。そんな時ニュージーランド航空なら画面のタッチパネルで欲しい飲み物とスナックを選んで頼めば、CAさんを探して頼まなくても簡単に受け取ることができます。


そう、こうやってお水とスナックをあべちゃんの机にそっと置いて…。「映画、見終わったら飲んで食べてね」の気持ちを込めて。あ、今私、あべちゃんと心の距離も縮まってる?良い感じじゃない?機材はもうすぐ着陸態勢に入ります。

「やばい!私のジャケットがない!」座席下の忘れ物には気をつけて


私は心の中で超焦っていた…。これまであまり忘れ物や落し物をしないタイプだし、財布もスマホも無くしたことがなかったんです。しかし今、人生で最大のピンチを迎えています…。私のジャケットがない、今年買ったばかりの黒いジャケット。お気に入りだったのに、どこにも見当たらない…

背が低いから(150cm)飛行機の上の棚には手が届かないので、基本的にものは入れないんです。だとすると必ず足の周りにあるはずなのに、いくら探しても出てこない…。

「何探してる?」やばい、あべちゃんにバレちゃった。。空港に忘れたかもなんて到底言えません…「えー!絶対着てたよ。あるはず…ほら!」


あべちゃんの手には私の黒いジャケットが!思えばスカイカウチにするためにレッグレストを垂直にあげたのですが、その時に見事に座席の下に入り込んでしまっていたそう。まさかスカイカウチにそんな見落としがあるなんて…!

あべちゃん!ありがとう!!やっぱりあなたは私の恩人(いろんな意味で)です!私のあべちゃんとの心の距離はぐーっと一気に縮まりました。

もちろん着陸してからも、座席の下に何か入り込んでないかどうかを念入りにチェックしてから機内を降ります。そんなところにものが入り込むとは、完全に盲点でした…。

ニュージーランド航空のエコノミー「スカイカウチ」、最高!ありがとう!!


これまで普通の座席であるエコノミークラスにしか乗ったことがなかったわたしですが、スカイカウチが快適すぎて「週一レベルで乗れる!」と宣言してしまうほど気に入ってしまいました。

気になっていたあべちゃんとの絆もググッと縮められて気がするし、これをTABIPPOメンバーが見たらきっと「あれ、あの二人不仲説あったけどただの噂だったのか」と払拭してくれるはず!まずはこの記事を社長・社員に個別LINEで送ろうと思います。

あべちゃん!私たちの距離、近づいたよね!ああ、もうニュージーランド航空のエコノミー「スカイカウチ」に足を向けて寝れない…ありがとう、スカイカウチ。ありがとう、ニュージーランド航空さん。さあ、今日も仕事頑張ろう。


なお、エコノミー「スカイカウチ」は予約の段階で空席があれば、追加代金で席を予約することができます。一人で3席分を利用する際は追加80,000円、二人で3席なら追加40,000円(一人20,000円)。二人だと席の関係もあり、一気にお安くなります。

カップルはもっと愛が深まり、友人同士ではお泊まり会のような楽しさを味わえるエコノミー「スカイカウチ」。ニュージーランド航空をご利用の際は、エコノミー「スカイカウチ」一択ですよ!

現在「A better way to fly もっと楽しい、空の旅」キャンペーン中!


現在、ニュージーランド航空では11月19日(月)まで特別運賃のセールや、抽選でプレミアム・エコノミー席へのアップグレードが当たるキャンペーン中。可愛すぎる国鳥キウィが案内するニュージーランド航空の素晴らしいおもてなしに、心を癒されています。


こんなに素晴らしいおもてなしと機材でニュージーランドへの旅をもっと素敵に彩ってくれるニュージーランド航空。このお得な時期にぜひ体験してみてください!ご予約はニュージーランド航空公式ホームページから。

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