2016年末にオーストラリアを初めて訪れてから、あの真っ青な海の魅力にハマっている専属ライターの桃(@XxPeach)です。自然がたくさんあって海が綺麗なオーストラリア。留学や修学旅行などでも訪れたことがある人が多いのではないでしょうか。

オーストラリアといえばコアラ抱っこ!というくらい人気のアクティビティ。オーストラリアは世界でたった一つしかない、コアラを抱くことができる国なのです。

今回オーストラリアはゴールドコーストにある、「カランビンワイルドライフサンクチュアリー」という野生動物保護園で、コアラ抱っこをしてきましたので、ご紹介しますぬいぐるみみたいにふわふわで癒される感触をぜひ体感してください!

コアラ抱っこはたった3州でしかできないという衝撃の事実

「コアラ、抱いてみたい!」動物園が苦手で15年以上動物園に足を踏み入れていない私でも発症する、コアラ抱っこしたい症候群。毛が全体を覆いふわふわしていて、丸みを帯びたボディにゆっくりもそもそ動く仕草…それはまるで昔クリスマスにもらったぬいぐるみのようなんです。

そんなコアラですが、世界ではオーストラリアでもたった3州でしか抱っこができません…。なぜならコアラはストレスを感じやすい生き物だからです。少し仕事をしただけでたっぷり休まないといけないというコアラのための労働基準規定があるほど。

それでもやっぱりコアラ、抱いてみたいですよね…!コアラをどうしても抱っこしたい!という方へできる州をまとめました。それがこちら。

クイーンズランド州・・・ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベン
南オーストラリア州・・・アデレード、カンガルー島
西オーストラリア州・・・パース

オススメは日本から一番近くアクセスの良い、クイーンズランド州。ケアンズにはフェリーで約一時間程度でアクセス可能なエメラルドの楽園と言われているグリーン島が、ゴールドコーストにはサーファーの聖地と呼ばれるサーファーズ・パラダイスがあります。

自然と海が一緒に楽しむことができるので、欲張りな学生さんやハネムーナーにはとっておきの都市です。


特にこれからご紹介するカランビンワイルドライフサンクチュアリーは、ビルがたくさんあるゴールドコーストにいながらたったの30分程度で、オーストラリアの自然をまるごと感じることができる施設。

特徴は日本の動物園とは異なり、動物がいるエリアにしっかりとした柵がなく、歩いていると動物に遭遇することもあるほど、外の世界に近い状態で保護されていることです。

 

今回はこちらのカランビンワイルドライフサンクチュアリーの魅力をたっぷりお伝えします。

カランビンワイルドライフサンクチュアリーとは

カランビンワイルドライフサンクチュアリーは、動物園ではありません。野生動物保護園です。自然に恵まれているオーストラリアには国中に色々な動物が生存しています。カランビンワイルドライフサンクチュアリーには、下記のような動物が集まります。

・道に迷ってしまい、偶然発見された動物
・道路で事故に遭ってしまった動物
・怪我をしているところを偶然助けられた動物


怪我を治療し、癒し、また野生に戻れるよう手助けをするのがこの施設の最大の役割です。そのため動物園のように決まった動物が必ずいるとは限らないというの前提だそう。

しかし、保護される動物によって回復度が異なるため長く保護園にいたり、定期的に同じ種類の動物が運ばれてくることがあるため、大体いつ訪れても見ることができる動物がたくさんいるんだとか。

急に保護園にたどり着き、誰も知らない間に住み着いていたという野生動物もおり、保護園で働くスタッフさんも、園内にいる動物の正確な数や種類は把握できていないようです。行くたびに会える動物が異なるのも、保護園ならではの特徴ですね。

コアラ抱っこはスイスイ進む


コアラ抱っこは入り口近くにあります。コアラはストレスを感じやすい生き物なので、休憩を多く摂る必要があるめ、写真と抱っこは非常にスピーディ。長い列ができていても思ったより並びません。


カメラマンの前でスタッフの方からコアラ抱っこのポーズを支持され、コアラが乗せられ写真撮影。プロのカメラマンさんに写真を撮ってもらうのですが、さらに自分の手持ちカメラを近くのスタッフの方に渡すと、1〜2枚程度は撮影してくれます。


帰りにこちらで写真を購入することも!写真はとても綺麗に渡してくれるので、一枚記念に買っても素敵です。

野生動物と触れ合える


カランビンワイルドライフサンクチュアリーでは、たくさんの動物が保護されています。その中でも写真のような子供ワニを抱っこしたり、コアラ抱っこ、カンガルー親子にエサをあげることができる体験も。


ここではカンガルーが自由に暮らしています。子供がお腹に入っているのはとてもレア。実はこの写真、ほぼズームは利用していません。こんなに近くで写真が撮れるなんてテンション上がりますね!


かなり近くで見たり触れたりすることができるので、これまでちょっと物足りなかった動物とのふれあいも思う存分楽しむことができます。

ワニも鳥もカンガルーもコアラもウォンバットも、皆群れで生活するので大体どこにどんな動物がいるか分かれてはいるものの、急にコドモドラゴンに遭遇したり、


急に鳥が飛んできたり、


動物RPG状態。小さな子供が鳥に追いかけ回されてたり、コドモドラゴンと戯れていることもあります。

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保護園はかぎりなく自然に近い状態


カランビンワイルドライフサンクチュアリーの最大の魅力は、施設全体がほぼ自然に近いような状態に保たれていることです。急に鳥が飛んできてくつろいだり、知らない動物が迷い込んで保護していないのに住み着いているのは日常茶飯事だとか。

こちらはコアラがいるゾーンですが、一見どこにいるのかわからないくらい、自然な状態です。


もちろん、脱出してしまい他の動物に傷つけられることがないよう、コアラが登れるであろう距離までしか木を伸ばさず、落ちた時ように薄く網を張ってあります。

こちらはワニのゾーン。これで大丈夫!?と疑ってしまうほど短い柵と、反対側は山がワニをガードしており、より自然の川に違いように保護されています。


ちなみに、こちらはアメリカで撮影した野生のワニ。カランビンワイルドライフサンクチュアリーのワニゾーンとほぼ変わらない!保護園のクオリティの高さが伺えます。

最大の目的は野生に還すこと


カランビンワイルドライフサンクチュアリーの最大の目的は、保護された動物を野生に還すこと。野生動物と生きるために、カランビン動物保護園は必要不可欠なのです。

市街地で偶然カンガルーに出会うということはそうそうありませんが、少し郊外に行くとほぼ共存しているのと一緒。わりと大きいカンガルーが、急に道の端から「ぬっ」と出てくる感じに、「あ…私オーストラリアにいるんだ…」と思わせてくれるので、ぜひ一度は遭遇したいものです。


こちらは私が実際にハミルトン島で出会ったカンガルーです。ホテルクオリアという、海外セレブや超贅沢がしたいハネムーナーたちが好んで宿泊する超高級ホテルのエリアで遭遇しました。

ちなみに道路に出てくるカンガルーたちは、意外と人に慣れているので襲ってくることはないそう。「カンガルーも一緒に生活しているんだなー…」と思ったところですぐに引っ込んでしまうので、冷静を保ちながら通り過ぎることをオススメします。

そんなカンガルーをはじめ、オーストラリアではたくさんの動物が不幸にも事故にあったり、怪我を負うことが少なくありません。負傷した動物を発見すると、まず保護園に真っ先に運んできてくれる人が多いそうです。

そこで、カランビン動物保護園には動物病院が備わっています。まずはこの動物病院に運ばれ、手当や治療を受け、園内で保護・観察を行い、最終的には野生に戻すというサイクルです。動物病院はすべて窓ガラスで包まれているので、だれでも中を見渡すことができるのが特徴的。


訪れた時は偶然、こちらで働いている日本の獣医師さんがカメの治療をしていました。カメは釣糸やゴミに巻き込まれ、動けなくなっていたり、手足を切って怪我をして運ばれてくることが多いそうです。


こちらの掲示には、その月にどんな動物がどんな状況でなぜ運ばれてきたかを、写真と一緒に張り出しています。可愛いコアラも車にはねられて今月運ばれてきました。

オーストラリアに住んでいる人の共通感覚として、動物を大切にするという思いが小さい頃から備わっているのは、動物保護園が「動物可愛い!」などいう、ただのふれあい場としてあるのではなく、動物も一緒に生きているという事実を小さい子供に理解してもらうことで、しっかり保護園としての役割を果たしているからなんだそう。

「日本人より真面目ではないし結構いい加減なところがあるオーストラリア人が、動物のためになると外の世界に似せた環境を保護園で整えたり、動物教育を行なっているところが好きです」

案内してくださった日本人スタッフの方が、そう教えてくれたのです。これまで柵のある動物園にしか行ったことがなかった私は、カランビンワイルドライフサンクチュアリーを訪れて、動物保護園の大切さを身を以て実感し、感動しました。

アクセスはバスが便利

カランビンワイルドライフサンクチュアリーは、ゴールドコーストの中心地であるサーファーズ・パラダイスからバスまたは車で30分程度のところにあります。

チケットを購入すると、直通のシャトルバスを同時予約できることもあるので、忘れずにチェックしてみてください。アクセスは比較的楽な方ではないので、個人的にはタクシーを割り勘するか、バスの利用をオススメします。

■詳細情報
・名称:カランビンワイルドライフサンクチュアリー/カランビン野生動物保護園
・住所:28 Tomewin St, Currumbin QLD 4223
・地図: ・アクセス:ブロードビーチ・サウス駅からルート700番のバスで25分
・営業時間:午前8時〜午後5時
・定休日:12月25日(クリスマス)と4月25日(アンザックデー)
・電話番号:1300 886 511(国内) 61 7 5534 1266(国際)
・料金:49.95ドル(大人)
・所要時間:2〜3時間
・オススメの時期:11〜5月
・公式サイトURL:https://currumbinsanctuary.com.au/

人と動物が共存している事実をしっかり教えてくれる保護園

日本では輸入され柵に入れられていた動物を、小さい頃からみてきた私にとって今回の訪問は、コアラを抱くだけでなく、動物病院で治療内容を覗くことができたり、柵がない外の世界にいるように動物が保護されている保護園は、「動物は一緒に生きている」という現実を改めて知ることができたいい機会でした。

これまでペットも飼ったことがなく動物に触れ合うことがあまりない生活を送ってきたため、日本で学ばなかった様々なことを一気に吸収できる保護園だと感じました。きっとどの世代の方が訪れても、動物に対する気持ちが少なからず変わる施設だと確信しています。

2〜3時間あればぐるっと回れてしまう施設ですし、そのほかにアスレチックなどがある子供用エリアや、時間毎にオーストラリア民族アボリジニのショーなどをはじめとした、エンターテイメントも充実している施設ですので、半日利用し家族や友人とゆっくりするのにぴったりです。

世界でも珍しいこだわりの詰まった動物保護園でコアラ抱っこを楽しみながら、たくさんの動物に触れ合える旅はいかがですか?

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