日本の20倍もの面積のオーストラリア。その大きなオーストリア大陸のメルボルンの下辺りに位置するタスマニアをご存知ですか?地図では小さくみえますが、北海道程の大きさです。

オーストリアをほぼ一周した私からすると、タスマニアはオーストリア大陸の縮小版!どのような感じに縮小されているのか、お伝えしていきます!

 

1.緑豊かな東側

Photo by Yuki

オーストリア大陸ケアンズ〜シドニーは山、川があり緑豊かで、国立公園などもある程度整備されている印象。

タスマニアの東側も緑豊かで、観光地が多く、ある程度整備されています。

 

世界遺産フレシネ国立公園

タスマニア フレシネ国立公園

タスマニア フレシネ国立公園

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このワイングラスベイは世界でも有数の美しいビーチとして知られています。整備されたウォーキングコースを登りると、展望台から美しい曲線の湾と真っ白なビーチ、真っ青な海が眼下に広がります。時間がある方は下って泳ぐことも可能です。

 

ポートアーサー

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世界最南端の刑務所跡があります。ここはタスマン半島とタスマニア本島は100mに満たない細長い陸路で繋がっていて、さらに周りはサメが出没する海域だったために「脱獄不可能の究極の刑務所」と言われ、犯罪者の中でも極悪な囚人が連れてこられて働いたところです。

そうとは思えないほど自然豊かな場所で、世界遺産にも登録されています。史跡を見学したり、ボートツアーに参加したりすることもできます。

 

2.手つかずの自然西側

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オーストラリア大陸の西側は、砂漠地帯だったり岩場が多かったりと手つかずの自然の宝庫。タスマニアの西側も見所として有名なところは少ないですが、大自然が感じられる場所がいくつかあります!

 

ザ ナッツ

Daphne Tangさん(@yt_tang)がシェアした投稿 – 2016 12月 12 11:37午前 PST

こちらはタスマニアのウルルと言われているところです。遠くから見ればウルルに…見えますよね?周りの海もとてもきれいです。

 

世界遺産クレイドルマウンテンとセント・クレア湖

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タスマニアに行ったとなれば多くの人が訪れるこちらこそ、オーストラリアのウルルのような存在。

最後の氷河期に氷河の力によって形作られたこの国立公園にそびえる山と、それを写すドブ湖の美しさに、何度も足を運ぶ人も多いのだとか。

 

シェフィールド

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この町では、町中にアートが楽しめます。80年代に入って顕著になってきた町の過疎化、不況感の対策として、同様の問題をかかえたカナダの町で採用されたアイデアを参考に地元の画家が町中の建物の壁に描いたそうです。

 

ロッキーケープ国立公園

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こちらは観光案内の人にも特に勧められなかったのですが、行ってみると綺麗な海が広がっていました。あたりは別荘地のようで、個人でダイビングをしている人もいました。

 

3.おしゃれな街、南側

タスマニア ホバート

タスマニア ホバート

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オーストラリア大陸東南側には大都市シドニーやメルボルン。こちらタスマニアでも首都ホバートがあります。海沿いにあるこの町は、美味しいお店やかわいいカフェ、赤レンガ倉庫のようなところもあります。

 

4.美味しい魚

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シドニーやメルボルンで食べられるお魚は、タスマニアから来ているのだとか。スーパーのお肉ですら、オーストラリア大陸で食べるものよりおいしいと感じました!ホバートの海沿いにあるシーフードショップは特にオススメです。

 

5.魔女の宅急便キキのパン屋さん

魔女の宅急便 タスマニア

魔女の宅急便 タスマニア

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タスマニアのロスという小さな町には、魔女の宅急便のモデルとなったといわれるパン屋さんがあります。私が訪れた時は、クリスマス〜年始休暇でお店が閉まっていたのでご注意を。

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6.カンガルーとタスマニアデビル

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トロワナ ワイルドライフパークでは、タスマニアを代表とする動物に会うことが可能。人懐っこいカンガルーに餌を与えたり、タスマニアにしか生息しないタスマニアデビルや、オーストラリアにのみ生息するコアラの仲間の丸くてかわいいウォンバットも見たりすることができます。

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7.野生のフェアリーペンギンが見られる

Yukiさん(@yuki_photo00)がシェアした投稿 – 2017 10月 27 11:07午後 PDT

オーストラリアでは世界最小のペンギン、フェアリーペンギンが地図のようにいろいろな海岸で見られます!日中海に狩りに行っていたペンギンが日没頃岩場の海岸に戻ってきた時がチャンスです。野生のため、うるさくしたりフラッシュをたくのはNG。

私はビチェノという東側の街の海岸で見ました。ツアーがあったり、ポイントの海岸では人だかりがあればそこが見学ポイントです。

 

8.冬、運が良ければオーロラが見られるかも

Jack Cainさん(@jackcain_)がシェアした投稿 – 2017 8月 17 2:34午後 PDT

オーロラといえばカナダやフィンランドのイメージがあると思いますが、オーストラリアのタスマニアでも見られるのです。自然現象のためいつ見れるという保証はないのですが、Aurora Service という予報サイトでレベル5以上だと見られるとのこと。

空気がとても澄んでいるので、星もとっても綺麗に見られます。

 

9.船旅もオススメ

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時間がある方は、メルボルンから船で行くのもおすすめです。夕方から出発して、船内探検をして寝たら朝には到着。席はリクライニングシートからベットのある部屋まで選べます。

時間がない方は、シドニーやメルボルンから飛行機で1時間ほどで行くことができます。

オーストラリア本島が大きすぎて、忘れられがちなタスマニアですが、大自然と見どころがいっぱい。ぜひぜひ足をのばしてみてください!

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