オーストラリアのワーホリ88日間で100万円貯金!まだ僕が続ける理由
オーストラリアにきて半年以上。現在もワーホリ(ワーキングホリデー)を利用し、田舎町でファームジョブをしています。
今回はオーストラリアのワーホリ ファームジョブの基本的な情報と僕たちが実際にファームジョブを経験して感じたことをまとめました。
これからオーストラリアでのワーホリを考えている方に少しでも参考になれば嬉しいです。
そもそも「ファームジョブ」って何するの?
オーストラリアでのワーホリの仕事は様々ありますが、主にレストランや清掃の仕事をする「シティジョブ」と畑で野菜や果物の収穫などを行う「ファームジョブ」の2つに分けられます。
ただ、「ファームジョブ」と一言で言ってもその仕事内容は様々で、野菜や果物の種類、シーズン、地域によって大きく異なります。
僕たちがこの半年間で経験したものだけでも
収穫(ピンキング)はマンゴー、トマト、きゅうり、ズッキーニ、バナナ、かぼちゃ、パパイヤ、ビーン(豆)。
苗植え(プランティング)はきゅうり、ズッキーニ、カプシカン、チリ、オニオン、ガーリック。
そのほか、草抜き(ウィーディング)、間引き(シーニング)、箱詰め(パッキング)などなど本当に様々です。
実際にやってみて
オーストラリアに来る前、「ファームジョブ=畑仕事のお手伝い」というイメージだったので、自然に囲まれて毎日楽しそうと考えていました。しかし、実際は結構大変です!
まず、ファームジョブは基本的に朝が早いです。
まだ朝日が昇る前から作業を開始することもあります。いま働かせてもらっているファームは朝7時から始まるため毎日5時半に起きています。
また、パッキング等の室内作業以外はもちろん外なので、暑い日もあれば寒い日も、雨の日だってあります。
家に帰ったらシャワーを浴びて、夕御飯を食べて夜10時には寝ています。
そして、オーストラリアの畑はとにかく広いです!
例えば、上の写真は1日中ガーリックの球根を植え続けた場所の写真です。
2人で約2万個の球根を植えました。1日10時間しゃがんだままで同じ作業を続けるので精神的にも肉体的にも大変でした。
10日後にはガーリックの周りに生えてきた雑草をひたすら抜くという作業を行いました。
じゃあ、なんで「ファームジョブ」をするの?
オーストラリアのワーホリの特徴として、3ヶ月(88日間)オーストラリア政府が認める労働をすることで、ワーホリの期間をさらに1年延長できる「セカンドビザ」という制度があります。
この政府が認める仕事にレストランなどで働くシティジョブは含まれておりません。
そのため、多くの人が「セカンドビザ」の権利を得るために最低3ヶ月(88日間)ファームジョブをしています。
また、一般的にシティジョブよりもファームジョブの方が給料が高いと言われています。
オーストラリアは物価が高い国ですが、その分給料も高いです。
僕たちがいま働かせてもらっているファームは時給22オーストラリアドルなので日本円にして1,700円くらいです。
ちゃんと働いていれば、海外で生活しながら貯金もできてしまいます。
僕たちもオーストラリアに来た当初の目標金額であった100万円を貯金することができました。
お金を貯めるために「ファームジョブ」をしているの?
「セカンドビザ」の権利を得るために必要な3ヶ月(88日間)の期間を満たしたら、シティジョブに変更したり、旅行や語学学校に行ったりと、ファームジョブを辞める人も多いです。
でも、僕たちはすでに3ヶ月(88日間)以上の期間をファームで働いています。
その理由はこれからの旅に向けて貯金を増やしたいということもありますが、それ以上に「ファームジョブ」の楽しさを知ってしまったからだと思います。
「ファームジョブ」はイメージしていた以上に大変です。
でも、バナナはこんな風に収穫するんだ!とか、ズッキーニの成長ってすごく早い!とか
いままでやったことがないことを体験できたり、新しく知れることに面白さを感じました。
また、ファームジョブは早寝早起きの健康的な生活が送れます!泥まみれ、汗まみれになった後のシャワーは最高に気持ちいいです!
野菜や果物を育てる大変さを知り、食べ物に感謝することができるようになりました。
自分たちが植えた種が芽を出し、日々成長していく姿はとても愛おしいです。僕たちは日本に帰ってからも自分たちの畑を持ちたいと考え始めています。
英語は上達する?
ワーホリの行き先でオーストラリアが人気の理由の一つに英語圏であることが挙げられます。しかし、英語が上達するかどうかはどんな環境でもその人次第だと思います。
オーストラリアでの生活に慣れてくると使う英語も限られたもので足りてしまいます。
英語を上達する目的でオーストラリアに来るのであれば、自分からたくさん英語を使い、継続的に勉強するという当たり前のことが大切だと思います。
僕たちは、始めファームのボスから英語で指示されたことが正しく理解できず苦労しました。
しかし、オーストラリアでワーホリをするために銀行口座を開設したり、自分たちでファームに直接仕事を探しに行ったり、時には病院を受診したりと、様々な場面で英語を使う経験をしたことで今では英語に対する抵抗がほとんどなくなりました。
あと、余談ですがオーストラリアのワーホリは日本人以上に韓国人、台湾人が多いです。
そのため、オーストラリアに居ながら韓国や台湾の友達ができれば、韓国語や中国語を学ぶ機会にもできてしまいます!
まとめ
いかがでしたでしょうか?ワーホリは18歳〜30歳までの方が利用できる制度です。
これはファームジョブに限った話ではありませんが、日本はもちろん世界中から集まった同世代の仲間と出会い、一緒にご飯を作ったり、遊びに行ったり、働いたりするのはとてもいい経験になると思います。
また、海外で働くというのは観光で訪れるよりももう一歩踏み込んでその国のことを知れる機会にもなります。
仕事を探したり、泊まるとこを決めたり、必要な手続きなどを自分で行うことも大きな自信になります。
税制改正が延期になったいま、是非海外で働くことができるワーホリ制度を利用し、日本ではなかなかできないファームジョブをこの広いオーストラリアという国で体験してみてください。