オーストラリア「パース」の観光スポット5選
トラベルライターの菓子谷です。ワーキングホリデーを利用して、2013年から2015年の約2年間、オーストラリア最大の敷地面積を誇る西オーストラリア州の都市、パースに住んでいました。
パースの住み心地は、テレビでも世界一住みやすい街として紹介される程、とても緑が多く自然にあふれており、田舎者の私にとっては居心地のよい場所でした。
今回は実際に住んでよく行った、パース市内から約2時間以内で行ける観光スポットを、ご紹介します。
街中にある広大な公園キングスパークから眺めるスワンリバー
市内から無料のバスで行くことができるキングスパークは、約400ヘクタールの公園の中には、植物園やカフェなどがあります。また、園内に設けられた展望台からは、パース市内流れるスワンリバーと共にパースの街並を一望できます。
また、パースの春にあたる9月から11月頃には、園内に咲き乱れるオーストラリア固有の花のワイルドフラワーを見ることもできます。
バスや電車で行ける白い砂浜が眩しい沢山のビーチ
昼間はサンサンと降り注ぐ太陽の日差しに反射した白い砂浜に、透き通った蒼い海のコントラストが美しいビーチが沢山あり、市内からは、バスや電車で行けるビーチでは、サーフィンや海水浴を楽しむ地元の人達などで賑わっています。
オーストラリアの西側に位置する西オーストラリア州の海岸沿いのビーチでは、唯一、インド洋の水平線に沈み行く真っ赤な夕日を望むことができます。
西オーストラリア州で最も歴史の古いワイナリーのスワンバレーへ
ワイン造に最適な気候と土壌を持つスワンバレーは、市内から車で北に約30分の所に位置しています。

ウエディングを専門にフォトグラファーとして約9年間勤め、2013年に写真撮影のため渡豪。その後、約3ヶ月掛けて車でオーストラリア国内の風景等を撮影して回ったり、2013年よりオーストラリアに住んでいる日本人向けの雑誌社で、フォトグラファー、ライターとして働く。現在は帰国し、撮影旅行が大好きな、フリーランスのフォトグラファーです。
スワンリバーの上流沿いに約40以上も点在するワイナリーでは、ワインの試飲や購入ができます。
ワイナリーに併設されたレストランでは、ぶどう畑の中で友人達と共におしゃべりで盛り上がり、おいしいワインを飲みながら、ワインに合う食事などで、優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
また、ワイナリー巡りをしてみたい方には、市内から日帰りのワイナリーツアーも出ていますので、こちらに参加してみるのもオススメです。
歴史ある港町 フリーマントル
photo by pixta
フリーマントルは昔、港町として栄えていました。いまもその名残は少し残っており、採れたて新鮮の魚を提供するフィッシュ&チップスのお店は地元民や観光客に大人気です。さらにフリーマントルには世界遺産にも登録されている「フリーマントル・プリズン」があります。
かわいい雑貨屋さんや安いマーケットも多く並ぶので、お土産を買うには絶好のスポットです!またカプチーノ通りと呼ばれる通りでは多くのでコーヒーショップが並び、女性を中心に賑わいます。
セルフィーで人気のクオッカにあえるロットネスト島
パースの沖合にはセルフィーが大好きな動物として、ネットで人気者となったワラビーの一種であるクオッカが生息する、ロットネスト島があります。
島の名前の由来は、島を発見したオランダ人が、クオッカを大きなねずみと間違えた為、「ロットネスト(ネズミの巣)」と名付けらた様です。
市内のフェリー乗り場から高速艇で約1時間30分で気軽に行ける、この島のエメラルドグリーンに輝く海で、ダイビングやシュノーケルをすることができ、時折クジラにも出会えます。
国立公園の島内をレンタサイクル周り、自由に散策して自然を満喫してみるのも、醍醐味の1つです。
まとめ
パースの街から簡単に行ける観光スポットです。
市内観光のついでに、郊外へ足を伸ばして、西オーストラリア州の自然の中でゆったり、のんびり過ごして、息抜きをしてみて下さい。