節約バックパッカーでも贅沢したい!メキシコのリゾート地「カンクン」滞在のすすめ
こんにちは。TABBIPO世界一周ゼミ生で2017年6月1日より夫婦でハネムーン世界一周に出発している前田夫妻です。
アジア、アフリカ、ヨーロッパ、南米と旅は進み、8か月半を予定していた旅もついに残り3週間となって最後の大陸である北米に入りました。
今回は、北米大陸の中でも私たちが「世界一周を終える前に旅人らしく存分にのんびりする場所」として兼ねてから楽しみにしていた、メキシコのリゾート地「カンクン」について紹介します。
カンクンとは
photo by tetsuto maeda
カンクンとは、メキシコのユカタン半島北部に位置するメキシコ屈指のリゾート地で、ハワイやグアムのような日本で聞き慣れたリゾート地ではないものの、欧米人を中心として世界各国から観光客が訪れる土地です。
1年中海水浴を楽しむことができるほどの気温で、天気もよく年間の300日は晴れと言われるほど晴天率が高いのだとか。コバルトブルーで透明度の高い海が広がり、バカンスをおくるのにもってこいの場所です。
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バックパッカーで世界各国を巡るとして、できるだけ節約をしたい方が多いと思いますが、なんといってもこのカンクンの魅力はリゾート地にもかかわらず物価が安いことでしょう!
350mlのビールが安いもので1本約50円。コカコーラの500mlがなんと約70円で買えてしまうので、日本の物価の半分から3分の2くらいを想像してもらうとちょうどよいと思います。
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安いだけでなく食材のクオリティーも高く種類も豊富なので、リゾート気分を味わいながら安く滞在するバックパッカーにぴったりの場所ではないでしょうか。
それでは、これからカンクン滞在時のおすすめスポットやアクティビティをお伝えしていきます!
ビーチで体を焼きながらコロナビール!美しいドルフィンビーチ
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カンクンのセントロから「R-1」と表記されたバスで約40分。
南北に長い不思議な形をしている道路沿いには美しいビーチがたくさん広がっていますが、そのほとんどはホテルの所有するプライベートビーチです。なので、カンクンでパブリックビーチに行くといえば、まずは「ドルフィンビーチ」でしょう。
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散々と照りつける太陽がまぶしいくらいに反射する白い砂浜。コバルトブルーで遠浅な、海水浴にぴったりの海。美しいカリブ海の波で海水浴を楽しんだ後はのんびりと体を焼いて、冷えた体を温めましょう。
ビーチ沿いにはいくつかのバーがあったり売り子さんがいるので、キンキンに冷えたコロナをお供にすればそれだけでリゾート気分を味わうことができますよ!
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また、カンクンのパブリックビーチの中にはサーフィンのできるビーチもあります。
1000円程度からサーフボードもレンタルすることができるので、サーフィンを普段からする方も、サーフィンに挑戦してみたい!という方も、海水浴だけでなく美しいカリブ海の海でサーフィンをしてみても良いかもしれませんね。
たまには贅沢も!オールインクルーシブホテルで至福の時間
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「オールインクルーシブ」という言葉を聞いたことがありますか?私たちも世界一周の旅に出て初めて聞いた言葉なのですが、ホテル滞在においてスタートで支払うお金に、レストランでの食事やバー、カフェの利用料、プールやバスタオルなどの施設利用料にチップまで全て含まれるというものです。
カンクンのセントロからバスで30分程で訪れることのできるホテルゾーンには、オールインクルーシブホテルが立ち並びます。
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ハネムーンらしく少しは贅沢もしたいね!ということで、今回私たちは1人100ドル以下で泊まれるオールインクルーシブホテルを選び1泊2日で泊まることにしました。
実際にホテルに滞在してこの制度を体験するとやはり驚きです!滞在中のレストランやカフェでの食事はもちろんお酒は何杯でもおかわりし放題。ルームサービスも無料で、なんとジェラートも食べ放題でした。
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節約をしながら旅を楽しむのも大切ですが、たまにはこういった贅沢をしてみるのも旅にメリハリができて良いかもしれませんね。
1人では泊まりにくい!と思う方も多いと思いますが、カンクンには「ロサスシエステ」と「カサ吉田」という日本人宿が2つあるので、そこでメンバーを集めて宿泊しにいくのも面白いかもしれません。
のんびり優雅に過ごしたい人はイスラムヘーレス島へ!
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カンクン滞在の中で時間が許す際に是非立ち寄ってほしいのが、カンクン沖約10kmほどのところに浮かぶ全長約8kmのイスラムヘーレスという島。カンクンのフェリー乗り場からフェリーで約30分で行くことできます。
レンタルバイクやゴルフカートを借りて島を1周しても1時間もかからない程小さな島ですが、カンクンと違って素朴でのんびりした雰囲気が魅力的です。
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島内にはシュノーケリングを楽しめるスポットや、カヤック、ウインドサーフィンが楽しめるマリンスポーツショップもあり、丸1日楽しむことができるでしょう。
スーパーやコンビニなどの施設が整っていて生活がしやすく、ビーチが近く落ち着いた雰囲気の島なので、のんびりしたい方は宿泊することをおすすめします。かつてはバックパッカーに向けて売り出した島なので、安く泊まれるホステルもありますよ!
私たちは日帰りでの観光でしたが、時間があれば2泊ほどしたいなと思える場所でした。
海の美術館!ダイビングで水中美術館へ行こう!
photo by shutterstock
海水浴やシュノーケリングでは物足りない!という人はダイビングをしてみてはいかがでしょうか?
ユカタン半島の名物と言っても良いセノーテ(抜群の透明度を誇る泉)や「ダイバーの聖地」と呼ばれるコスメル島など、カンクンの周辺にはたくさんのダイビングスポットがありますが、カンクンの町から近場でいけるダイビングスポットとして「水中美術館」というものがあります。
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水中美術館は観光スポット、そして環境保護活動として2つの役割を果たしているもので、約400体以上の像をカンクン沖に沈め、ダイビングスポットとしている場所です。
芸術として設置された美術品はそれ自体が漁礁となり、また稚魚・幼魚などの小さな水中生物を守る命のゆりかごとして、たくさんの水中生物の住処となっています。地元の方をモデルにしている銅像。「家」や「爆弾」など、沈んでいるものはバラエティーに富んでおり見応え抜群とのこと!
今回私たちは天候の関係で船が出ずダイビングをすることができませんでしたが、いつかは絶対に行ってみたい!と思える場所の1つです。
まとめ
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カンクンの魅力はいかがでしたか?私たち自身、バックパッカーとして世界を旅する中でヨーロッパや南米のパタゴニア地方など、その土地の物価の高さでやりたいことも我慢して節約生活を送っていたことがありました。
ただ、どうせ世界をハネムーンとして旅するのであれば、少しは贅沢もしたいものです!予算的に無理のない範囲で贅沢をする。そんな思いを叶えてくれたのが、このカンクンでした。
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常夏の気候、安い物価、美しい海、たくさんの魅力溢れるアクティビティや観光スポット、居心地の良い日本人宿。
日本からのハネムーンでも選ばれる都市ですが、長期海外旅行の方や世界一周旅行者の方でも是非!たまには贅沢な時間を送ってみてはいかがでしょうか。
カンクンでの滞在について全日ブログを書いています。アクセスや交通機関の価格、アクティビティなどの参考にしてください。