プロダイバーとして働きながら世界を周っています、Yauichiです。現在メキシコのプラヤデルカルメン在住。先日は休日を利用してメキシコの世界遺産、そして世界七不思議の1つに認定されるチェチェンイッツァに行ってきました。

遺跡の壮大さは勿論、マヤ文明の高度な知識や謎がたっぷり詰まったこの遺跡。この記事で見所を是非紹介させて下さい。

 

エルカスティージョ(ククルカンの神殿)

多くの人がこのエルカスティージョと呼ばれるピラミッドを目的に、ここにくるのではないでしょうか。ピラミッドと言えばエジプトが有名ですが、ここメキシコにも大きな石のピラミッドがあります。

このピラミッドは、マヤの最高神であるククルカンを祀るために作られたそうです。ククルカンは羽毛を持つ蛇の姿をしていると信じられており、上の写真左端の銅像はククルカンだと考えられています。

高度な文明を誇っていたと信じらているマヤ文明。このピラミッド、マヤの高度な天文学の知識がふんだんに使用されており仕掛けがたくさんあるのです。

このピラミッドは4面からなっており、各面91段の段差があります。そして最上階の神殿の1段、全てを足すと計365段。なんと一年の日数と同じなんです。

また春分の日と秋分の日には、太陽が西に傾きピラミッド常にククルカンの姿が影で映し出される「ククルカンの降臨」があります。これも1年のカレンダーを正確に理解した上で、綿密な計算と共にこのピラミッドが立てたれた証拠なのです。

 

球戯場

チェチェンイッツァ中でも、かなり広いスペースを使用している球戯場。ここでは王等が鑑賞している中、儀式に近いような球戯が行われていたと考えられています。

壁の真ん中に、丸いリングが見えます。2チームに別れて、各チームが足を使わず肘や膝などでボールを壁の真ん中にあるリングに通した方が勝ち、というようなゲームが行われていたそう。

そして負けたチーム(勝ったチームとも言われている)のリーダーが首を斬首される風習があったと言われています。

この台座から王や当時の偉い人がゲームを鑑賞していたようです。

 

生贄の台座ツォンパントリ

マヤ文明には生贄の文化がありました。この台座には、生贄の首を祀っていたと言われています。注目すべきは台座そのものよりも、壁面に記された模様。一面にドクロの模様が入っています。

よく見ると、ドクロ一つ一つも少しずつ違いが。全て手彫りで掘られたのでしょう。

メキシコは骸骨やドクロマークのデザインやお土産がいたるところに見られます。由来としては、メキシコ最大のイベント死者の日にあります。

死者の日は日本で言うお盆の様な意味合いを持ち、先祖がその日には現世に帰ってくると信じられています。日本では家の前で火を炊いたりして先祖の帰りを待ちますが、メキシコでは代わりにドクロのモチーフを飾ります。そこに先祖が帰ってきて、一緒にお祝いをします。

きっと多くの生贄の首がこの台座の上に置かれたことでしょう。そしてこのドクロの模様一つ一つが、生贄一人一人が帰る場所であることを表しているのかもしれません。

 

教会

チェチェンイッツァの中でもっとも派手な装飾が施されている建物。その様相から、教会として使われていたのだろうと推測されています。

注目すべきはこのデザイン。顔のように見えませんか?これはマヤ文明の水の神チャクモールの顔をデザインしていると考えられているそう。

結構な大きさのため、間近で見ると迫力大です。

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天文台エル・カラコル

マヤ文明が持っていた高度な天文学。それを生み出したのは熱心な星の研究と言われています。そしてその星の研究のために使われていたと考えられるのが、この天文台です。

現在は中に入ることはできませんが、チェチェンイッツァ内でもかなりの規模を誇る遺跡群です。

 

聖なる泉セノーテ

All photo by Yauichi

世界の文明の発展の隣には、常に隣に川の存在があります。しかし独特の地質事情を持ち、川が全く存在しないユカタン半島にてマヤ文明は大きな発展を遂げました。

その発展を支えたのがこのセノーテの存在です。命の水の源として、とても神聖に扱われていました。

この遺跡内にも、写真の様な大きなセノーテがあります。綺麗な水があったり泳いだりすることはできませんが、マヤの人々がここから水を得て生活していたんだなぁと思いを馳せることができます。

 

アクセス

多くの人が滞在するであろうカンクンからは、車で約3時間の場所にあります。一番簡単なアクセス方法はツアー。日本語ツアーは少し値段が張りますが、現地のツアーでしたら自力で向かうよりも安くなるケースがあります。

自力で行く場合は、現地の高速バスを使うことになります。ADOというバス会社を使用するのが一般的。カンクンのダウンタウン内に大きなターミナルがありますので、そこで往復チケットを購入できます。

場所はこちら。

バスのクオリティも日本の高速バスと変わらない程度のもので、安心です。トイレも付いていますし携帯充電用のコンセントも付いていました。

ただ注意点として、チェチェン行きは一日に1本しかありません。朝8:45分発、帰り16:30発のみです。(時間は変更されている可能性があり、定かではありません)料金は約40USD。事前にバスターミナルまで直接行き、往復チケットを予約する事をお勧めします。

またADOバスターミナルはカンクン以外にもプラヤデルカルメンやトゥルムにもあります。プラヤデルカルメン発もありますので、プラヤ滞在の方は直接行くことができます(トゥルムの場合はプラヤ乗り換えだと思われます)

 

まとめ

いかがでしたか?チェチェンイッツァは遺跡としての壮大さはもちろんですが、様々な高度文明や謎が詰まった遺跡。そのため、世界遺産にはもちろん現代の新世界七不思議にも認定されています。

日本語ツアーがあれば安心ですが、ない場合は是非しっかり下調べをしてから遺跡を訪れることをお勧めします。

遺跡内はジャングルの中。エントランスを過ぎれば、休憩スペースや自動販売機なんて物はありません。飲み物や軽食をしっかり準備して、暑さ対策も備えての観光をお勧めします。

 

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