メキシコの「天使の街プエブラ」にカワイイが溢れてる
皆さんはプエブラという街をご存知でしょうか?メキシコの首都、メキシコシティからバスで2時間ほどのところにある街です。
メキシコシティとは一味違った、忙しなさの無い穏やかさが醸し出す雰囲気は居心地が良く、伝統のタイル張りで出来た建築物が、可愛い雑貨が大好きな私にはドストライク!な魅力に溢れる街です。
また、一部の地区は世界遺産に登録されているなど、世界的に称されながらも、意外と知られていないプエブラを紹介します。
世界遺産の「プエブラ歴史地区」
photo by peco
メキシコの南部に位置するプエブラは、国際航空もあり、アメリカや人気のカンクンからも直接訪問することが可能です。街の中心シンボルでもある、プエブラ大聖堂は1600年代に建設された歴史のある建物です。現在でも毎週日曜日にミサが行われています。
教会やカテドラルに負けない程の魅力を持つ街中の建物は、カラフルな色合いと、デザイナーによるこだわりのタイル張りからなっていて、街を歩くだけでもその景色で楽しむことが出来ます。
世界遺産に登録されていながらも、人々はごく普通に生活しているという不思議な空間ですが、一度訪れたら、この街の虜になってしまうような歴史と可愛さに溢れた街です。
かわいすぎるタラベラ焼きに注目!
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プエブラと言えばタラベラ焼きです。特産品であるこのタラベラ焼きは、青を基調にしている陶器で、デザイナーにより描かれた華やかな柄に、凹凸のあるデザインで出来ています。
壁面にも用いられるタイルや、カップやお皿、水タンクなど幅広くその製品が作られているのですが、プエブラ発祥で生産地でもあるので、他の地域よりもデザインも種類も豊富!
しかも他の街より安価で手に入れることが出来るので、タラベラだけを目的に街へ渡る人も居るのだとか?!
一度見たら全部買い占めてしまいたくなるような、その可愛さ。街中に溢れるタラベラグッズを発掘するのはいかがでしょうか?
英語が通じないプエブラで、上手にお買い物しよう
メキシコの公用言語はスペイン語です。英語はほとんど通じないのが現状なので、注意が必要です。
来たからには是非手に入れたい、タラベラ製品を購入するためにも、買い物の極意と必要なスペイン語を覚えておきましょう。
買い物で使える!覚えておきたいスペイン語5選
・「ケ・エス・エスト」(これは何ですか?)
・「クアント・クエスタ」(いくらですか?)
・「シ/ノ」(はい/いいえ)
・「マスパラード・ポルファボーレ」(値段を下げてください。)
・「グラシアス」(ありがとう。)
どうやって値段交渉するの?
値札がついている商品もあるのですが、基本的には言い値です。日本と比べると安い物価とはいえ、観光客向けの高い価格に設定されている場合がほとんどなので、値段交渉してみましょう。
上に挙げた「マスパラード・ポルファボール」で、お願いすると、たいてい店側から値段を聞かれるので、電卓などを用いて提示します。
あまりに下げすぎると、相手にしてもらえなくなるので注意が必要です。
この値段なら払って良い!という金額で折り合いをつけるのが妥当です。いくつかまとめて買う場合は、一気にまとめて交渉すると良いでしょう。
ブエブラが発祥って知ってた?本場のメキシコ料理に舌鼓
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日本でも人気の高いメキシコ料理ですが、プエブラが発祥の地と言われていて、こだわりの料理に溢れている地域です。
植民地時代の名残で、先住民族の影響を受けて今日まで継承されてきたメキシコ料理は、主にトウモロコシから作られる「トルティーヤ」を主食としてたしなまれています。
以下は、行ったからには食べておきたいメキシコ料理です。
タコス
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メキシコ料理と言えば「タコス」と代名詞のような料理です。飲食店に限らず、道端の屋台でも気軽に味わえます。
手のひらサイズの丸いトルティーヤに、肉や細かく刻まれた野菜を乗せて頂くもので、チリソースやレモンが別添えでついてくるので、好みに合わせて味を調整することが出来ます。
具自体は思いのほか辛くありませんので、誰でも楽しめます。
モーレ・ポブラーノ
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メキシコ料理で多く使用されるソースのことをモーレと呼ぶのですが、その中でも一般的なのが「モーレ・ポブラーノ」で、この名はプエブラから伝わったと言われています。
唐辛子やナッツ、チョコレート等を用いて作られたソースを用いて、肉とともに煮込んで出来た料理を頂きます。
「チョコレートと肉」なんて、想像できないような組み合わせですが、食べてみると香ばしい香りが広がり、もっと!と欲しくなるような味わいです。
まとめ
メキシコと言えば、プロレスやスキューバダイビング、メキシコ料理といったものを浮かべる人が多いと思いますが、それに並ぶ程注目したいのが今回紹介したタラベラ焼きです。
女性だけでなく、男性もとにかくその魅力にはまってしまう程にデザイン性豊かな陶器雑貨は、日本で流行すること間違いなしだと思います。
世界遺産の美しい街を観光して、伝統料理を味わって、可愛い雑貨を手に入れられる、そんな魅力だらけな街、プエブラへ旅行するのはいかがでしょうか?