トロントを起点として行ける旅行先6選
これからカナダへ行く人にも既にカナダに滞在している人にもオススメしたい、帰国前に訪れておきたい小旅行先をピックアップしました。今回はトロント編です。
トロント滞在中、日帰り〜3泊4日程度で楽しめる先をご紹介します。
ケベックシティ
世界遺産の旧市街で王様気分を満喫できちゃう!?ケベックシティ。
ケベックシティはカナダで唯一フランス語を公用語とするケベック州の州都です。城壁で囲まれた旧市街は、アンティークかつヨーロッパの雰囲気漂う街並で世界遺産にも登録されています。石畳の小道を散策していると王様になったような優雅な気分を味わえます。
古城風の老舗デラックスホテル、ノートルダム大聖堂など観光名所は徒歩で回ることができる為、ウォーキングツアーに参加するのもいいかもしれません。トロントからのアクセスは飛行機で1時間半、鉄道であればモントリオール経由で9時間程。
プリンスエドワードアイランド(PEI)
長編小説「赤毛のアン」の舞台となった地で、カナダの東海岸にある美食の島、PEI。
長く続くなだらかな緑の田園と青い海の風景が印象的で、大都市のトロントでは味わえない長閑な風景が広がります。
代表的な観光名所には、物語の中で出てくる家を再現した「グリーン・ゲイブルズ・ハウス」があります。島の面積は愛媛県とほぼ同じ大きさの小さな島ですが、例年ベストシーズンの夏になると観光客で賑わいます。また「美食の島」としても知られておりグルメガイドの「食通におすすめの旅行先」に選ばれました。新鮮なシーフード、中でも名物のムール貝、オイスター、ロブスターは絶品です。
アクセスはトロントから直行便で3時間程。
photo by freestock.ca ♡ dare to share beauty
ニューヨーク(米国)
自由の女神、タイムズスクエア、エンパイアステートビル、五番街、ロックフェラーセンター、ブルックリンブリッジ、ブロードウェイ…言わずと知れた「眠らない街」ニューヨーク。
実は、トロントから飛行機で1時間半で行けちゃうんです。格安高速バスmegabusの早割を使うと、なんと『片道1ドル』で行くこともできるんです!バスであれば所要時間10時間〜12時間程。
ナイアガラ
一度は見ておきたい絶景。四季折々、あらゆる角度から楽しめるナイアガラフォールズ。
世界三大瀑布の一つナイアガラフォールズはトロントに滞在中必ず訪れたい観光名所です。アメリカ(ニューヨーク州バッファロー)との国境に位置しており、四季折々美しい景観、異なる滝の姿を見ることができます。
冬はマイナス20度になることもあるナイアガラ地域、水しぶきや滝の一部が凍りなんとも幻想的です。春〜秋は遊覧船「霧の乙女号」が動いており、滝壺の直ぐ近くまで船に乗って観光することができます。しっかりマイナスイオンを浴びたい方は2階席前方がオススメです。カッパの着用は必須です!!!靴は滑りにくいものをお履き下さい。
その他、滝を間近に見ることができる展望台「テーブルロック」、裏から見る「ジャーニービハインドザフォールズ」、橋を渡ってアメリカ側の「ケーブオブザウィンド」、上から見る観覧車「スカイホイール」、展望台「スカイロンタワー」、上空から眺める「ヘリコプター」など数々のアトラクションがあります。
夜は花火、滝のイルミネーションも行っています。
ナイアガラの見所は滝だけではありません。滝から車で20分程の所に位置する小さな町「ナイアガラオンザレイク」では可愛らしい地元のショップが並んでおり、ショッピングを楽しむこともできます。
滝のすぐ近くには、アミューズメントパークエリアやカジノ、レストランが立ち並んでいます。
トロントからナイアガラの中心地までのアクセスは、バスで約1時間半(渋滞がなければ)です。
アルゴンキンパーク
アウトドア派にはオススメ!キャンプにカヌーといえばココ、アルゴンキンパーク。
かつて林業で栄えたこの地は、一度は伐採により荒廃したものの、オンタリオ州政府によりキャンプ場や自然探索路などが整備され、現在は州立公園となっています。
春〜夏は、キャンプをする人で賑わい、湖のカヌー探検やハイキング、ムースやビーバーの動物ウォッチング、数日間かけて行う森のトレッキングなどアウトドアクティビティが充実しています。
ナイアガラからケベックシティまで全長約800㎞続く「メープル街道」にアルゴンキン州立公園も含まれており、秋には見事な紅葉を見ることができます。
トロント市内3カ所からバスが出ており、所要時間は約3時間。
ハバナ(キューバ)
カリブ海域最大の都市!海のないトロントからわずか4時間で、お得に青い空・青い海・白い砂浜が堪能できる大人気リゾート地。
キューバの首都ハバナの旧市街地は、スペイン風の白い建物や歴史的遺物が残っており、少し足を伸ばすと青い空・青い海・白い砂浜が広がっています。ビーチでのんびりバカンスを満喫するのもよし、旧市街地を散策をするのもよし。
スペインの植民地時代に築かれた多数の要塞や、カラフルな住居が並んでいる風景は思わずシャッターを切ってしまう風景です。
特にこの地をトロントからの小旅行先としてオオスメする理由は、「アクセスが良いこと」「格安で旅行できること」です。
某テレビ番組でも「99%行かないかもしれない世界の秘境の国」として取り上げられていました。日本からの直行便はチャーター便を除き無く、経由国はトロントまたはメキシコのカンクンが一般的です。
遅延することも多く、「乗り換えが間に合わず到着が1日遅れてしまった。」ということもしばしば。日本からのアクセスが悪い一方、トロントからのフライトは便が多く安価なんです。さらに、各旅行会社がトロント発着の格安ツアーを沢山出しています。現地の物価も安いので、カナダ国内を旅行するよりも圧倒的に安くつきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。せっかくトロントへ行くなら、帰国前にプチ旅行してみてはいかがですか?