カナダの治安は?物価は?ビザは?カナダ旅行の基本情報まとめ
世界で2番目に国土が大きいカナダ。同じ国なのに6つのエリアで時差が異なるという、貴重な体験ができる国でもあります。
魅力満載のカナダを満喫するには、事前に基本情報の確認は必要不可欠!みんなが知りたいお役立ち情報を今回集めてみました。
*編集部追記
2016年12月公開の記事に、新たに項目を追加しました。(2018/1/30)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。
カナダに行ってみての感想
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私は以前、ワーキングホリデービザを使ってカナダに1年間ほど滞在していました。カナダには様々な人種が住んでいるので、どんな人でもすぐに街にとけ込みやすく、また人々もオープンで話しやすかったです。私がカナダに住んでいたときも、人種差別などを感じたことはほとんどありません。
小さい街に行けば白人中心の場所もあるそうですが、トロントやバンクーバーなどの大都市ではアメリカと同じようにバラエティーに富んだ人種を見ることができるでしょう。移民が多いので仕事も比較的簡単に手に入れやすく、自然も豊かなので旅行にもおすすめです。
カナダは移民の国なので、「コレ!」といったカナダグルメはありませんが、移民が多い分本格的な各国料理が楽しめますよ♪
カナダに行った時の旅行のルート
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私はカナダのトロントに住んでいたのですが、仕事の休みを利用してモントリオールへ旅行したことがありました。フランス語圏であるモントリオールはカナダの中でも観光地として人気で、私のカナダ人の友達も休みを利用してよく旅行に行っていました。
フランス語圏であるモントリオールは他の場所よりも料理がおいしく、また歴史的な観光スポットやおしゃれなカフェなども沢山あります。カナダの他の場所とは異なった雰囲気を楽しめるので、旅行におすすめです!
おすすめの都市
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カナダ最大の都市であるトロントは、北米においても、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴについで4番目の大都市と言われているほどの規模の大きさを誇ります。
トロントは、ビクトリア時代からの歴史観光スポットから、絶景を楽しめる高層タワーまで見どころ満載の都市です。
物価
日本と同等程度。食料品などは日本より安いことが多いです。紙製品やタバコなど、日本より割高なものもあります。
治安
カナダの治安は比較的良いと言われていますが、大都市を中心にスリや置き引き、ひったくりなど旅行者を狙った犯罪は増えつつあります。
夜遅くに出歩いたり、人気が少ない道、治安の悪いエリアなどは避けるようにしましょう。
気候・服装・旅行シーズン
四季折々の景色を楽しめるのがカナダの魅力の一つ。基本的なベストシーズンは日照時間の長い夏になり、ツアー代金や宿泊費などがもっとも高くなります。
また、観光目的によってもシーズンがあり、カナディアンロッキーでのハイキングなら7~8月、オーロラ鑑賞なら11月~3月、紅葉は9月下旬~10月下旬がシーズンです。
日本と同じく四季があり、エリアによっても気候は異なりますが経度が日本より高いので、夏でもそんなに暑くはならず過ごしやすいです。逆に冬は厳寒。場所によっては-20度にもなるので、防寒対策はしっかりと。
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通貨
カナダの通貨はカナダドル。2016年11月現在、1カナダドル=82.61円です。現地では空港、銀行、両替所で日本円からカナダドルへ両替が可能。
しかし近年、銀行で日本円からの両替が断られるケースもあるようなので要注意です。なお、カナダはカード社会でもあるので現金は少額にし、カードで払える場合はカードで払うようにするのが便利ですよ。
ビザ
日本国籍の場合、6ヶ月以内の滞在であればビザ(査証)は不要。必要なパスポートの残存期間はカナダ出国予定日+1日以上です。(ですが有効期限ギリギリはおすすめしません)
また、空路でカナダに向かう場合はeTA(電子渡航認証)が必要です。渡航許可がない場合は飛行機に搭乗できないので必ず事前に登録しましょう。なお、18歳未満の単独、または片親のみの同行には別途条件があります。
コンセント
カナダは日本と同じA型なのでそのままコンセントに差し込めます。変換アダプターは不要です。
電圧も110V、60ヘルツなのでそのまま使えはしますが、変圧器内蔵型でない場合、長時間の利用は故障の原因になるので変圧器の利用をおすすめします。
インターネット
カナダはインターネット先進国であるので、空港やほとんどの公共機関などで無料のwifiを利用可能。街中のお店も無料wifiが利用できる箇所は多いです。
また、ほとんどのホテルでwifiが利用できます。ただ有料だったり、有線だったりということもたまにあるので、予約の際に確認しましょう。
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食事
カナダで一番のグルメといえばサーモン!バンクーバー近海でとれた新鮮で美味しいサーモンが食べることができます。
その他アルバータ州産のアルバータ牛のステーキや、他民族国家ならではのエスニック料理・中華料理・ケベック料理などが有名です。
有名観光スポット・世界遺産
Taisuke Kuwaharaさん(@kuwa_santa)が投稿した写真 – 2016 11月 16 6:22午後 PST
国土の面積が世界第2位のカナダは観光スポットが目白押し!カナディアンロッキーやナイアガラの滝、オーロラなど大自然の神秘を肌で感じることができます。そのほかバンクーバーやトロントなど、洗練された都市観光も魅力的です。
イベント
他民族国家であるカナダは年間を通して多彩なイベントが各地で開催されます。
もっとも有名なイベントの一つが、9月にトロントで行われる「トロント国際映画祭」。フランスのカンヌ国際映画祭に次いで世界第2位の規模を誇る映画祭です。
チップ
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カナダではサービスに対してチップを払う習慣があります。目安としては注文した料金の10%ほどです。ただ観光客が多い地域のレストランでは、レシートにサービス料 (Service Charge, Gratuity) が含まれている場合があります。その場合、さらにチップを払う必要はありません。
マナー
海外のマナーとしてよく知られている「音を立てて食べる」ことは、カナダでもマナー違反とされています。スープやパスタなどを食べる際には音が立たないように注意してください。
魅力が満載なカナダを楽しむなら事前の情報収集は必要不可欠!
以上、旅行前に知っておきたいカナダの基本情報でした。国土の広いカナダを観光するには事前の緻密な観光計画が必要です。短い滞在日数ならなおさら、行き方を間違え、移動だけで観光が終わってしまうこともあるので気をつけてくださいね。
そして何よりもeTAの登録漏れには要注意。当日空港で飛行機に乗れませんでした…ということにはならないように早めに手続きをしましょう!