砂漠の真ん中に作られたサルベーションマウンテンがポップで可愛い♡

Posted on 2021年2月5日

by TABIPPO

アメリカ・カリフォルニア州の砂漠の真ん中に存在する、とってもカラフルで思わず写真を撮りたくなるようなスポット「サルベーションマウンテン（Salvation Mountain）」。

多くの映画やミュージックビデオでも使用され、観光客の人気スポットとなっています。実はこのアート、最初は無断で作り始めてしまったのだとか。

砂漠の中にあるポップでキュートなアート

アメリカ・カリフォルニア州パームスプリングから車で約130km。砂漠の中でひと際目立つアート、サルベーション・マウンテンは、レオナード・ナイト氏によって約30年かけて作られました。

丘にレンガ用の泥を押し固め、色を付けているそうです。

現在80代のレオナード氏。1980年代、宗教的なメッセージを飛ばそうとやってきたものの実際に上げることができず、サルベーション・マウンテンを作ることを思いついたそうです。

なんと、最初は無断で作り始めてしまったのだとか。後に世界中から寄付が寄せられ、2002年には「国家的財産」に認定。

ペンキや食料も、全て寄付によってまかなわれていたといいます。

サルベーション・マウンテンのテーマは「GOD IS LOVE（神は愛）」。丘の至る所に、「GOD IS LOVE」の文字が見られます。

山のふもとには、レオナード氏が住居として使っていたトラックも。寄付を受けたシボレーの51年型トラックで、車内には冷房もないそうです。

また、「オズの魔法使い」でドロシーやライオンがオズの国に向かう際に通る“イエロー・ブリック・ロード”という黄色い階段も再現されています。

このとっても可愛いアート作品は、ショーン・ペンが脚本・プロデュース・監督を務めた2007年公開の映画「イントゥ・ザ・ワイルド」の撮影で使われました。劇中にはレオナード氏も登場。

また、加藤ミリヤ×清水翔太の楽曲「Sakura Melody」のMVもここで撮影されています。

また、元EXILEのUSAの「DANCE EARTH PARTY」にも登場。

サルベーション・マウンテンまでの公共交通機関はないので、レンタカー、またはツアーを利用して向かいます。

アメリカ・カリフォルニア州パームスプリングから車で約130km南、ロサンゼルスから3時間強の道のり。

ロサンゼルスやサンディエゴを訪れた際には、こちらもチェックしておきましょう♡