海水を飲み込むド迫力!アメリカの「トールの井戸」に吸い込まれそう…
こんにちは!GUCCIです!
「世界で最も◯◯」な場所を巡る、1年間の世界一周の旅。今回は、3ヶ所目の目的地として、トールの井戸に行ってきた様子を、自作の動画と共にお届けします。
【世界一周ムービー】#03 世界で最も吸い込まれそうな海 「トールの井戸」
movie by GUCCI
今回はレンタカーで、サンセットの絶景を狙ってトールの井戸に行ってきました。2分間のダイジェスト動画で、僕と一緒にトールの井戸を体験しましょう!
トールの井戸って何⁉︎
photo by GUCCI
トールの井戸はアメリカのオレゴン州「ペルペツア岬」にあります。海岸にぽっかり空いた巨大な穴に、波が打ち寄せては豪快に流れ込む、ちょっと不思議な泉です。
この深さ6メートルほどの穴は、数千年前に暮らしていたネイティブアメリカンがつくった貝塚の跡で、それが波に飲まれ「トールの井戸」がつくられたそうです。
また、トールの泉の近くには、波に合わせて高くしぶきを上げる、スパウティングホーン(The Spouting Horn)という泉もあります。
トールの井戸に行くには?
photo by GUCCI
ポートランドからレンタカーで!
トールの井戸は、ツアーがあるような観光地ではなく、写真家と地元のカップルがこよなく愛する、知る人ぞ知る絶景地です。そのため、ここには個人でレンタカーで行くしかありません!
最寄りの街はユージーン(Eugene)という車で2時間ほどの場所になるのですが、他の観光と合わせるならポートランド(Portland)でレンタカーを借りて行くのが良いでしょう。
太平洋岸を走る101号線(オレゴンコースト)に沿って、3時間ほどのドライブを楽しみましょう!
天候が安定するのは6−9月
曇天でももちろん迫力がありますが、やはりサンセットとのセットが格別にキレイなので、天気の良い6−9月に行くのが良いでしょう!
綺麗な写真を撮るには?
photo by Shutterstock
↑サンセットをバックに、豪快に沈み込むトールの井戸
迫力があるのは満潮の前後1時間!
最も豪快に波が流れ込むのは満潮の前後1時間です。それ以外だと井戸の上まで海水が浸らないからです。満潮のときに近くまで寄って写真を撮ろうとすると、どうしても足が濡れてしまうので、ストラップ付のサンダルなどで行くのがおすすめ。
満潮の時刻は毎日変わるので、事前に調べてから行きましょう!トールの井戸の 満潮時刻は下記で調べる事ができます。
http://tides.willyweather.com/or/lincoln-county/yachats.html
満潮&サンセットが重なる日を狙おう!
トールの井戸は太平洋岸にあるので、海の向こうに夕日が沈んでいきます。満潮前後で、かつ背景にサンセットが映っている絶景を狙いましょう!
三脚を使ってシルクのような写真を撮ろう!
photo by GUCCI
皆さんは、旅行雑誌などに載っている滝や川の写真で、水面が白いシルクのようになっている写真を見た事はありませんか?
あれは長時間露光(シャッターをコンマ数秒〜数十秒ひらいたままにする)というものを使って、一瞬を切り取るのではなく、数秒間で流れる水の動きを1枚の写真にしているんです。
そして、このトールの井戸でも、ほぼ全ての写真家が長時間露光でその絶景をおさめています。
何だか難しそうだな、と思ったかもしれませんが、三脚と数万円程度のカメラがあれば、初心者でも非常に簡単に撮る事ができます。
①カメラをシャッタースピード優先モードにする
②シャッタースピードを1/6秒〜1/2秒に設定する
③トールの井戸から数m手前に三脚とカメラをセットする
④海水が沈み込んでいくタイミングに合わせてシャッターを押す
シャッタースピードとシャッターを押すタイミングによって写り方が変わるので、写った写真を確かめながら何度も撮ってみましょう!
トールの井戸に今すぐ行こう!
photo by shuttertstock
↑サンセットをバックに、高くしぶきを上げるスパウティングホーン
個人でしか行けない穴場なので、その絶景にじっくり浸ることが出来ます。沈み行く夕日を背景に豪快に流れ込む「トールの井戸」の絶景に心打たれること間違いなし!
いつかやろうは馬鹿やろう。さぁ、あなたはいつ行きますか?
・名称:トールの井戸(Thor’s Well)
・住所:アメリカ オレゴン州 パーペチュア岬(Cape Perpetua Special Interest Area)
・アクセス:ポートランド(Portland)から車で3時間
・営業時間:24時間
・定休日:年中無休
・電話番号:+1-541-547-3289(US Forestry Department)
・料金:なし
・所要時間:1時間
・オススメの時期:6−9月
・公式サイトURL:なし
↓↓写真家GUCCIが撮ってきた85の「世界で最も◯◯」はこちらから↓↓
▶︎life explorer