世界最大のバカ騒ぎバーニングマンがクレイジー過ぎた
その世界観を言葉で表すと正に「狂ったエレクトリカルパレード」!!年に一度、北米の砂漠で数万人が一同に集まりバカをする。自由な表現をとことん追及すると「世界最大の自遊空間」が生まれます。これがアートと音楽と悪ふざけの祭典、バーニングマンの世界!
バーニングマンとは??
毎年8月の最終月曜日から9月の第一月曜日にかけてアメリカ、ネバダ州北部のブラックロック砂漠にて開催され、イベントの最後に約30mの木造人型オブジェ「MAN」を燃やす(Burning)事が通例となっています。
1986年サンフランシスコにてラリー・ハーヴェイとその友人ら数十人で開催されたこの祭りは、瞬く間に人数が増え今では参加者6万人に対し先行チケットが50分で完売します。
参加者は各々キャンプを作り、「MAN」を中心に砂漠には広大な街が形成されます。基本的なルールとして「誰もが自己主張し傍観者にならないこと」があり、砂漠の街にはアーティスト集団が作った大小様々なアートが置かれ、奇抜な形と極採色に改造されたアートカーが走り、至る所でDJが夜通し音楽を爆音で鳴らしています。
またGIFT精神として貨幣の流通が禁止されており、食べ物でもお酒でもハグでもキスでも見返りを求めずに気分次第で何でも大盤振る舞いされます。
シンボルとなるMAN
開催当初は3mだったのが今では30m程の大きさになっている。夜になると蛍光色に光り砂漠の街の中心にそびえたつ。イベントの最後には盛大に燃やされ無に帰ります。
Photo By KAKIZAWA
点在するアート
世界中のアーティストがそこかしらに様々な趣向のアートを作成します。見るだけでなく、登ったり操作したり規格外のものばかり。
Photo By KAKIZAWA(https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/03/sappi.html)
鳴り響く音楽
世界の有名DJがほぼ予告無しで登場したり、砂漠の真ん中にポツンとピアノがあったり、かと思えばゴミ箱を叩いて演奏する者もいたり。大小関係なく音楽を思い思いの表現で奏でています。2015年はDaft Punk他、有名アーティストがバーニングマンに参加しています。
規格外のアートカー
会場内は車の走行が禁止されているが、「アートカー」のみ走行可能。火炎放射器搭載で音楽をかけていたり、もはや規格外とはこの事。
個性的なファッション
「自由な表現」の元、個性的なファッションの人が大半です。女装でも裸でもどんな格好でもバーニングマンではOK!
Photo By KAKIZAWA
Photo By KAKIZAWA
砂漠の環境
会場のブラックロック砂漠は常に乾燥しており日中は40℃近くまで上昇し、夜間は10℃まで冷え込む。またストームが細かい砂漠の土を巻き上げ5m先の視界も見え無くなる事もしばしば。砂漠で生きる装備がバーニングマン生活を左右します。
持ち物はチケット、一週間分の食料、砂漠で耐えうる防寒具、常備薬、キャンプ道具、夜間照明(懐中電灯、大量のルミカ)、自転車、ゴミ袋、掃除道具など
砂漠で持って行った方が良い持ち物
バーニングマンチケット、一週間分の食料、常備薬、日焼け止め、リップクリーム、保湿クリーム、日数分の衣類、スニーカーやブーツ、サンダル、寝袋、スリーピングマット、防塵マスク・ゴーグル、日傘・帽子、ゴミ袋、掃除道具、ジップロックの袋(電子機器入れ)、懐中電灯、大量のルミカ
バーニングマンを映像で
まとめ
いかがだったでしょうか?実際ここではお伝えしきれないほどありとあらゆる「表現」が数限りなくあります。写真でも十分インパクトがありますが、一番は実際参加してみることをお勧めします!本当にこの10倍の衝撃を受けます。自由を自遊で作り上げるバーニングマンの空間を是非体感してみてください。