シルクロードの宿場街サフランボルの観光スポット4選
トルコと言えばイスタンブール、カッパドキア、パムッカレが魅力的な地域として挙げられます。
それもトルコのある一面ではあるのですが、今回紹介させていただく街もまた違った一面を持っています。
トルコ旅行にもう少し違うエッセンスを加えたいという方に足を向けていただければと思い、今回はシルクロードの宿場街として栄えた街、サフランボルをご紹介します。
宿場街として栄えたサフランボル
17世紀オスマントルコの時代にシルクロードの拠点として栄えた街です。当時の歴史ある建物が大切に保存されており、街並は世界遺産にも登録されました。
またトルコの伝統的な生活様式が色濃く残っている地域で、その文化に触れることはトルコの伝統に触れることに繋がるそうです。能書きはこれくらいにして早速街を歩いてみましょう。
ブドゥルルックの丘から街を一望
Photo by Atsushi Ito
街に着いたらブドゥルルックの丘を目指しましょう。
オスマントルコ調の朱色屋根の可愛らしい家々が軒を連ね、その間を張り巡らされた石畳の道が行き交う様や、談笑しているお母さん達、モスクにお祈りに行く人々を一望することができます。
夕方になると家の明かりが灯り、夕食の準備をし始めるのを見えるので少し日本が恋しくなったりもします。
アットホームタウン・サフランボル
Photo by Atsushi Ito
街並をぼーっと眺めた後は、歴史ある街をぶらぶら。おじさま方から一緒にチャイを飲もうと誘われます。
(この街には名前の由来になっているサフランを使ったサフランティーもあります。)
他にも写真を撮ってくれよと声をかけられたり、アットホームで居心地のいい街です。また保存されている家々にも、可愛らしいトルコ調の装飾がされていて宿泊も可。
他の建物でも17世紀からから営業を続けるハマム(大衆風呂屋)でリフレッシュできる等、当時の生活を感じながら過ごすことができます。
ハンドメイドタウン・サフランボル
Photo by Atsushi Ito
この街ではお土産に困ることはありません。
サフランボル発祥と言われているロクム(餅状の菓子)や、この街の産業を支えた鍛冶屋では普段使いできる鉄や銅のカップ、サフランボルの母さんてづくりのバック等、魅力ある雑貨に心惹かれます。
手すりなし!渓谷に架かるインジェカヤ水道橋を渡れ
街を見て回ったら次はヨリョク村ツアーに参加しましょう。ツアーの内容は鍾乳洞、ヨリョク村、インジェカヤ水道橋を周ります。
このツアーのハイライトは何と言っても水道橋でしょう!高さ60m、幅1.1~1.2m、全長116mの水道橋が渓谷の上にかかっているのですが、実は歩いて渡れます。
実際歩いてみると橋の縁と谷の境目がわからなくなり、自分がいまどこを歩いているかわからなくなり正直怖いです(笑)刺激を求める方はチャレンジしてみましょう。
サフランボルへの行き方
イスタンブールから高速バスで8時間(夜行も有)、アンカラやカッパドキアからのアクセスも可能です。
位置的にはカッパドキアとイスタンブールの間にあるので、移動手段はバスになりますが、日本の高速バスと違ってリクライニングもでき、Wi-Fiも利用可、飲み物や軽食が出る等サービスも充実してます。
まとめ
トルコは様々な文化が入込んだ地域で、イスタンブールやパムッカレ、カッパドキアとまた違った雰囲気がサフランボルにはあります。
トルコをよりもっと楽しみたいと言う方は是非サフランボルに行くことをお勧めします!