親日国、旅行者に優しい国として知られているトルコ。一方で、「ナンパが多い国」としても有名で、ネット上でも「トルコはナンパがすごい」などと話題になっています。

果たしてどれほどすごいのでしょう?これまで2回トルコを旅した私が見た、トルコのナンパ事情をお伝えしたいと思います。

 

トルコでモテモテの日本女子

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Photo by Harubobo

日本人女性がトルコを旅すると、ズバリ!モテます。

特に外国人観光客の多いイスタンブールの旧市街を歩いていると「かわいいね」とか、「一緒に食事に行ってくれないか」など、ひっきりなしに声かけがあります。

トルコにはヨーロッパからの観光客も多いですが、ヨーロッパの女性たちがトルコの男性からナンパをされているのは見たことがありません。あくまでも普通の客引きです。

 

日本人女性がトルコでモテるのは、「落としやすい」と甘く見られているという要因もあるようですが、日本人女性のかわいらしい雰囲気や見た目が魅力的に映るのも要因の一つかも。

日本では特にモテるタイプの女性でなくても、トルコに行けば間違いなくお声がかかるかもしれません。

さて、続いて私が実際に経験したびっくりナンパエピソード3つをご紹介しましょう。

 

「トルコの男を試してみないか?」

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イスタンブールの旧市街を歩いていたとき、とあるお土産物屋さんの前を通りかかりました。「お茶を飲むだけでもいいからちょっと見ていかない?」と声をかけてきたのは紳士的な若い男性。

高級そうな店構えでしたが、トルコ雑貨を見るのが好きな私は「見るだけ」と思い入ってみることに。
お店に入ると、トルコ旅行のお約束、チャイのおもてなし。

 

店内には声をかけてきた男性以外にも複数の男性スタッフがおり、そのうちの一人がしきりに「食事に行こう」、「僕と付き合おう」などと誘ってくるのです。

「もうパートナーがいるから」と言って断ると、「トルコの男と付き合ったことはあるか?」と聞いてきます。「ない」と答えると、「トルコの男を試してみないか?」と言うのです。

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「婚約者は私にとって最高のパートナーだから必要ない」と返すと、「それはトルコの男を試したことがないからそう思うんだ。僕を試してみたら良さがわかるはず!」となかなか諦めません。

一体その自信はどこから湧いてくるのでしょうか。婚約者がいると聞いても簡単には諦めないガッツにはある意味感心させられました。

日本で増殖していると言われている草食系男子も、少しは見習ってもいいかも!?

 

「婚約者なんて関係ない」

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トルコ南部のリゾート地、アンタルヤの旧市街を歩いていたときのこと。お土産物屋さんの男性に声をかけられましたが、物価の高い観光地で買い物をする気などなかった私は断りました。

しかし、その男性は「プレゼントがある」と言うのです。男性は40歳過ぎに見えたので、私は単にフレンドリーな人なのだろうと思い、警戒していませんでした。

 

「この中でどれが欲しい?」とお茶や陶磁器、アクセサリーのコーナーでそれぞれ私に品物を選ばせようとします。

店の商品をタダでもらうのは気が引けるし、なんだか後が恐いので、何ももらわずに帰ろうとしたのですが、むしろ選ばないと帰らせてくれない雰囲気。

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結局強引な「プレゼント」を受け取る流れになりました。

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その男性は、しきりに「君はとてもきれいだ」などと言ってきます。おじさんだと思って油断していたら結局ナンパだったのです。

「婚約者がいるから」と言っても、「そんなの関係ない。たまには楽しもうよ。」と言ってくる始末。仮にパートナーがいなかったとしても「遠慮しときます」と言いたいようなお相手でした。

体をすり寄せてきそうな勢いだったので「とにかく、ありがとう!」と言って退散しました。

 

「今日の夜またここに来て。ディナーに行こう。」と言われましたが、それ以降そのお店の前を通らないようにしたのは言うまでもありません。

トルコでは40代、50代でも「離婚して一人だから寂しいんだ」という男性がけっこういるようで、おじさんだからといって油断はできないことがわかりました。

 

Good morning sweetheart

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港町アンタルヤでは、気軽にクルーズを楽しむことが楽しむことができます。私もせっかくなので夕方のショートクルーズに参加してみました。

ボートの上で話しかけてきた一人の若い男性。彼は金髪に青い目だったので、はじめはどこの国の人かよくわからなかったのですが、トルコ人で船のスタッフのようです。

 

その男性はごく簡単な英語しか話せなかったので、あまり会話らしい会話にはなりませんでしたが、私が寒さに震えていると自分の上着を貸してくれたりと、優しいところがありました。

Facebookの連絡先を聞かれたので教えたところ、「君と友達になりたい」とか、「明日会える?」などというメッセージが入ってきます。

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その後再会することはありませんでしたが、”Good morning sweetheart”とか、”I miss you”、”Hi baby”といったメッセージが届いたり、2か月半にわたり、時々Facebook上で電話がかかってきたりしました。

私がオンライン中に電話が入ってくることがなかったので、出ることはありませんでしたが…

 

もちろん、その男性には「婚約者がいるから単なる友人以上の関係になるつもりはない」ということは初めから伝えてありました。

にもかかわらず、恋人相手に言うような言葉の数々と度重なる不在着信。彼が何を考えてそういう行動をとるのかは理解できませんでしたが、その粘り強さはある意味スゴイと思わせられました。

 

トルコ人男性にどう接するか?

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トルコはとてもフレンドリーで親切な人も多いので、ナンパを警戒するあまり現地の人との交流を絶ってしまうのはもったいないと思います。見るからに怪しい人でなければ、話くらいは聞いてみてから判断してもいいのではないでしょうか。

ただし、会ってすぐに容姿などを褒めてくる人、必要以上に体を近づけてくる人や、たとえ肩などであっても体に触れてくる人は要注意。

ナンパしてきた相手に興味がないときは、結婚していなくても「結婚しているから」と言ってきっぱり断るのがベストです。

 

まとめ

トルコ人男性のナンパっぷりをお伝えしてきましたが、決して声をかけてくるトルコ人男性がみんなナンパというわけではありません。
純粋に外国人と話がしたいという人も大勢います。

身を守るための最低限の注意はしつつも、心をオープンにしておくバランス感覚がトルコの旅を楽しむ秘訣だと思います。

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