スイスの物価・治安・観光スポットまとめ。マイナスイオンを浴びに行こう
皆さんは、スイスを訪れたことがございますか?スイスは、マッターホルン、アイガー、ユングフラウといったアルプスの山々をはじめとする美しい自然を満喫できることはもちろん、旧市街が美しい首都ベルンやバーゼル、そして一度は乗ってみたい氷河急行など、見どころ満載の国です。
それでは今回は、そんなスイスの基本情報と、旅行で行った際に必ず訪れたい観光スポットを合わせてご紹介いたします。
物価
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スイスの物価は、皆さんのご想像通り高いです。例えばスイスのキオスクなどで売られている500mlボトルの値段は、1本当たり300~400円ほど!国の経済力や物価動向を測る「ビッグマック指数」でも世界1位にランク付けされており、ビックマックの値段は700円を超えています。宿泊料金も高く、大都市圏の中級シティーホテルであれば、1泊20,000~25,000円くらいが相場です。
治安
スイスの治安は良く、犯罪率も少ないです。しかしながら全く犯罪がないわけではなく、駅やバスターミナルなど混雑する場所ではスリやひったくりなどが頻繁しています。特にジュネーヴの新市街やパキ地区は売春婦や麻薬の売人も多いので注意。
気候
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スイスには日本と同じく四季があり、それぞれの季節で観光を楽しむことができます。例えるなら、日本の北海道や高原のような気候を想像してもらえれば良いでしょう。
ですがスイスは高低差があるため、地域や標高により気候がかなり異なります。旅行前には、訪れる地域ごとの気候の確認が必要です。
服装
春や秋は気候が穏やかですが、朝晩は冷えやすいためサッと羽織れるジャケットがあると便利。日本よりも寒い場合が多いので、薄手のニットなどもあると便利でしょう。夏は平野部では日中30度を超すところもありますが、乾燥しているので日陰に入れば涼しいです。冬は氷点下になることも多いのでしっかりとした防寒具が必須です。
旅行シーズン
スイス旅行のベストシーズンは、気候がよく自然も美しい6~8月です。ウインタースポーツがお好きな方は12月~3月のスキーシーズンもおすすめです。
通貨
スイスの通貨はフラン(略称CHF)です。為替レートは1CHF=約110〜120円ほどで、スイスはEU非加盟国ですが、高級ホテルやデパートなどではユーロでの支払いが可能な場所もあります。
ビザ
日本人がスイスに旅行に行く場合、ビザなしで3ヶ月間滞在できます。
コンセント
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スイスのコンセント・プラグ形状は、差し込み口に丸い穴が2つあるBタイプ、Cタイプが一般的です。電圧は220V(ボルト)なので、この電圧に対応していない日本の電気製品を使うときには変圧器が必要です。
インターネット
スイスのインターネット環境は充実しており、都市の中心部や主要駅構内、ホテル、カフェなどでは、Wi-Fiアクセスポイントが設置されているところが多々あります。
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食事
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スイスは、ドイツ料理、フランス料理、イタリア料理といった多くの地域の影響を受けながらも、スイス特有の料理も数多くあります。特に有名なのはチーズフォンデュですが、溶けたチーズをゆでたじゃがいもにかけて食べるラクレットや、フィレ・ド・ペルシュといった白身魚の料理も有名です。
バーンホフ通り
チューリッヒ中央駅からチューリッヒ湖へ続くバーンホフ通りは、道の両脇にデパート、有名ブランドショップ、時計店、洋服店などが立ち並ぶ賑やかな場所です。街中を走るトラムも日本ではなかなか見ることができないので新鮮!
フラウミュンスター
チューリッヒの旧市街の真ん中に位置するフラウミュンスターは、もともと女子修道院として建設された建物です。内部にはマルク・シャガールやジャコメッティ作のステンドグラスがあり、必見の美しさ!
連邦議事堂
緑色のドーム型の屋根が特徴的なベルンの連邦議事堂。ゴシック調の外観は堂々としており、ベルンでも特に人気の高い観光スポットです。
時計塔
ベルンのシンボル的な存在として知られる時計塔。スイスで最も古い時計塔の一つであり、細かく美しい装飾が非常に優美。一時間おきにさまざまな装飾人形が踊りだし、楽しく時を告げてくれます。
ベルン旧市街
中世の美しい街並みが今なお残るベルン旧市街。ここは1983年にユネスコの世界遺産に登録されており、荘厳な大聖堂、重厚な石造りのアーケードなど見所満載です。
ホーフ教会
ここは聖レオデガルと聖マウリシウスを祀っている教会で、もともとの建物は1633年に発生した火災で焼失してしまい、現在の建物は1645年に再建されました。ヨーロッパ最大を誇る大パイプオルガンのコンサートがあることでも有名な場所です。
中央スイスアルプス
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スイス観光の先駆けとなった、スイス連邦発祥の地です。特にスイス中央部に大きく広がるベルナーオーバーランド州は、世界遺産のベルンや、荘厳で勇ましいベルナーアルプスの名峰、ユングフラウヨッホ、アイガー、メンヒなど、見どころ満載です。
氷河博物館
こちらは、ライオン記念碑近くの公園内にあるミュージアムで、氷河から溶け出してできた穴や遠くから運ばれた丸くなったユニークな形の石などが展示されています。日本語版のパンフレットもあるので英語が苦手な方でも安心!
ミシャベル連峰
スイス最高峰ドム山を中心に、テーシュホルンな山々が連なるミシャベル連峰。4000メートル級の山々と氷河に囲まれた雄大な自然景観が有名です。
コルヴァッチ展望台
コルヴァッチ展望台は、標高3,303mにあり、エンガディン地方のロープウェイで到達できる最高地点です。ピッツ・シェルシェン、ピッツ・ロセック、ピッツ・ムルテル、セラ氷河、チェルバ氷河、モルテラッチ氷河などを望むことができます。
ディアボレッツァ展望台
ディアボレッツァ展望台の目の前には、4000m級のベルニナ・アルプスの山々とペルス氷河など、圧巻のパノラマが広がっています。迫力満点の雄大な山々と氷河は、数ある展望台の中でも特に凄みが強くおすすめ。
ピッツネイル展望台
ピッツネイル展望台へは、サン・モリッツからケーブルカーとロープウェイを乗り継いで上がることができます。ベルニナエリアの美しい山々やスヴァレッタの谷、オーバーエンガディンの谷、エメラルドグリーンの湖などを一望できます。
マッターホルン・グレーシャー・パラダイス展望台
マッターホルン・グレイシャー・パラダイス展望台は、標高3883m、クライン・マッターホルンという槍ヶ岳のような形の山の頂上につくられた展望台で、富士山よりも高い場所にあります。ロープウェイやゴンドラを乗り継いで気軽に行くことができます。
スネガ展望台
ツェルマットの町から一番お手軽に行ける展望台といえば、スネガ展望台。特徴的な形をしたマッターホルンを一番美しい角度からみることができる展望台といわれており、マッターホルン好きにはおすすめです。
モンブラン
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ヨーロッパ・アルプスの最高峰、標高4,807mのモンブランは、フランスとイタリアの国境にあります。「白い山」と言われ、年中白雪の美しい山容を呈しています。
エギーユ・デュ・ミディ展望台
こちらは、3777mの山頂駅までシャモニーからロープウェイ行くことができます。180度のパノラマを堪能でき、足下には1,000m下のモンブランから流れ出た氷河を見ることができます。高地ですので、気温は年間を通して0度を下回ります。温かい服装で行きましょう。
サン・ピエール大聖堂
旧市街の真ん中、尖った塔が目を引くこのサン・ピエール大聖堂は、ジュネーブ市民の信仰の柱となっている場所です。大聖堂の塔の上にも上ることができ、そこからは市街やジュネーブ湖を一望することができます。
ユングフラウヨッホ・スフィンクス展望台
高速エレベーターで上がる標高3571mのスフィンクス展望台からは、スイスアルプス最大・最長のアレッチ氷河をはじめ、ベルナーアルプス、ヴァレーアルプスなどの眺望が広がっています。
クライネシャイデック
標高2016m、アイガー北壁の真下にあるクライネ・シャイデック。駅の近くにある小高い丘は、アイガー北壁を眺めるのに絶好のビューポイントになっています。
バッハアルプ湖
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バッハアルプ湖は、その美しさから「アルプスの真珠」とも呼ばれる山上の湖です。特に晴れた日に湖面に映るレストランシヨンと周囲の緑や空の景色がきれいと評判です。
自然の魅力満載!スイスへ行こう
いかがでしたか?雄大なアルプス山脈、歴史的な建造物、良好な治安と、旅行者にとって魅力が多いスイス。物価は高いですが、その分安心して楽しめるのも魅力です。今回は物価や治安などの基本的な情報から、おすすめの観光スポットまでご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。