スロバキアは中欧にある小さな国ですが、様々な魅力があります。しかし、日本では首都ブラチスラバを除いて、ほとんど知られていません。

そこで、今回はスロバキアの魅力を35箇所選んでみました。ぜひ、スロバキアにも足を運んでください。

*編集部追記
2016年8月に公開した記事に新たに加筆しました。(2017/9/4)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

スロバキアに行ってみての感想

スロバキアには今まで3回訪れています。スロバキアを一言で表すなら「素朴な国」です。派手さはありませんが、温かさを感じる国。それは、スロバキア人にも当てはまります。私にはスロバキアに住んでいるスロバキアの友人がいます。いつ訪れても、家族みんなで温かく歓迎してくれます。

多くの旅行者はスロバキアの首都、ブラチスラバしか訪れませんが、それはあまりにもったいない!色々な場所を訪れて、スロバキアの魅力に触れてみてください。

スロバキアを観光する際のアドバイス

スロバキアではテロや犯罪の心配はいりません。基本的なことを守れば、安心して旅行できる国です。あえて注意点を書くなら、ダニに注意したいところ。特に、タトラ山近くはダニがよく出ます。

ダニが気になる方はベッドの上に敷物を敷くといいでしょう。スロバキアの通貨はユーロです。そのため、オーストリア・ウィーンからでも両替なしで観光できます。

スロバキアのおすすめスポット

個人的におすすめしたいスポットはチェルヴェニー・カメン城です。このお城はスロバキアとチェコの国境近くにあるのですが、とにかく内装が豪華!

また、映画のロケにも使われた地下倉庫は一見の価値があります。基本的にチェルヴェニー・カメン城はツアーでの見学となります。

*編集部追記(2017/9/4)
以下、観光スポットの一覧となっています。

ブラチスラヴァ城

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最初に訪れたいのが、首都ブラチスラバにある「ブラチスラヴァ城」です。ちょうど、テーブルを逆さまにしたような形をしています。「ブラチスラヴァ城」はハンガリーの首都になったこともある由緒正しき城です。近年、リニューアルされ、より一層美しくなりました。

■詳細情報
・名称:ブラチスラヴァ城(Bratislavsky hrad)
・住所:811 06 Bratislava
・アクセス:ブラチスラヴァ中央駅から徒歩30分
・営業時間:8:00~24:00
・定休日:日曜日
・電話番号:+421 2/544 114 44
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.bratislava-hrad.sk

国立歴史博物館

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ブラチスラヴァ城の内部には「国立歴史博物館」があります。ここには様々な宝物があり、スロバキアの歴史を学ぶことができます。特に豪華な王冠は見ものですよ。ぜひ、城の外部だけでなく「国立歴史博物館」も忘れずに!

■詳細情報
・名称:国立歴史博物館(Historicke muzeum)
・住所:811 06 Bratislava
・アクセス:ブラチスラヴァ中央駅から徒歩30分
・営業時間:10:00~18:00(4月~11月中旬)、9:00~17:00(11月中旬~3月)
・定休日:月曜日
・電話番号:(02)2048-3110
・料金:大人7ユーロ、小人4ユーロ
・所要時間:1時間
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.snm.sk/?historicke-muzeum-uvodna-stranka

聖マルティン大聖堂

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ブラチスラヴァ城へ行くまでに必ず見かけるのが「聖マルティン大聖堂」です。「聖マルティン大聖堂」は14世紀に建てられたブラチスラヴァで最も古い教会です。

ハンガリーがオスマン帝国に占領されていた時代は「聖マルティン大聖堂」で戴冠式が行われていました。教会に入ると、厳粛な雰囲気が漂います。

■詳細情報
・名称:聖マルティン大聖堂(Dom sv.Martina)
・住所:Rudnayovo námestie 1, 811 01 Bratislava
・アクセス:ブラチスラヴァ駅から徒歩20分
・営業時間:9:00~11:30、13:00~18:30(月曜日~土曜日)、13:30~16:00(日曜日)
・定休日:無休
・料金:2ユーロ
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://dom.fara.sk/index.php/sk

青の教会

ブラチスラヴァにあるユニークな教会が「青の教会」です。正式名称は「アルジュベタ教会」ですが、地元では「ブルーチャーチ」という愛称で親しまれています。外観も青色ですが、内装も青色です。少しメルヘンチックな教会ですね。

■詳細情報
・名称:青の教会(Blue Church)
・住所:Bezrucova 2, Bratislava
・アクセス:旧市街から徒歩20分
・営業時間:6:30~8:00、17:30~19:30(月曜日~土曜日)、7:30~12:00、17:30~19:30(日曜日)
・定休日:無休
・電話番号:(02-5273-3572
・料金:無料
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.welcometobratislava.eu/the-blue-church

UFOの塔

ブラチスラバ城からドナウ河方向を見ていますと、不思議な橋に目がいくはずです。この奇妙な橋は「UFOの塔」と呼ばれています。

「UFOの塔」は展望タワーとなっており、ブラチスラヴァを一望することができます。共産主義時代に作られた奇妙な塔に行ってみましょう。
■詳細情報
・名称:Vyhliadka UFO
・住所:most SNP
・アクセス:ブラチスラヴァ城から徒歩10分~20分
・営業時間:10:00~23:00
・定休日:無休
・電話番号:(02)6252-0300
・料金:大人6.5ユーロ、学生4.35ユーロ、小人3.25ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.redmonkeygroup.com/sk/ufo-vyhliadka.html

ミハエル門

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ブラチスラヴァ中央駅を降り、15分ほど歩くと旧市街に着きます。旧市街にはいくつかも門がありますが、唯一現存している門が「ミハエル門」になります。

「ミハエル門」は14世紀にゴシック様式で建てられましたが、16世紀にルネサンス様式に建て替えられました。塔の中には「武器博物館」があります。

■詳細情報
・名称:ミハエル門(Michalska brana)
・住所:Michalska22
・アクセス:ブラチスラヴァ中央駅から徒歩15分
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:https://www.visitbratislava.com/sk/miesta/michalska-brana

スロバキア国立ギャラリー

美術に興味がある方は「スロバキア国立ギャラリー」に行ってみましょう。ギャラリーは18世紀に建てられた宮殿と共産主義時代に建てられた兵舎で成り立っています。

様々な展示品がありますが、ゴシックの作品はスロバキアで一番の規模を誇ります。もちろん、現代の作品も展示されています。

■詳細情報
・名称:スロバキア国立ギャラリー(Slovenska narodna galeria)
・住所:Nam Ludovita,Stura 4
・アクセス:ブラチスラヴァ中央駅から徒歩30分
・営業時間:10:00~18:00(火曜日、水曜日、金曜日~日曜日)、12:00~20:00(木曜日)
・定休日:月曜日
・電話番号:(02)2047-6111
・料金:無料
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.sng.sk/sk

ユダヤ文化博物館

スロバキアをはじめとする中欧諸国にはかつて、多くのユダヤ人が住んでいました。しかし、第二次世界大戦、ナチスドイツによって多くのユダヤ人が殺されたのです。

スロバキアにおけるユダヤ人の歴史を学べるのが「ユダヤ文化博物館」です。展示物は年代順でわかりやすく解説されています。なお、ブラチスラヴァ城の近くにはユダヤ人のお墓があります。

■詳細情報
・名称:ユダヤ文化博物館(Muzeum Zidovskej Kultury)
・住所:Zidovska Ulica 17
・アクセス:ブラチスラヴァ中央駅から徒歩20分~30分
・営業時間:11:00~17:00
・定休日:土曜日
・電話番号:(02)2049-0101
・料金:大人7ユーロ、小人、学生2ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.snm.sk/?muzeum-zidovskej-kultury-uvodna-stranka

ブラチスラヴァ交通博物館

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鉄道や自動車が好きな方でしたら、ぜひ「ブラチスラヴァ交通博物館」に行ってみましょう。この博物館にはレトロな車や迫力満点の蒸気機関車が多数展示されています。

戦後、スロバキアは共産主義国でしたので、日本とは大きく異なるデザインに注目してください。ブラチスラヴァ中央駅からもアクセスしやすいです。

■詳細情報
・名称:ブラチスラヴァ交通博物館(Železničné múzeum)
・住所:Bratislavský kraj, Bratislava
・アクセス:ブラチスラヴァ中央駅から徒歩10分
・営業時間:10:00~17:00
・定休日:月曜日
・電話番号:+421 (0)2/5244 41 63
・料金:大人3.3ユーロ、小人1.5ユーロ
・所要時間:1時間程度
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://slovakia.travel/en/transport-museum-bratislava

デヴィーン城

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スロバキアは本当に城が多い国です。ブラチスラヴァ城のように城の体裁を保っているものもありますが、多くの城が破壊されたまま残っています。

また、そのような姿が趣き深くていいのですが。「デヴィーン城」もそんな城のひとつです。19世紀にナポレオンに攻め落とされた後、そのままの姿になっています。

■詳細情報
・名称:デヴィーン城(Devinsky hrad)
・住所:Muranska Ulica
・アクセス:SNP橋の下にあるバスターミナルから29系統に乗車
・営業時間:10:00~17:00(4月と10月)、10:00~18:00(5月~9月 火曜日~金曜日)、10:00~19:00(5月~9月 土曜日、日曜日)
・定休日:月曜日
・電話番号:(02)6573-0105
・料金:大人4ユーロ、小人2ユーロ
・所要時間:1時間程度
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.muzeum.bratislava.sk/vismo/dokumenty2.asp?id_org=700015&id=1018

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チェルヴェニー・カメン城

P9260574

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ブラチスラヴァから北へ30キロの場所にモドラという小さな町があります。そこから、タクシーに乗ると、ブラチスラヴァ城に引けを取らない立派な城「チェルヴェニー・カメン城」見えてきます。

この城の注目すべきところは城内の豪華な調度品と地下倉庫です。映画のセットにも使われていた地下倉庫には多くのワインが保存されていたのです。知られざる豪華な城へ、足を運んでみましょう。

■詳細情報
・名称:チェルヴェニー・カメン城(Cerveny Kamen Castle)
・住所:Bratislavský kraj, okres Pezinok, Častá
・アクセス:ブラチスラヴァからバスで「Častá」下車。詳しくはバスホームページを参照
・営業時間:9:30~15:30(火曜日~日曜日 10月~4月)、9:00~17:00(5月~9月
・定休日:月曜日(10月~4月)
・電話番号:+421 (0) 33/245 51 03
・料金:大人7ユーロ
・所要時間:2時間程度
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.hradcervenykamen.sk

トレンチーン城

P9250554

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ブラチスラヴァから列車で90分ほど乗ると、トレンチーンに着きます。トレンチーンには「トレンチーン城」という立派なお城があります。

この城もなかなかの規模で、城からはトレンチーンの町並みが一望できますよ。ガイドツアーになっており、英語のテキストを渡されますので、スロバキア語がわからなくても、内容はなんとなく理解できます。

■詳細情報
・名称:トレンチーン城(Trenciansky hrad)
・住所:Matušova 19, 912 50 Trenčín
・アクセス:トレンチーン駅から徒歩30分
・営業時間:9:00~16:30(4月、10月)、9:00~17:30(5月~9月)、9:00~15:30(11月~3月)
・定休日:無休
・電話番号:(032)743-5657
・料金:グランドツアー 大人4.35ユーロ、小人、学生2.35ユーロ
・所要時間:90分程度
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://www.muzeumtn.sk/trenciansky-hrad.html?page_id=297

シェンクヴィツェ

P9260568

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「シェンクヴィツェ」はブラチスラヴァから列車で20分ほど行った小さい町です。この町は小さいですが、スロバキアの歴史を知る上では大変興味深いスポットなのです。

まずは、教会に行ってみましょう。「シェンクヴィツェ」にある教会はオスマン帝国からの襲来を防ぐために壁で防御しているのです。また、ワインの醸造所もちらほら見かけます。ノンビリとしたいい町です。

■詳細情報
・名称:シェンクヴィツェ(Senkvice)
・住所:Senkvice, Slovakia
・アクセス:ブラチスラヴァからトルナーバ行きの列車に乗り20分
・所要時間:1時間ほど
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://www.senkvice.org

ニトラ城

ブラチスラヴァからバスで東へ約1時間~2時間。スロヴァキアの主要都市のひとつニトラに着きます。二トラは5世紀に現在のスロバキア人が住み着き、あらゆる王国の中心として栄えました。

二トラの象徴が11世紀に建てられた「ニトラ城」です。一日かけてじっくり回るのもいいでしょう。

■詳細情報
・名称:ニトラ城(Nitriansky hrad)
・住所:Stefanikova1
・アクセス:二トラへはブラチスラヴァからバスで約1時間~2時間
・営業時間:8:00~18:00(7月、8月の月曜日~金曜日)、9:00~18:00(7月、8月の土曜日)、14:00~18:00(7月、8月の日曜日)、8:00~18:00(9月~6月の月曜日~金曜日)、8:00~12:00(9月~6月の土曜日)
・定休日:日曜日(9月~6月)
・電話番号:(037)16186
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.nitrianskyhrad.sk

スロバキア民族蜂起博物館

第二次世界大戦、スロバキアはナチスドイツの傀儡国家「スロバキア独立国」の支配下にありました。ナチスドイツ側への抵抗を試みたのが「スロバキア民族蜂起」です。

「スロバキア民族蜂起」を学べる博物館がスロバキアのほぼ中央、バンスカー・ビストリツァにあります。第二次世界大戦に興味がある方は足を伸ばしてみましょう。

■詳細情報
・名称:スロバキア民族蜂起博物館(Muzeum Slovenskeho Narodneho Povstania)
・住所:kapitulska 23
・アクセス:ブラチスラヴァからバスで3時間~4時間
・営業時間:9:00~18:00(5月~9月)、9:00~16:00(10月~4月)
・定休日:月曜日
・電話番号:(048)412-3258
・料金:大人2ユーロ、小人1ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.muzeumsnp.sk

スロバキア村博物館

スロバキアの首都は名実ともにブラチスラヴァですが、20世紀初頭に首都が移転される話が持ち上がりました。その候補となった町がマルティンです。

マルティンは人口6万人以下ですが、19世紀にはスロバキア人の民族運動の中心地となったのです。マルティンにある「スロバキア村博物館」は屋外博物館になっており、19世紀後半から20世紀前半の人々の生活が学べるようになっています。

■詳細情報
・名称:スロバキア村博物館(Muzeum Slovenskej dediny)
・住所:Jahodnicke haje
・アクセス:ブラチスラヴァからバスで約4時間30分
・営業時間:9:00~18:00(5月~8月)、9:00~17:00(9月、10月)、10:00~14:00(11月~4月)
・定休日:月曜日(9月~6月)、土曜日(11月~4月)
・電話番号:(043)245-8111
・料金:大人2ユーロ、小人、学生1ユーロ
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://www.skanzenmartin.sk

鉱石博物館

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スロバキアにはいくつか世界遺産がありますが、その中のひとつがバンスカー・シュチャヴニツァという元鉱山の町です。ここはスロバキアで最古の鉱山都市で金、銀を採掘していました。

最盛期の17世紀~18世紀にかけて、オーストリア・ハンガリー帝国の産業を下支えしていたのです。博物館はここで採れた様々な鉱石が展示されています。

■詳細情報
・名称:鉱石博物館(Banske museum)
・住所:Kammerhofská 2, Banská Štiavnica
・アクセス:ブラチスラヴァからバスで3時間30分
・電話番号:+421 45 692 05 35
・所要時間:1時間程度
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.muzeumbs.sk/kammerhof

ロムニツキー・シュティート

P9190405

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スロバキアのシンボルはタトラ山です。スロバキアの国旗や国歌にも登場します。そんな、スロバキアのシンボルに行きませんか?心配はいりません。

登山鉄道の駅からロープウェーを使えば、気軽にタトラ山にアクセスできます。ただし、天候が悪い場合は頂上には行けません。天候が悪くても、途中の乗り継ぎ場でこのような美しい風景を見ることができますよ。

■詳細情報
・名称:ロムニツキー・シュティート(Lomnický stit)
・住所:Lomnický štít, Slovakia
・アクセス:タトランスカー・ロムニツァ駅からロープウェー
・営業時間:ロープウェー 8:50~15:30(夏季)、8:50~14:20(冬季)
・定休日:悪天候の場合
・料金:タトランスカーロムニッツァから往復39ユーロ
・所要時間:2時間以上
・オススメの時期:晴れていたらいつでも
・公式サイトURL:http://www.vt.sk/zazitky/vylety-lanovkami/lomnicky-stit

ゲオルギウス教会

P9180382

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タトラ山の登山口になるポプラド・タトリも見ておきましょう。ポプラド・タトリは周辺の町を併合することで成長した町です。

15世紀から18世紀の間にはポーランドの支配を受けたこともあります。現在はタトラ山のゲートウェイとして、可愛らしいペンションが営業しています。

ポプラド・タトリの目玉が「ゲオルギウス教会」。現在の教会の姿は15世紀に建てられたものですが、保存状態がよく、往時を偲ばせます。

■詳細情報
・名称:ゲオルギウス教会(Church of St. George)
・住所:Spišská Sobota 058 01 Poprad
・アクセス:ポプラド駅から徒歩20分
・所要時間:30分
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://tryslovakia.com/product/roman-catholic-church-of-st-george-poprad-spisska-sobota

スピシュ城

P9200415

P9200415

お待たせしました。スロバキアの最大の目玉といえば「スピシュ城」ではないでしょうか。アニメに出てきそうな独特の外観、迫力。

写真で見るのもいいですが、実際に見ると迫力満点ですよ。スピシュ城へのアクセスを少し解説しましょう。登山口はスピシュケー・ポドフラディエという小さな町です。

そこへは、レヴォチャ、ブレショフ、ポプラド・タトリ、コシツェからバスでアクセスできます。スピシュスケー・ポドフラディエからは徒歩1時間を見てください。

■詳細情報
・名称:スピシュ城(Spissky hrad)
・住所:Spissky hrad,Slovakia
・アクセス:スピシュスケー・ポドフラディエから徒歩1時間
・営業時間:9:00~17:00(4月、10月)、9:00~19:00(5月~9月)、10:00~16:00(11月)
・定休日:12月~3月
・電話番号:(053)451-2786
・料金:大人5ユーロ、学生4ユーロ、小人3ユーロ
・所要時間:1時間程度
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://www.spisskyhrad.sk

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聖ヤコブ教会

ここからは東スロバキアを見ていきましょう。最初に紹介するのは世界遺産の町、レヴォチャにある「聖ヤコブ教会」です。この教会はスロバキアで2番目の規模を誇ります。

内装もかなり手が込んでいるので、ぜひ時間をかけてじっくりと観察しましょう。特に、高さ18メートルの木彫りの装飾は素晴らしいですよ。

■詳細情報
・名称:聖ヤコブ教会(Chram sv.Jakuba)
・住所:nam. Majstra Pavla58
・アクセス:ブラチスラヴァからバスで6時間50分~8時間30分
・営業時間:9:00~17:00(5月~9月)、8:30~16:30(10月~4月)
・定休日:土曜日、日曜日(10月~4月)
・電話番号:(053)451-3763
・料金:無料
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.chramsvjakuba.sk

スピシュ博物館

スピシュ博物館は複数の施設で構成されているコンプレックス型の博物館です。先ほど紹介したスピシュ城も「スピシュ博物館」のひとつとなっています。

レヴォチャにある「スピシュ博物館」で注目したいのが「マイステル・パヴォルの家」。16世紀に著名な芸術家、マイステル・パヴォルの自宅が博物館になっており、様々な貴重な品々が展示されています。

■詳細情報
・名称:スピシュ博物館(Spisske Muzeum)
・アクセス:レヴォチャバスターミナルから800メートル
・営業時間:9:00~17:00
・定休日:無休
・電話番号:(053)451-2786
・料金:大人3.5ユーロ、小人2ユーロ、学生3ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.snm.sk/?dom-majstra-pavla-uvodna-stranka

イコン博物館

ポーランド国境近くにある小さな町、バルデヨフも世界遺産に登録されています。バルデヨフはハンガリーとポーランドを結ぶ交通の要衝として栄えてきました。

バルデヨフで訪れてみたい博物館が「イコン博物館」です。「イコン博物館」には東スロバキアから集められた数多くのイコンを収蔵、展示しています。

■詳細情報
・名称:イコン博物館(Muzeum ikony)
・住所: Radničné námestie, 085 01 Bardejov
・アクセス:コシツェからバスで90分
・営業時間:9:30~16:30(5月~9月)、9:30~15:00(10月~4月)
・定休日:月曜日
・電話番号:(054)472-2009
・料金:大人2ユーロ、学生1.5ユーロ、小人1ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.muzeumbardejov.sk

ワイン博物館

ワインが好きな方でしたら、プレショフに行ってみましょう。プレショフはイスタンブールからバルト海への交易路の要衝として栄えました。

そのような町、プレショフにあるユニークな博物館が「ワイン博物館」です。館内は地下にあり、世界各地から集めたワインが一同に会しています。もちろん、テスティングもできますので、ぜひお試し下さい。

■詳細情報
・名称:ワイン博物館(Muzeum vin)
・住所:Florianova
・アクセス:ブラチスラヴァからバスで7時間~10時間
・営業時間:9:00~18:00(月曜日~金曜日)、9:00~12:00(土曜日)
・定休日:日曜日
・電話番号:(051)773-3108
・料金:大人2ユーロ、小人1ユーロ
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.muzeumvin.sk

東スロバキア博物館

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スロヴァキアNo.2の街が東部にあるコシツェです。コシツェは東スロヴァキアの中心都市でもあります。そのようなコシツェを象徴する博物館が「東スロヴァキア博物館」です。

この博物館の注目の品は1935年に偶然見つかった、中世の金貨! 金貨にはそれぞれ地名が彫られているので、なかなか興味深いです。少しミステリアスな金貨のコレクションをチェックしませんか。

■詳細情報
・名称:東スロバキア博物館(Vychodoslovenske muzeum)
・住所:nam.Maratonu mieru2
・アクセス:コシツェ中央駅から徒歩15分
・営業時間:9:00~17:00(火曜日~土曜日)、14:00~18:00(日曜日)
・定休日:月曜日
・電話番号:(055)622-0309
・料金:大人3ユーロ、小人・学生2ユーロ
・所要時間:1時間程度
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.vsmuzeum.sk

聖アルジュベタ大聖堂

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コシツェ旧市街にいれば、必ず目につく教会が「聖アルジュベタ大聖堂」です。この大きな大聖堂があるおかげで、コシツェ旧市街で迷うことはありません。

さて、この大聖堂はスロバキア最大のゴシック式の教会です。高さは約58メートル! カメラに収めるのが大変です。ぜひ、外観だけでなく内装もチェックしておきましょう。

■詳細情報
・名称:聖アルジュベタ大聖堂(Dom sv Alzbety)
・住所:Hlavná, 040 01 Košice-Staré Mesto
・アクセス:コシツェ中央駅から徒歩15分
・営業時間:13:00~17:00(月曜日)、9:00~17:00(火曜日~金曜日)、9:00~13:00(土曜日)
・定休日:日曜日
・電話番号:+421 55/622 00 79
・料金:大人1.5ユーロ、小人、学生1ユーロ
・所要時間:30分程度
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.visitkosice.eu/sk/o-kosiciach/najkrajsie-pamiatky/dom-sv-alzbety

ミクラーシュ刑務所とフランティシュカー・ラーコーツィ記念館

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この博物館は17世紀から20世紀にかけて使われていた「ミクラーシュ刑務所」とハプスブルク帝国に反旗を翻したハンガリー人、ラーコツィの生家を合体させています。

刑務所の方には拷問用具が展示されていますが、ラーコツィの記念館は一転して美しい庭があります。そのギャップの差がおもしろいですね。

■詳細情報
・名称:ミクラーシュ刑務所とフランティシュカー・ラーコーツィ記念館(Miklušova väznica)
・住所:Námestie Majstra Pavla, 054 01 Levoča
・アクセス:コシツェ駅から徒歩15分
・営業時間:9:00~17:00(火曜日~土曜日)、14:00~18:00(日曜日)
・定休日:月曜日
・電話番号:(055)622-0309
・料金:ミクラーシュ刑務所 大人2ユーロ、小人、学生1ユーロ、フランティシュカー・ラーコーツィ記念館 大人3ユーロ、小人2ユーロ
・所要時間:2時間程度
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.vypadni.sk/sk/miklusova-vaznica-a-katov-byt-v-kosiciach

ヴィホルラト自然景観保護区

最後の3つは少しユニークな体験ができる観光スポットを紹介しましょう。「ヴィホルラト自然景観保護区」はスロバキアからウクライナにかけてブナの原生林がそのまま残っています。

いくつかのエリアは世界遺産にも登録されています。日本とは異なった手つかずのヨーロッパの自然に触れてみませんか。

■詳細情報
・名称:ヴィラホルラト自然景観保護区(Chranena Krajinna oblast’vihorlat)
・住所:Chranena Krajinna oblast’vihorlat,Slovakia
・アクセス:プレショフからミハロフツェで乗り換え(バス)プレショフから約3時間
・電話番号:+421 (0) 56/ 688 25 41, +421 (0) 56/ 688 25 43
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://slovakia.travel/vihorlat

バルデヨフ温泉

バルデヨフでは温泉も楽しめます。「バルデヨフ温泉」は旧市街から6キロの場所にあるので、アクセスがいいのが自慢のひとつ。

また、マッサージやプールがあるホテルも数多く存在します。「バルデヨフ温泉」でゆったりと過ごすのもいいでしょう。

■詳細情報
・名称:バルデヨフ温泉(Bardejovske Kupele)
・住所:Bardejovské Kúpele 1992/30, 086 31 Bardejov-Bardejovské
・アクセス:バルデヨフからバスで15分
・電話番号:+421 54/477 42 45
・オススメの時期:冬以外
・公式サイトURL:http://www.kupele-bj.sk

ドブシンスカ氷穴

最後に紹介するのがポプラド・タトリから南40キロにある「ドブシンスカ氷穴」です。これは深さ112メートルの洞窟を氷が覆ったもの。

世界でも最大級の氷穴です。19世紀に発見され、20世紀前半まではフィギュアスケートの練習場にも使われたそうですよ。「ドブシンスカ氷穴」へはガイドツアーに参加する必要があります。

■詳細情報
・名称:ドブシンスカ氷穴(Dobsinska L’adova Jaskyna)
・アクセス:ポプラド・タトリからバスで1時間
・営業時間:9:30~14:00(5月中旬~下旬、9月)、9:00~16:00(6月~8月)
・電話番号:(058)788-1470
・料金:大人8ユーロ、学生7ユーロ、小人4ユーロ
・オススメの時期:夏
・公式サイトURL:http://www.ssj.sk/sk/jaskyna/6-dobsinska-ladova-jaskyna

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スロバキア国立劇場

ブラチスラバでよく目立つ建物がスロバキア国立劇場です。この建物はウィーンの設計者、フェルナーとヘルマーによって設計されました。

ところで、この建物に見覚えのある方はいないでしょうか?実はスロバキア国立劇場は映画「のだめカンタービレ」に使われました。時間があれば、スロバキア国立劇場で観劇しましょう。

■詳細情報
・名称:スロバキア国立劇場(Slovak National Theatre)
・住所:Hviezdoslavovo namestie, Bratislava 81901, Slovakia
・アクセス:ブラチスラバ中央駅から歩いて20分ほど
・営業時間:演目による
・定休日:演目による
・電話番号:+421 2 204 72 111
・料金:演目による
・所要時間:演目による
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.snd.sk

ブラチスラバにある銅像

ブラチスラバ旧市街を歩いていますと、思わず「クスッ」と笑ってしまうような銅像に出くわします。これらの銅像は地元では「のぞき見」を意味する「チュルミ」と呼ばれています。ぜひ、銅像と一緒に記念撮影をしましょう。ちなみに、地元の人は当たり前のようにある銅像のため、平然と通り過ぎます。

■詳細情報
・名称:ブラチスラバにある銅像(チュルミ)
・住所:ブラチスラバ、スロヴァキア
・アクセス:ブラチスラバ中央駅から歩いて20分ほど
・オススメの時期:いつでも

大統領官邸

ブラチスラバ中央駅から旧市街に向かって歩いていくと大統領官邸が見えてきます。大統領官邸を見ると、多くの方が「小さいなあ」と驚かれるのではないでしょうか。大統領官邸の建物は18世紀に建てられたもの。ハプスブルク帝国の統治者、マリア・テレジアの相談役の宮殿として利用されました。

■詳細情報
・名称:大統領官邸(Grasalkovičov palác)
・住所:Bratislava-Old Town | Hodzovo Namestie, Bratislava 81106, Slovakia
・アクセス:ブラチスラバ駅から歩いて15分ほど
・オススメの時期:いつでも

ボイニツェ城

スロバキアにはたくさんの城があります。スロバキアにある城のなかで、唯一フランス式の城がボイニツェ城です。この城は建設にあたり、22年の歳月がかかりました。かわいらしい独特の外観のおかげで、ファンタジー映画のロケ地としても知られています。

■詳細情報
・名称:ボイニツェ城(Bojnice Castle)
・住所:Zamok a okolie 1, Bojnice 972 01, Slovakia
・アクセス:ボイ二ツェ城の玄関口、プリエヴィトザまでブラチスラバからバスで3時間30分
・営業時間:9:00~17:00
・電話番号: +421 46/543 06 33
・料金:13.3ユーロ(ツアー)
・所要時間:75分(ツアー)
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.bojnicecastle.sk

タトリ電気鉄道

ポプラドからタトラ山まで行くタトリ電気鉄道も見所のひとつです。一見すると路面電車のように見えますが、これがズンズンと上り勾配を登っていきます。窓は大きくタトラ山のパノラマを堪能できます。なお、タトラ山へ行く場合は「タトラカード」を購入するといいでしょう。

■詳細情報
・名称:タトラ電気鉄道(Tatranská elektrická železnica)
・アクセス:始発駅は国鉄との接続駅であるポプラド・タトラ駅です。
・料金:1ユーロ~
・所要時間:30分ほど
・オススメの時期:いつでも
・公式サイトURL:http://www.vysoketatry.sk/tatranska-elektricka-zeleznica.html

最後に

いかがでしたか。このように、スロバキアには魅力あふれるスポットがたくさんあります。場所によって、バスの便が少ない場合がありますので、計画的に旅行することをオススメします。

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