こんにちは、AYAです。みなさんはスロバキアと聞いて何を想像しますか? スロバキア? スロベニア? そもそもどこ? という方が多いのではないでしょうか。

私もフランスでワーキングホリデー中にオーストリアを旅するまでは、スロバキアについて名前ぐらいしか知りませんでした。ですが、実際に行ってみると魅力がいっぱい!想像以上に気に入ってしまいました。

そんな小さいけれど素敵な国スロバキアの都市、ブラチスラバを10時間でエンジョイするプランを紹介します。

 

ブラチスラバとは?

photo by pixabay

ブラチスァバは、スロバキアの首都でスロバキア最大の都市でもあります。

ドナウ川に面した都市で、ハンガリーとオーストリアの2カ国の国境に接しているので、オーストリアの首都ウィーンやハンガリーの首都ブダペストからも日帰りで旅行できちゃう都市なのです。

ブラチスラバは政治や文化、経済の中心都市でもあり、主権国家の首都としては世界で唯一の三国国境(3つの国の国境が一点に集まっている地点)がある都市として知られています。

3ヶ国の国境が集まる地点があるなんてとても珍しいですよね! 三国国境地点自体はブラチスラバ郊外にあるらしく、そこに行って3ヶ国の国境をまたぐのもいいですね。

 

交通手段

オーストリア・ウィーンから行く場合:

Wien Hbfという駅からBRATISLAVA HL S.まで1時間10分程で約11ユーロ。

鉄道会社ホームページ:https://tickets.oebb.at/en/ticket

 

ハンガリー・ブダペストから行く場合:

Budapest Nyuga PUという駅からBRATISLAVA HL S.まで約2時間20分程。

 

時期や時間によって発着駅等変わることもあるかもしれないので、 ウェブサイトなどでチェックしてみて下さいね。今回私はウィーンの駅からブラチスラバに日帰り旅行をしたのですが、 ウェブサイトでも直接窓口でもチケットの購入が可能。

窓口だといろいろなことも聞けるので、心配な方は駅で買うことをオススメします。

 

いざ出発!

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10時間でブラチスラバをエンジョイする方法ということで、時系列に沿って日帰りブラチスラヴァ旅行を紹介します。

9:00 Wien Hbf(ウィーン中央駅)を出発。ÖBBという鉄道でブラチスラヴァを目指します。

10:10 BRATISLAVA HL S.(ブラチスラバ中央駅)に到着。

ウィーンの近代的な雰囲気とは打って変わって、首都とは思えないような古風な雰囲気……。市街地までバスや路面電車のような乗り物などがあるのですが、運転手さん曰く歩いても15分程で着くそう。

ということでのんびり歩きながら市街地を目指します!

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10:10 緩やかな下り坂を下っていくと、きらびやかな建物を見つけました。

元マリア・テレジアの側近の宮殿で現在はスロバキア大統領の官邸となっています。

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10:20 大きな十字路を渡ると、右側にピンク? オレンジ?

可愛らしい色をした、Trinity Churchという教会を発見。駅から市街地を目指すだけでも色んな建物に出会います。

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10:25 有名なブラチスラバ城も見えてきました!旧市街もそう遠くない!

わくわくしながら進んでいきます。

 

どこも徒歩圏内!旧市街の観光スポットを巡ろう

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銅像や黄色の可愛らしい建物が見えてきました。旧市街はもうすぐそこ!

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10:30 道なりに進むと一つ目の観光スポット、ミハイル門(Michalska brana)に到着。

その昔、武器庫としても使われていたようで「武器博物館」もこの中にあります。綺麗な見た目とは裏腹に武器博物館だなんて……ちょっと驚きです。

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10:35 更に中心部に進むとフラヴネー広場(Hlavne namestie)と呼ばれる大きな広場に出ます。

町の旧市街の中心部のような存在。カフェやお土産屋さんも並んでいます。


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■詳細情報
・名称:Bratislava Castle(Bratislavský hrad)
・住所:811 06 Bratislava, Slovakia
・アクセス:フラヴネー広場から 徒歩約15分
・営業時間:夏季(4月1日〜10月31日)10:00-18:00
冬季(11月1日〜3月31日) 9:00-17:00
・定休日:月曜日
・電話番号:+421 2/544 114 44
・料金:7ユーロ
・公式サイトURL:http://www.bratislava-hrad.sk/uvod

日帰り旅行で絶対外せないブラチスラバの観光スポットの一つといえば、ブラチスラバ城(Bratislavsky hrad)。小高い丘の上に立つこのお城からはブラチスラバの町が一望できます。

ちなみにこのお城、四隅に小さな塔が四つ建っているので、「ひっくり返したテーブル」に例えられることも多いそう。

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11:20 ゆっくりと景色を眺めながら丘を登っていくとお城の前にたどり着きます。

お城の周りを散歩するだけでも、こんなに素晴らしい景色が!お城の中は博物館にもなっていて、塔にも上がれます。私は外観だけで満足だったので中には入っていないのですが、1〜2時間程で内部も見れるようです。

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12:00〜 旧市街に戻ってお昼。旧市街にはスロバキア料理を食べられる店もたくさん!

13:15〜 さぁ、もう一つの観光スポットは聖エリザベス教会という教会で、別名Blue Church(青い教会)とも呼ばれています。

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■詳細情報
・名称:Blue Church of St. Elizabeth
・住所:
・アクセス:中心部から徒歩約10分
・営業時間:月〜土曜 7:00~7:30,17:30~19:00、日曜 7:30~12:00・定休日:
・電話番号+421 2/527 335 72
・公式サイトURL:https://modrykostol.fara.sk/

その名の通り、青い教会!今までいろんな国で教会を見てきましたが、こんなに綺麗で色鮮やかな教会は初めて見ました!

天気も良く青空だったのでパシャリ!

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フォトジェニックな写真が撮れること間違いなし。中に入れる時間は限られているので外から眺めることしかできなかったのですが、それだけでも圧巻の素晴らしさ。

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入り口にあるステンドグラスもとっても精巧で素敵!


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行った時は4月だったので綺麗なピンク色の花が咲いていて、色のコントラストも完璧でした。

■詳細情報
・名称:Blue Church of St. Elizabeth
・住所:
・アクセス:中心部から徒歩約10分
・営業時間:月〜土曜 7:00~7:30,17:30~19:00、日曜 7:30~12:00・定休日:
・電話番号+421 2/527 335 72
・公式サイトURL:https://modrykostol.fara.sk/

 

町探検をしよう!

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私のブラチスラバの好きな所はなんといっても建物の可愛さです。ゴテゴテしすぎず、かといってシンプルすぎず……。パステルカラーの建物が所々にあるのもこの町の可愛さを引き立てている気がします。

14:00〜 日帰り旅行ということで、駆け足で観光スポットを巡ってきたのですが、最後はのんびり町歩きを楽しみながら帰路につきます。

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とにかくこの町、ミハイル門から広場まで続く通り以外にも小さな小道や裏通りみたいな道がたくさんあるのです。特にフラヴネー広場に繋がる小道や裏通りはあえて迷子になってみるのも楽しいかもしれません。

 

写真に収めるべきcuteな銅像達!

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じつはブラチスラバの町歩きの楽しみは建築物だけではないのです。なんと、町のいたるところに不思議な銅像が!ここでは私が見つけたcuteな銅像を紹介していきます。

まず最初は、こちらのナポレオン像。本当にナポレオン? と疑いたくなるような可愛さですよね。この銅像にはフラヴネー広場で出会えます。

ベンチに座って一緒に記念写真を撮りたくなっちゃいました。


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広場を通り過ぎてドナウ河を目指して少し行った十字路では、チュミル像を発見!

チュミルは覗き屋という意味だそうで、名前通りおじさんがマンホールから覗いています。うっかりしていると見落としがちなので気をつけて!

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フラヴネー広場の端にあった、なにやら挨拶をしているおじさんの銅像。思わず大道芸人の人かと思ってしまいましたが、全く動かないことので銅像ということに気づきました。

町歩きをして、銅像達に出会ったら駅を目指しましょう。

まだまだ観光地はあるのですが、日帰り旅行でポイントを押さえた観光だとこんな感じです。最後にお土産を買ったり、ゆっくり買い物をするのもアリですね。

そうこうしているうちに駅に辿り着き、19:00頃の電車でウィーンに帰りましょう。10時間で存分に満喫できたのではないでしょうか。

 

まとめ

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いかがでしたか。十分満足できる見所を押さえた日帰りプラン。まだまだ見所はありますが、欲張りすぎず、ゆっくりじっくり見てブラチスラバを満喫してくださいね!

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