今回は北欧、ノルウェーの基本情報をお伝えします。「ノルウェー」と聞いて思い浮かぶのは、迫力満点のフィヨルドやオーロラではないでしょうか。果たして、実際はどうなのでしょうか。それでは、早速見ていきましょう。

 

*編集部追記
2016年11月の記事に新たに3選追記しました。(2017/10/30)
執筆時点での情報なので、実際に訪れた方で古い情報を見つけた方はmedia@tabippo.netまでご連絡ください。

 

ノルウェーに行ってみての感想

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全体の感想としては、ノルウェーは想像通り物価が高く、旅をするにはそれなりの予算がないと大変だなと感じました。北欧の中でも特に物価が高いので、ノルウェーの後にスウェーデンやデンマークに行くと物価が安く感じてしまうほどです。

 

ノルウェーは街が整然としており、人もあまり多くないのでゴミゴミしていません。世界的に有名なムンクの美術館や、素晴らしい自然が堪能できるフィヨルドなど、見所がたくさんあるノルウェー。サーモンが非常においしいので、ぜひ挑戦してほしいです。

人は親切で英語もよく通じるので、その点は心配いらないでしょう。治安も良いので街歩きをするときもさほど心配いりません。

 

旅行のルート

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私はノルウェーの首都であるオスロと、フィヨルドツアーの玄関口として有名なノルウェー第二の都市・ベルゲンを訪れました。どちらも3泊ずつ宿泊しましたが、予算があればもっと深くノルウェーを掘り下げてみたかったです。

オスロとベルゲンの移動には電車を利用しました。この路線は世界でも指折りの人気路線で、風光明媚な景色が眺められることで有名なので、ぜひ利用してみてください。

 

 

物価

visitnorwayさん(@visitnorway)が投稿した写真 – 2016 10月 30 1:13午後 PDT

北欧は「物価が高い」というイメージがありますが、ノルウェーも例外ではありません。首都オスロのホステルで安くても3000円台からです。

そして、レストランがとにかく高いのが特徴。レストランでディナーを食べる際も3000円以上は覚悟しなければなりません。テイクアウトですと1000円以下で収まります。テイクアウトや自炊でやりくりしたいところですね。

 

ノルウェーは基本的に治安のいい国です。ただし、どの国に行っても観光客を狙っている盗人はいるものです。ガイドブックを堂々と広げるなど、目立つ行動は差し控えましょう。普通に行動すれば、まずターゲットからは外れるでしょう。

 

気候・服装・旅行シーズン

ノルウェーはある意味、1年を通じて旅行シーズンと言ってもいいでしょう。なぜなら、季節ごとに楽しみがあるからです。春はフィヨルドに咲く花、夏は爽やかな空気、秋は紅葉、冬はオーロラが見られます。

夏になると日中は半袖でも過ごせますが、日が落ちると急に冷え込みます。長袖のカーディガンやシャツは用意したいところです。冬は防寒対策をしっかりと。特に下半身対策には気を配るようにしましょう。

 

通貨

意外に思われるかもしれませんが、ノルウェーはEU加盟国ではありません。そのため、通貨は現地通貨「ノルウェー・クローネ」になります。2016年10月現在、レートは1クローネ=12円です。

首都のオスロでは日本円からクローネに両替できますが、地方では日本円は扱ってくれません。地方に行く際はユーロやドルを用意しましょう。そして、キャッシングに使うためにもクレジットカードは必須です。

 

ビザ

ノルウェーでは他のヨーロッパ諸国と同様に、180日間で90日以内の観光ではビザは不要です。

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コンセント

ノルウェーのコンセントはBタイプ、もしくはCタイプになります。電圧は230V、周波数は50Hzなので、日本の機械を現地で使用する際は変圧器が必要です。

 

インターネット

ノルウェーでは広くWiFiサービスが受けられると思っていいでしょう。レストラン、カフェから長距離列車、長距離バスまで幅広くWiFiが使用できます。カフェやレストランでパスワードが書かれていなかったら、店員に聞くと教えてくれます。

 

主な観光地・世界遺産

하용구さん(@ma09ma)が投稿した写真 – 2016 9月 28 10:08午前 PDT

ノルウェーと言えば自然、フィヨルドでしょう。世界遺産に登録されているガイランゲルフィヨルドやネーロイフィヨルドは必見。ガイランゲルフィヨルドは様々な美しい滝があることでも有名です。ネーロイフィヨルドは幅が狭いのが特徴。最も狭い箇所で幅250mしかありません。

冬にはオーロラが見られます。特に、北部のトロムソでは市街地でオーロラが観察できます。

 

イベント

ノルウェーでは様々なイベントが行われていますが、世界的に有名なのは毎年12月10日に行われるノーベル平和賞の授与式です。授与式はオスロにある市庁舎で行われます。

当日の見学は難しいですが、普段の日ですと市庁舎の見学は可能です。また、オスロには「ノーベル平和センター」というノーベル平和賞の意義を伝えるためのミュージアムがあります。

 

チップ

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ホテルやレストランの料金にはサービス料が含まれていますので、チップは原則として不要です。旅行中にホテルやレストランで特別に助けてもらったなど、「お礼にチップをぜひ払いたい」と思うサービスを受けた時に支払うと良いでしょう。

 

マナー

日本とは違い、ノルウェーではお店に入るときは無言ではなく、店員さんに簡単に挨拶をするのがマナーとされています。相手に嫌な気持ちを抱かせないよう、挨拶は忘れずにしましょう。

 

会話例

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ゴダーグ (こんにちは)

グモルン (おはよう)

グクヴェル (こんばんは)

グナット (おやすみなさい)

ハーデ (さようなら)

 

最後に

いかがでしたか。ノルウェーが持っている魅力を満喫するためにも、お金に余裕を持たせた方がいいでしょう。また、冬季にはスケジュールにも余裕を持たせることがコツです。

 

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