ノルウェーの絶景で見どころといえば、トロルの舌。SNSでは、ユニークなポーズやスリル満点の写真やロケーションが話題になり、たくさんの方が訪れる人気スポットになっています。知られているようで、知られていないトロルの舌。海外でも、知らない人はたくさんいるようです。

「一生のうちで行くことができて良かった」そう思ったトロルの舌についてご紹介いたします。

*編集部追記
20https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html5年7月22日に公開された記事に、追記しました。(20https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html7年https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html2月https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html5日)

 

断崖絶壁の景色

https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.htmlhttps://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html

photo by Odda Kommune

トロルの舌といえば、そこから見えるフィヨルドの景色。数時間かけて苦労した登山の疲れが吹っ飛んでしまう程の感動を得ることができます。

ダム湖の綺麗なブルーや、自然のグリーンとの組み合わせは、思わず写真を撮る枚数も増えるはず。景色を楽しみながら、登っていきましょう。

 

トロルの舌ってなに?

トロルの舌は、ノルウェー南部のオッダという街に位置する絶景スポット。現地では「トロルトゥンガ(Trolltunga)と呼ばれています。

その由来は、頂部分がノルウェーで語り継がれている有名な妖精トロルの舌のように突き出て断崖絶壁を形成していることから、この名称がつきました。旅人なら絶対に一度は訪れてみたいスポットですね!

 

トロルの舌への行き方は?

多くの登山客はフィヨルド観光でベルゲンやオッダ村からアクセスし、前日は周辺のホテルに宿泊。バスかタクシー、もしくはレンタカーで翌日の早朝に登山口Skjeggedal(シェッゲダル)へ向かいます。

オッダ観光協会が主催するハイキングツアーもあります。標高https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html,https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html00メートル、往復20kmの「トロルの舌」へは徒歩で往復8〜https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html0時間程かかります。

photo by hitomidate

空港から登山付近までは、バスもしくはレンタカーでの移動です。日本を出発してドーハ・デンマークを経由し、約3時間ほど運転をしてノルウェーのオッダという街へ向かいました。途中、船に車を積んで湖を渡ります。

photo by hitomidate

オッダはとても小さい街なのですが、のどかで可愛い所でした。宿も、たくさんあるので安心です。

 

想像を絶する登山

photo by hitomidate

最初のhttps://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.htmlkmの地点。写真だと、緩やかで楽しそうな登山に見えますが、本当にこのhttps://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.htmlkmがとても大変でした。

photo by hitomidate

最初は、緑が多かった道も、進んでいくと雪があったり。半袖でいられたのに、上着を着ないと寒かったり。片道https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html0kmに及ぶ道のり、途中でバナナを食べて休憩(通称:バナ休)したり、写真を撮ったりと、ゆったりと登りました。とは言っても、本当に本当に大変できつい道のりでした。

私たちは片道6時間ほどかかると聞いていたので、山頂で泊まることにしていました。テントや寝袋持っていたので、荷物も多く、身軽で登っている人を見て羨ましく思っていました。

 

おすすめの時期は?

山の雪解けに応じて、通常は6月中旬〜9月中旬がおすすめ。冬は雪が降っているので夏季しか登ることはできません。大体https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html0時間かかると見越して、午前8〜9時台には登山を開始することをおすすめします。

ゆっくりしたい方は、荷物が多くなってしまいますが山頂でのキャンプをオススメします。次に待っている人を気にせずに、自分たちの好きなポーズで写真を撮ることもできるので焦らずゆっくりと過ごすことができます。

曇りの日は雲海、晴天の日は下界に流れるフィヨルドを眺めることができる最高の絶景ポイントです。また、この時期は白夜なので夜になっても日が落ちることがなく、夜中の2時になっても、夕方くらいの明るさです。

実はトロルの舌では、先端でプロポーズをするカップルが増えているようです。恋人同士で熱くキスをしながら記念撮影する人たちも。

 

みんな思い思いのポーズで

Epic Roadさん(@epicroad)がシェアした投稿 – 20https://earthpix.net/wp-content/uploads/2021/01/1-1.html6 3月 30 6:45午後 PDT

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Epic Roadさん(@epicroad)がシェアした投稿 – 2016 3月 30 6:45午後 PDT

トロルの舌のところで記念撮影するのは定番中の定番。みんな思い思いのポーズで撮影しています。

岩から足を出したり、倒立したり?とユニークなポーズも目立ちます。柵がないため、危険には十分注意してくださいね。

山頂まで登り終わったあとは、目の前の景色に浸ります。日帰りの観光客がほとんどなので、夕方くらいまではとても混雑していて、絶景ポイントで写真を撮るのにとても並びます。

キャンプをする予定だった私たちは、思い思いのポーズで写真を撮る人たちを見ながらゆっくりと過ごしました。

 

喉を潤す湧き水

photo by hitomidate

登山の途中には、いくつもの川の水や湧き水が流れており、登山客は持参したペットボトルに入れて飲むスタイルがメジャー。川の水を飲むのは抵抗がある方もいらっしゃいますが、ここの水はとても綺麗なようです。

大自然の天然水を味わってみましょう。大きいペットボトルを持ち歩くよりも、コンパクトなボトルで継ぎ足して登山ができるのも便利ですね。

 

曇りでも楽しめる風景

photo by hitomidate

photo by hitomidate

登山は快晴や雲の少ない晴れ日がベストですが、トロルの舌を訪れるには曇り空でも十分楽しむことができます。晴れの日とは違った表情があり、断崖絶壁を雲が覆う映画に出てきそうな雰囲気です。

湖に吸い込まれそうで、岩の先へ行くのもスリル満点。写真撮影にも熱が入りそうです。

 

ビューに満足できるホテル

photo by hitomidate

トロルの舌へ行くには朝早くに出発する必要があるので、ホテルに泊まる必要があります。山の近くにあるホテルはどこも景色が素敵。

どの窓を見ても山が見えるので、ゆっくりくつろぐことができます。ホテルには登山に詳しい方がたくさんいらっしゃるので、情報も豊富に集まるので安心できますね。

 

下山後は、世界遺産に美味しい食事

photo by hitomidate

早朝5時に出発して、11時頃には下山完了!その後は、またまた3時間程かけて、ベルゲンという街へ戻り、世界遺産の「ブリッゲン」を見に行きました。カラフルな建物が並ぶ所として知られています。

photo by hitomidate

クルーズ船で皆んなで乾杯していたり…

photo by hitomidate

外で食事をしていたり…

photo by hitomidate

フィッシュマーケットもしています。サーモンがとても有名なノルウェーで、シーフードをいただきました!

photo by hitomidate

物価が高いので、もちろんこちらも高かったですが…せっかくなので奮発しちゃいました!

 

軽い気持ちで行ったけど、自分の目で見れて良かった!

photo by hitomidate

ディズニーアニメ「ポカホンタス」の景色に似ている(厳密に言うと、モデルになったと思っていた)、という理由だけで行ったトロルの舌。正直、こんなに大変な登山になるとは思ってませんでした。それに、一緒に行った友人は特別ディズニーが好きなわけでもなく…

この誘いに乗ってくれたこと、キャンプしよう!という誘いに、「楽しそう!良いじゃん」と二つ返事をしてくれたことにとても感謝しています。また、キャンプしたらこそ、出会えた外国人。素敵な場所で素敵な人と過ごせたこと、出会えたことは、絶景を見るだけじゃない素晴らしい思い出を作ることができました。

日本から、カタール・デンマークを経由してノルウェーに行き、そのまま3時間ほど車を運転。途中で船に車を乗せて移動など、今考えれば大変すぎる移動でした。でも、そんな大変さも吹っ飛ぶくらいのトロルの舌は、一生のうちに一度は行って欲しいところです。

 

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