運河が網の目のように走る水の都アムステルダム、昔ながらの風車を見ることができるキンデルダイクなど、美しい街並や自然が魅力のオランダ。

さらに詳しく、オランダの代表的な料理とスイーツを見ていきましょう。

*編集部追記
2017年4月に公開した記事に新たに加筆しました。(2017/8/20)
オランダ料理のレシピを追加しました。(2018/01/29)
2017年8月に公開した記事に新たに加筆しました。(2018/11/12)

オランダの食事事情

オランダは、ヨーロッパ内でもあまり食事が有名な国ではありません。食事は楽しむものではなく、空腹を満たすものという考え方の人も多いので、手の込んだものではなくシンプルな料理が多いです。

肉、じゃがいも、フライドポテト、豆のスープなど、非常にシンプルなものが一般的なオランダ料理で、家庭でもよく食べられます。しかしながら、近年は様々な国のレストランが増え、バラエティーに富んだ食事が楽しめるようになってきました。

私がオランダにいた時は、アジア食が恋しくなると中華料理やインドネシア料理などを食べに行っていました。オランダには色々な国の人種がいるので、日本では味わえないようなグルメも堪能できますよ!

オランダ料理のベストフード

私が試したオランダ料理の中で、特においしいと思ったのはエルテンスープと呼ばれるえんどう豆のスープです。グリーンピースをトロトロになるまで煮込み、ベーコンや野菜とともに煮込んだもので、ボリューム満点!

体の芯から温まる感じがしたので、寒い冬にもピッタリです。また、クロケッタやバミ、ナシなど、自動販売機から購入できるスナックも、小腹が空いたときの定番でした。

オランダの代表料理!パンネンクーケン(厚焼きクレープでつくるもっちりピザ)のレシピ

オランダ料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「パンネンクーケン(厚焼きクレープでつくるもっちりピザ)」のレシピをご紹介します。

クレープをピザの生地代わりにした料理。いつものクレープより厚焼きでモッチモチ。子どもの誕生日パーティーなどでぜひ。

パンネンクーケン(厚焼きクレープでつくるもっちりピザ)の材料(2人分)

A:卵(1個)、強力粉(50g)、薄力粉(50g)、ベーキングパウダー(小さじ1/4)、もち粉(30g)、牛乳(1と2/1カップ・300cc)、塩(小さじ1)
サラダ油(大さじ1)、ロースハム(4枚分・5mm幅)、ミックスチーズ(200g)

パンネンクーケン(厚焼きクレープでつくるもっちりピザ)の作り方

1.ボウルにAを入れて、ムラなく混ぜ、冷蔵庫で30分寝かす。
2.フライパンに油を熱し、中火で丸いクレープを焼く。(1/4ずつの分量で4枚)
3.2にハム、チーズをのせ、230度のオーブンで8分、焦げ目が付くまで焼く。

続いてこれからオランダ料理のオススメをご紹介します。

パタッチェ・ピンダ・マヨ

とにかくオランダ人はこの料理が大好きです!オランダで生まれたという「ピンダソース」とマヨネーズをポテトフライにかけて食べる料理なのですが、オランダの街を歩くと必ずといっていいほどこれを食べている人を見かけます。

ピンダソースは、ピーナツバター、牛乳、サンバルというスパイスからできています。

ブローチェ・ハーリング

新鮮なニシンを生で酢漬けにしたもので、オランダの国民食として大人気。オランダ特有のコッペパンに、ブローチェ・ハーリングと刻んだ玉ねぎを挟んでいただきます。

多くの場合は、スーパーマーケットでパン無しで売られていることがほとんどですが、コッペパンがあったほうがもっと美味しいそう。もし生魚の状態で売られていたらコッペパンも購入して帰りましょう。

エルテンスープ

オランダ人が冬によく食べるえんどう豆のスープです。具材はえんどう豆のほかに、にんじん、じゃがいも、燻製ソーセージなどがあり、スープといえどボリューム満点。これだけで主食になりそうです。

コトコト煮込んで豆がとろとろになったら完成で、さらに一晩寝かせると野菜に旨味が染み込み、非常に美味しく出来上がります。

フリカンデル

ミンチ肉をソーセージ状にして揚げたもので、味はハンバーグに近いです。他の国ではあまり見かけないのですが、オランダではスナック感覚で楽しめる料理として非常に有名です。その手軽さからオランダに行ったら必ず買いたい!という人も多いとか。

オランダでは自動販売機で売られていることが多く、お値段は1〜2ユーロほど。手軽に買えるので軽食としておすすめです。

アップルボール

皮をむいて芯をくりぬいたリンゴを、丸ごとパイ生地で包み焼いた料理。まずそのまん丸な見た目のインパクトにビックリしますが、甘酸っぱいリンゴとちょっとスパイシーなパイ生地が絶妙に混じり合い、おいしいです。

コーヒーと一緒に食べられることが多く、ちょっと休憩を取りたい時にぴったりです。オランダ国内ではスイーツショップなどで手に入るそう。アムステルダムから列車ですぐのユトレヒトには、アップルボールの専門店があるので、訪れてみてはいかがでしょうか。

フリッツ

厚切りのポテトフライで、マヨネーズやカレーソースをつけて食べます。とにかくオランダではポテトフライが多くの食事で添えられていることが多いです。

もちろんこれもオランダにあるスナックの自動販売機で手軽に手に入れることができます。若い人からお年寄りまで大人気なので、ぜひ一度お試しあれ!

サーモンサンドイッチ

あまり生で魚を食べないオランダ人ですが、サーモンは大好き。オランダはパンやクリームチーズもおいしいので、サーモンや野菜を挟んで食べるサンドイッチの味は抜群です。

オムレット

マッシュルームやトマト、チーズ入りなど、色々な味が楽しめるオムレットもおすすめ。カフェでメニューに迷った時は、ひとまずオムレットを注文しておけばOK。ブランチとしてもグッドです!

バミ

インドネシアからの移民が多いオランダでは、バミというインドネシアの麺料理が人気です。東南アジアらしいエスニックな味付けが楽しめる一品で、日本人の口にもよく合います。

ルンピア

東南アジアで食されるルンピアと呼ばれる揚げ春巻きも、オランダ人は大好きです。屋台で1ユーロ前後で買えるお手軽フードで、ベジタリアン用のものもあります。

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パンネクック

オランダグルメの定番といえば、パンケーキも外せません。薄く焼いた直径25cmほどの生地に、ハムやチーズなどの具材を挟んでいただきます。もちろん、チョコレートなどを使ったスイーツ系パンケーキもあります。カフェの定番メニューなので、ぜひ一度お試しあれ!

ムール貝の白ワイン蒸し

オランダでは、ムール貝が旬を迎える9月から4月にかけてこちらの料理をよく食べます。リーズナブルな価格で食べられるので、現地に行ったらぜひ食したい一品。白ワインで蒸したムール貝は、一つ食べるとやめられないほどおいしいです!

ハーリング

ニシンに玉ねぎのみじん切りをのせて、豪快にがぶりといただく料理です。付け合せにピクルスとレモンが置いてあるので、ぜひ一緒に食べてみてください。

ローストポークと温野菜

オランダでは、クリスマスイブもクリスマス当日も、家族揃って家で食事をするのが習慣となっています。そのような記念日などには、ローストポークと温野菜を食べるのが定番です。

ヒュッツポット

ジャガイモ、タマネギ、ニンジンを茹でてつぶしたものに、牛肉の煮込みを添えた料理です。スペイン戦争の際にライデン市民の飢えを救ったと言われています。

ビターバレン

ビターバレンは、オランダ人が大好きなおつまみの定番です。中は柔らかく、外はパン粉の衣がカリカリの丸いフライです。伝統的に具材は牛肉ですが、鶏肉や子牛の場合もあり、またベジタリアン用としてマッシュルームで作られることもあります。

ストロープワッフル

オランダの伝統的なお菓子・ストロープワッフルは、定番のお菓子です。ワッフルといっても、私たちが想像するベルギーワッフルとは違い、薄焼きのクッキーの間にキャラメルソースがたっぷり入ったものです。

アップルパイ

オランダの伝統菓子と言えば、ダッチアップルパイが有名です!練りパイ生地の中にリンゴをたっぷり入れたアップルパイは、日本ではなかなか味わえません。

素材の味を生かしたおいしいグルメが魅力

いかがでしたか?酪農な盛んなオランダは、チーズや牛乳などの乳製品が安くておいしいです。本格的なサンドイッチは特においしいので、ぜひとも挑戦して欲しいところ。

またオランダ特有の、自動販売機で買える軽食も試す価値ありです。ちょっと洋風に疲れたときは、レベルの高いインドネシア料理を試すのもおすすめですよ。

皆さんも、ぜひその足でオランダを訪れて、今回ご紹介したグルメを堪能してくださいね。

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