サルデーニャ島 唯一の世界遺産!カリアリから1時間半の“ヌラーゲ・スゥ・ヌラクシ”に行ってみた
ピースボート98回クルーズの船上プログラムの1つである「TRAVELERS BOAT」で乗船中の大学を休学している西尾歩莉です。
大学では教育と福祉を学んでおり、ピースボートに乗ろうと思った理由は、海外の教育を学びたい!世界で今何が起こっているか知りたい!と思ったからです。
今回は世界遺産を通じてその国や地域の歴史を知り、世界のことを学ぶためのきっかになるのではないかと考え「サルデーニャ島」唯一の世界遺産「ヌラーゲ・スゥ・ヌラクシ」 に行くことを決めました!
「サルデーニャ島」唯一の世界遺産”ヌラーゲ・スゥ・ヌラクシ”へ
サルデーニャ島にある「ヌラーゲ・スゥ・ヌラクシ」。
ヌラーゲ・スゥ・ヌラクシとは
ユネスコの世界遺産に指定されている、謎の巨石文明遺跡。巨石を接合剤なしに積み上げて作った防御施設。ヌラーゲとは、紀元前16世紀ごろから建設が始まった堅固な要塞のこと。サルデーニャには7,000ものヌラーゲが残ると言われており、このヌラーゲ・スゥ・ヌラクシは最大級の規模!そして、1950年代まで地下に埋もれていたので、良好な状態を保っています。出典:地球の歩き方 A09 イタリア 2018-2019
船から下船、カリアリからの行き方!
はじめにピースボートの寄港地「カリアリ」からヌラーゲ・スゥ・ヌラクシまでの行き方を説明します。
まず、カリアリのバスターミナルへ。マクドナルドがあるのでお店に入って右側にチケット売り場があります!
ガラスに赤枠で”arst”と書いてあるのが目印です。
窓口で「l wanna go toヌラーゲ・スゥ・ヌラクシ」とだけ英語で伝えました。
親切にどこのターミナルで何時発か、そして帰りのバスの時間まで英語で教えてくれました。さらに、紙にも書いてくれたので英語に自信が無い方でも大丈夫です。ちなみに公用語はイタリア語!
チケットカウンターで24時間券を購入。8.9ユーロほどでした。
※2018/07時点での値段
私が訪れたときは
行き:Cagliari 14:05発 2番ターミナル→Barmini 15:35着
帰り:Barmini 17:56発→Sanluriで乗換え(18:50着、19:05発)→Cagliari 20:25着でした。
乗る時に運転手にチケットを見せ、「バルミニ(下車駅)」と言っておくと、着いた時に教えてくれるので安心です!
最寄りの「バルミニ」に到着!
ヌラーゲ・スゥ・ヌラクシがあるバルミニに到着。バスを降り、ここらは徒歩で向かいます。
道路を渡り(写真の反対側の道路に行く)、すぐ右折します。
看板があるので分かりやすいと思います。
坂道をまっすぐ、道なりに進んで行きます。途中にも看板が沢山あるので、方向音痴の方も心配入りません!
しばらくするとチケットポイントという看板が見えます。
そのまま進めばチケット売り場に到着です!
チケットの値段は以下になります。
・一般:12€
・13歳〜17歳:9€
・7歳〜12歳:7€
・ナイトツアー:15€
※雨天(中に入れません):6.5€
チケットを買って「ヌラーゲ・スゥ・ヌラクシ」へ!
ヌラーゲ・スゥ・ヌラクシの見所は見晴らし台からの景色がとても綺麗なところです!
広大な大地が広がります。辺り一面、田畑が広がり、自然を感じることができました。陽が照っていて暑かったですが、とても気持ちが良かったです。
見晴らし台近くに狭い通路があり、ひんやりとした階段を降りて中へ進みます。
そして、階段を降りるといくつか部屋があります。そのうちの1つに”かまど”がありました。かまどの他にも小麦を挽いた跡や井戸もあります。この要塞は古代ローマ人が住居としていた場所らしく、生活の様子を感じることもできました。
また、偶然にもハートの石を発見しました!訪れた際はぜひどこにあるか探してみてください!時間があれば、最後にチケット売り場の横にあるショップでお土産を買うのもおススメです。
帰りは来た道を戻り、降りたバス停の反対側のバス停で待って入れば大丈夫です!
※1度来たバスが手前の角で曲がって行ってしまうので焦りますが、ちゃんと戻ってくるので待っていれば大丈夫です。
最後に
私は英語も全然できない中でのひとり旅で不安が大きかったですが、ひとりで行けたということが良い経験になり自信に繋がりました!
また、私は要塞についての知識がありませんでしたが、なぜこういう造りにしたんだろ?どういう風に使われていたのかな?と想像を働かせることができました。やっぱり世界遺産を知ること、実際に行ってみることで考えさせられることは多いなと思いました!
行かないと感じることができない要塞の中の空気感。上からの景色。ぜひ、サルデーニャ島に訪れた際は「ヌラーゲ・スゥ・ヌラクシ」に訪れてみてください。
ピースボートの船旅って?
photo by pixta
ピースボートは全長205メートルのオーシャンドリーム号に乗って地球を一周する船旅です。1年に3回、約100日かけてプランで決められた寄港地を巡ります。価格は部屋のグレードによりますが、99万円〜(朝昼夜の食事付き)です。
第104回のピースボート航海
初夏の北欧・ヨーロッパコース
期間:【横浜発着105日間】2020年4月9日(木)〜2020年7月22日(水)
期間:【神戸発着105日間】2020年4月10日(金)〜2020年7月23日(木)
横浜→神戸→中国→シンガポール→スリランカ→スエズ運河通航→エジプト→サントリーニ島(ギリシャ)→ピレウス(ギリシャ)→イタリア→スペイン→ポルトガル→フランス→イギリス→エストニア→フィンランド→ロシア→スウェーデン→デンマーク→ノルウェー→アイスランド→ニューヨーク(米国)→キューバ→パナマ→パナマ運河通航→コスタリカ→メキシコ→シアトル(米国)→釧路→横浜→神戸
第105回のピースボート航海
ヨーロッパ&南太平洋コース
期間:【横浜発着107日間】2020年8月21日(金)〜2020年12月5日(土)
期間:【神戸発着107日間】2020年8月22日(土)〜2020年12月6日(日)
横浜→神戸→香港→シンガポール→インド→スエズ運河通航→エジプト→サントリーニ島(ギリシャ)→ピレウス(ギリシャ)→イタリア→スペイン→モロッコ→ポルトガル→アイルランド→イギリス→アイスランド→米国→キューバ→パナマ運河通航→ペルー→イースター島→パペーテ(タヒチ)→ボラボラ島(タヒチ)→サモア→横浜→神戸
第106回のピースボート航海
アフリカ・南米・オセアニアコース
期間:【横浜発着107日間】2020年12月13日(日)〜2021年3月29日(月)
期間:【神戸発着107日間】2020年12月14日(月)〜2021年3月30日(火)
横浜→神戸→台湾→シンガポール→モーリシャス→レユニオン島→マダガスカル→ポートエリザベス(南アフリカ)→ケープタウン(南アフリカ)→ナミビア→ブラジル→ウルグアイ→ブエノスアイレス(アルゼンチン)→ウシュアイア(アルゼンチン)→チリ→イースター島→パペーテ(タヒチ)→ボラボラ島(タヒチ)→ニュージーランド→シドニー(オーストラリア)→ブリスベン(オーストラリア)→ケアンズ(オーストラリア)→ソロモン諸島→横浜→神戸
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