こんにちは、TABIPPOのみもざです。数百の小島と400以上の橋で構成されているベネチア。どこも絵になるといわれ、誰もが一生に一度は行ってみたいと思う街です。街での交通手段はゴンドラという、想像するだけで素敵な街へ行ってきました。

一生に一度行くのでは足りないと感じてしまうほどのベネチアの魅力についてご紹介したいと思います。

*編集部追記(2016/01/12)
2014年に公開された記事に新たに加えました。
2017年1月に更新された記事に、新たに追加しました。(2017/11/30)
2017年11月更新の記事に新たに追加しました。(2019/3/4)

まずはここ! ベネチアの中心「サンマルコ広場」

サンマルコ広場周辺には時計塔、サンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿、鐘楼があります。どれも魅力的ではずせません。数々のレストランが椅子を広場に並べ音楽の生演奏が広場に響き渡ります。

鐘楼を上ると展望台から大運河や広場の景色を上から望めるのでぜひ足を運んでみてください。綺麗な時計版がある時計塔からは定時の時間になるとムーア人のからくり式のブロンズ像が鐘を打ち鳴らします。

ベネチアから水上バスでおもちゃのような家が並ぶカラフルな島へ!

ベネチアから水上バスで40分の場所に位置するブラーノ島。色とりどりのパステルカラーに塗られた家が立ち並ぶおもちゃ箱のような街でどこを切り取っても絵になる街です。それぞれの家に個性があり見ているだけで楽しい街ですが、なぜこんなにカラフルなのか、それは観光用に塗られたのではなくきちんとした歴史と理由があります。

もともとブラーノ島は漁師町で、霧の多い冬になると沖に出た漁師は自分の家がわからなくなってしまうためペンキで色を塗り分けたそうです。ベネチアに行く際はブラーノ島にもぜひ足を運んでみてください。

ベネチアといえばゴンドラ!

ベネチアと言ったらやはりゴンドラ。ゴンドリエーレと呼ばれるゴンドラ漕ぎが、時にはカンツォーネを歌いながら細い水路を案内してくれます。ゴンドラから眺める水路の景色や建物は地上からとは違って見え、かなり風情があります。

少し料金はかかりますが何百年の歴史があるとされているゴンドラの利用をぜひおすすめします。料金は40分ほどで相場が€80ほどですが€80に加えてチップを要求されることもあるので注意が必要です。船の装飾も豪華でゴンドラの上ではゆったりとした時間が流れ優雅な気分を味わえます!

ベネチアは海の幸もりだくさん!

イタリアに来たのならやはりイタリア料理。ベネチアではアドリア海でとれた魚介類が新鮮で種類も豊富です!特に名物のイカスミパスタは外せません。

イタリアンレストランは値段がかかってしまいますが運河沿いのテラス席でいただくイタリア料理は味もすばらしく、水面にうつる街の光をみながらのディナーは優雅な気分を味わえます。多くの日本人が訪れる観光地なので日本語で書かれたメニューを置いているレストランも多いので安心です。

仮面舞踏会ベネチアカーニバル!

2月末から3月初めの2週間にかけて行われるカーニバルは世界3大カーニバルに数えられ、期間中は美しいマスクとコスチュームをまとった人々によって町全体が仮面舞踏会状態になります。

建築物やその街並みは、どこをとっても絵になる風景なので仮想して写真を撮ってみてはいかがでしょうか。

もっと見る

グランドキャナル大運河

shutterstock_208408549

shutterstock_208408549

ベネチアは、イタリアの北部沿岸に位置する水の都です。その美しい街並みを分断して流れているのがグランドキャナル大運河であり、西洋らしい石造りの建物が立ち並ぶその間を船頭が船を漕ぐ姿が浮かぶでしょう。

河沿いに隣接するホテルに泊まって景色を楽しむも良し、ゴンドラを貸し切って河を渡るも良し、歩いて散策するも良し、どんな楽しみ方をしても心を打つものがたくさんある場所、それがベネチア・グランドキャナル大運河です。

■詳細情報
・名称:グランドキャナル大運河
・住所:Canal Grande, Venezia, Italy
・オススメの時期:9~10月

ペギー・グッゲンハイム美術館

カナル・グランデ沿いには、ソロモン・R・グッゲンハイム財団の美術館の1つであるペギー・グッゲンハイム美術館があります。1949年にペギー・グッゲンハイムが購入し暮らしていた場所ですが、彼女の死後は美術館として一般公開されています。20世紀前半に活躍した著名な芸術家たちのコレクションが鑑賞できます。

■詳細情報
・名称:ペギー・グッゲンハイム美術館
・住所:704 Dorsoduro, 30123 Venice, イタリア
・電話番号:041.2405411
・営業時間:10:00~18:00
・定休日:火曜日、12/25
・公式サイトURL:http://www.guggenheim-venice.it/

サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

ベネチアのサン・マルコ地区にあるサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は、「大運河の貴婦人」と称されるバロック様式の教会です。17世紀に流行したペストの沈静化を祈願して建てられたもので、サルーテ(健康)と名付けられました。サンマルコ湾と大運河の間の島に横たわる、巨大なドームを擁する教会の迫力に目を奪われます。

■詳細情報
・名称:サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
・住所:Fondamenta Salute, 30123 Venezia VE
・公式サイトURL:http://www.seminariovenezia.it/index.php?option=com_content&view=article&id=62&Itemid=70

サンジョルジョ・マッジョーレ教会

サン ジョルジョ マッジョーレ教会は、サンマルコ広場の向かい、サンマルコ湾に浮かぶ島に建つ教会です。教会内部の両サイドにある聖職者席には、ティントレットによる「最後の晩餐」及び「マナの天降」の巨大な絵画が飾られています。

■詳細情報
・名称:サンジョルジョ・マッジョーレ教会
・住所:Isola di S.Giorgio Maggiore, 30133 Venezia VE
・公式サイトURL:https://www.theveniceinsider.com/san-giorgio-maggiore-worth-visit/

ベネチア、一生に一度じゃ足りない!!

たくさんの人が一生に一度は行ってみたいと思っている水の都ベネチア。今回は少ししか紹介できませんでしたが、本島にあるため息橋、リアルト橋、協会、美術館、カナル・グランデなども外せません。

夜のベネチアは、街の光が水面にうつってとてもロマンチックで天気や時間によってまた違ったベネチアを楽しめます。ベネチア内はかなり道が細かく迷いやすいですが、裏道も美しい景色ばかりで時間に余裕をもってゆっくりと観光することをおすすめします!

もっと見る