TABIPPO.netでは、各国の世界遺産と観光名所を紹介しています。2015年時点で世界遺産の登録件数は1007件(161カ国)になりましたが、特に有名な場所以外はまだまだ知られていない場所もあります。

今回はアイルランドにある世界遺産2件とブラーニー城を紹介します。妖精が暮らすという伝説があるほどに美しい自然が広がるアイルランドに興味を持っていただければ幸いです。

 

スケリッグ・マイケル

「ミカエルの岩」という意味を名前にもつスケリッグ・マイケルはアイルランドに浮かぶ急峻な岩からなる島です。過去には人が住み、修道院が建てられていたと言われていますが、現在は無人島です。

残っている石積みの小屋は、島の天然石によってできています。ケルト系キリスト教の遺産として、今は巡礼地として認められています。

スケリッグ・マイケル

スケリッグ・マイケル

photo by Arian Zwegers

 

ボイン渓谷の遺跡群

ボイン渓谷

ボイン渓谷

photo by theilr

ボイン渓谷

ボイン渓谷

photo by Rob Hurson

新石器時代の石室墳や立石が残り、土器などもたくさん出土している国際的にも重要な世界遺産の一つです。40以上もある大小含む古墳は美しい円形をしており、緑に包まれて神秘的な空気を漂わせています。

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中でもニューグレンジの墳墓などは側面に見える積み上げられた石が大変美しく、大昔の人々の英知を感じさせられます。

 

ブラーニー城

アイルランドの中世の面影を強く残すタワーハウス、ブラーニー城。10世紀には木造だったものが13世紀に石造となり、現在ものは1446年に建てられました。

タワーの上にあるブラーニーストーンと呼ばれる石にキスをすると雄弁になれるという伝説があります。英単語のblarneyは、この城の名前から生まれたといわれています。

ブラーニー城

ブラーニー城

photo by shutterstock

ブラーニー城

ブラーニー城

photo by Heather Elias

 

まとめ

いかがだったでしょうか。日本からアイルランドまでは直行便がないためイギリス、フランス、ドイツなどで乗り換えとなります。時期によっては往復6万円台〜ありますので、興味がある方は小まめに航空券をチェックしてみてください。

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