皆さんは、アイルランドにどんなイメージをお持ちですか?ギネスで有名なのは知ってるけど、その他に何があるかよくわからない…という方も多いはず。

しかしながらアイルランドは、素朴な雰囲気が魅力のダブリンの街角や、古代ケルト文化、また雄大な自然など、様々な魅力を抱える国なのです!1年を通して穏やかな気候なのも魅力の1つ。

今回は、そんなアイルランドで必ず訪れるべき観光スポットをまとめてみました。ぜひご覧ください!

アイルランドに行ってみての感想

年間を通じて温暖なアイルランドは、ヨーロッパの中でも人気のある国です。私が訪れたのは春頃でしたが、東京よりも若干肌寒いくらいで、長袖シャツに薄手のコートを羽織れば十分快適に過ごせました。

観光のベストシーズンは、日照時間が長く暖かい5~9月だそうで、特に夏休みシーズンには多くの観光客で賑わいます。私が訪れた時期はちょうど聖パトリック記念日の頃で、街は緑色の衣装を身につけた多くの地元民や観光客で賑わっていました。

この聖パトリック記念日はアイルランドに春を告げるお祭りで、これでもかというほど盛り上がるので必見です!興味のある方は、ぜひ聖パトリック記念日のあたりにアイルランドを訪れてみてください。

またアイルランドといえば、ギネスビールが世界的に有名です。本場のアイリッシュパブで、世界一おいしいギネスビールを楽しんでみませんか?

観光する際のアドバイス

アイルランドの治安ですが、その他ヨーロッパ諸国と比べると、比較的安全で過ごしやすいです。ただしスリや置き引きなどの軽犯罪や、酔っ払いの暴行事件などもありますので、あまり油断はできません。

また、物価は全体的に日本より高い傾向があるので、予算は多めに見積もっておきましょう。アイルランドの衛生面はさほど心配ありませんが、日本のような清潔さは期待しないようにしてください。

おすすめのベストスポット

トリニティ・カレッジ・ダブリンは、1592年にイングランドのエリザベス1世によって創立された、ヨーロッパでも有数の歴史を持つ大学です。その中でも特に有名なのが、図書館「オールド・ライブラリー」です。

この図書館と、そこに展示されている「ケルズの書」を一目見ようと、毎日多くの観光客が訪れる場所で、建物自体も非常に古く重厚です。映画「スターウォーズ」のロケ地としても使用されています。

国立考古学博物館・歴史博物館(ダブリン)

アイルランドの国宝になっている、「タラのブローチ」や「アーダの聖杯」が収められている博物館。

アイルランドの数々の宝が鑑賞できるにもかかわらず、入場料は無料!売店では、展示品の精巧なレプリカなども販売されているそうです。

トリニティー・カレッジ(ダブリン)

アイルランドの最高学府とうたわれる「トリニティー・カレッジ」。

建物自体が美しく、また300万もの蔵書数を誇る図書館も有名。この図書館には、ケルト芸術の最高峰と名高い「ケルトの書」と呼ばれる本もあるそうです。

ダブリン城(ダブリン)

イギリス支配の象徴的存在であった「ダブリン城」。1864年に火事で崩壊してしまいましたが、現在は再び復元されました。

ヨーロッパ各地から集めた材料や装飾を使って建てられたもので、内装がとても素晴らしいとのこと。城の前には緑豊かな公園もあります。

テンプルバーエリア(ダブリン)

「テンプルバーエリア」とは、リフィ川の南岸に広がる石畳の通りの地区のことを指し、ダブリンの若者が集う場所として有名です。

ギャラリーやカフェなど、感度の高いダブリンの若者を刺激するようなファッショナブルな地区です。レストランやパブでは、アイルランドの伝統料理も楽しめますよ。

クライスト・チャーチ大聖堂(ダブリン)

ロマネスク様式とゴシック様式のアーチが特徴的な「クライスト・チャーチ大聖堂」。

この大聖堂内には、中世最大級と言われる地下礼拝堂があります。

またなんと、大聖堂に置かれているパイプオルガンの中には、猫とネズミのミイラがいるそう!パイプオルガンの中に逃げ込んだまま、外に出られなくなってしまったようです(笑)。

聖パトリック大聖堂(ダブリン)

アイルランド最大の教会であり、なんとかつては、アイルランドで最初の大学として利用されていたといいます。

また、著名な作家であったジョナサン・スウィフトが眠る場所としても有名です。美しいステンドグラスは特に見もの!

ギネス・ストアハウス(ダブリン)

世界的に有名なアイルランドのビールといえば…ギネス!

ダブリンにある「ギネス・ストアハウス」では、内部見学終了時に、1パイント無料で飲むことができるという太っ腹ぶり!最上階のバーから、ダブリンの街を眺めつつ飲むギネスは格別だそうです。

アイリッシュ・パブ


アイルランドに行ったなら、やっぱり本場の「アイリッシュ・パブ」に行きたい!地元民の憩いの場として人気なので、思い切って足を運んでみてください。そうすれば、現地の雰囲気を感じながら楽しめること間違いなし!

特に有名なのは、アイルランドで最も古いという「The Brazen Head」というパブです。ギネス片手に、地元民とおしゃべりをしながら、最高の旅の思い出をつくりましょう!

ジャイアンツ・コーズウェイ(アーマー)

北部アイルランドの定番観光スポットである「ジャイアンツ・コーズウェイ」。

世界遺産にも登録されている場所で、どこまでも六角形の石柱が連なる、不思議な光景を目にすることができます。海岸線には周遊路があり、ゆっくりと「ジャイアンツ・コーズウェイ」の周囲を散策することができます。

ダンルース城(ポートラッシュ)

「なんでここ?」と思わず聞きたくなってしまうような、断崖に建てられた「ダンルース城」。

フォトジェニックな場所として有名で、特に朝と夕方の景色が素晴らしいといいます。有名歌手のCDジャケットにも、この場所が使われています。

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モハーの断崖

モハーの断崖

モハーの断崖

ヨーロッパで1番高い断崖絶壁で有名な「モハーの断崖」。高さ約120メートルの断崖は約3億年前の石炭紀後期に形成され、通常は海面下で見られる地層が現れるその姿は、素晴らしいのひとことです。

海と風に浸食され、長い時間をかけて今日の姿になった。ゴールウェイから容易にアクセスでき、おすすめの観光スポット。映画「ハリーポッターと謎のプリンス」の舞台にもなっていて、ファン必見の絶景。

■詳細情報
・名称:モハーの断崖
・オススメの時期:通年

キルケニー城(キルケニー)

キルケニー城(キルケニー)

キルケニー城(キルケニー)

この古城は、均整の取れた美しい名城で、12世紀からバトラー家が暮らしていた。キルケニーはもともとはアイルランドの中心都市であり、当時の雰囲気を色濃く残している町でもある。

装飾品や肖像画などを見ながら、地主としてのバトラー家の栄光と衰退を垣間見ることができる。ガイドツアーもあり、バトラー家の当時の生活など、さまざまなエピソードなどが聞ける。入場料も安く、おすすめ。

キラーニー国立公園(キラーニー)

キラーニー国立公園(キラーニー)

キラーニー国立公園(キラーニー)

アイルランドで初めての国立公園で最大の広さがある。3つの美しい湖、ノルマン建築のロス城、氷河によって形成されたダンロー渓谷、マックロスハウス原生林、アカジカの生息地にもなっている。

公園内には、ハイキングコースもあり、馬車に乗る事もでき、ヨーロッパならではの大自然を心ゆくまで満喫することができる。

■詳細情報
・名称:キラーニー国立公園
・住所:Co. Kerry, アイルランド
・アクセス:コークから1時間半
・営業時間:8時00分~18時00分
・定休日:なし
・電話番号:+353 1 888 2000
・料金:なし
・オススメの時期:通年
・公式サイトURL:http://www.killarneynationalpark.ie/

バレン高原(ゴールウェイ)

バレン高原(ゴールウェイ)

バレン高原(ゴールウェイ)

アイルランド西部のクレア州の北西部に広がっているカルスト台地で、アイルランドの雄大な自然や歴史を満喫ですることができる。石灰岩の奇妙な風景だけではなく、たくさんの珍しい野生動物や数多くの遺跡も存在している。

中でも代表的なものは、紀元前3800年から3200年頃に建造した「巨人のテーブル」であり、一見の価値あり。

ニューグレンジとタラの丘(ミース)

ニューグレンジとタラの丘(ミース)

ニューグレンジとタラの丘(ミース)

ニューグレンジはアイルランドでもっとも有名な遺跡であり、世界遺産にも登録されている。ピラミッドやストーンヘンジよりもその歴史は古く5000年前に建造されたと言われている。

当時の先住民のすぐれた天文学知識により、1年の数日間のみ、朝日が奥の墓室を照らすように建てられている。謎の渦巻き模様は、学術的にも非常に貴重なもので、解明されていない。

タラの丘は、アイルランド島の4分の3を見渡すことができ、神聖な場所と言われている。アイルランドの王達はこの丘で儀式を執り行ったと考えられている。

古城ホテルステイ

アイルランドの素敵なお城に宿泊…なんてロマンチックな体験してみませんか?豪華で洗練されたアンティーク家具に囲まれた場内。お姫様が使うような可愛い部屋で、昔の貴族になった気分で寝るなんて、憧れますね。

キルメイナム刑務所

アイルランド・ダブリン市内にあるキルメイナム刑務所。ここは1796年に設立されたもので、主に反イギリスの抵抗運動の指導者になった人物たちが投獄されていました。アイルランドの歴史を語る上で決して欠かすことのできない場所です。

グレンダロッホ

グレンダロッホとは、1500年前に建てられた7つの教会、大聖堂、修道院などの集合建物群のことです。過去に移民によって数々な宗教的建造物が破壊されてしまいましたが、ここだけは難を逃れ、良い状態で残されているとのこと。貴重な歴史的資料です。

聖アン教会

コークの街のシンボル的存在といえば、やはりこの聖アン教会。37mの高さにある美しい鐘楼は、見るものの目を惹きつけます。この鐘は飾りではなく現在も鳴らされており、なんと実際に慣らすこともできるそう。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてください。

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チェスター・ビーティー図書館

名称は図書館ですが、それ以外に美術館や博物館としての機能もある複合施設です。日本とは遠く離れたアイルランドですが、奈良時代に書かれた絵本や印刷技術がない時代に書かれた手書きの本などが収蔵されているそうです。

ダブリンライターズミュージアム

世界に数多くの文豪を輩出してきたアイルランドならでは!アイルランド出身の文豪について、様々な資料や本などが時代ごとに展示されているミュージアムです。日本語のガイドブックもあるので、英語が苦手という方はそちらも参照してみてください。

ダンルース城

北アイルランド・コーズウェイ海岸の、高さ30mの断崖絶壁に建てられたお城です。城の背景にはどこまでも広がる青い海があり、とても絵になります。周辺には他にも古城が点在していますが、こちらのダンルース城が最大級とのこと。気持ちのいい場所なので、ぜひ足を運んでみてください。

アイリッシュ・ユダヤ博物館

ユダヤ人がアイルランド人に与えた、歴史的・文化的影響を展示している博物館です。こじんまりとした博物館ですが、ボランティアの人が丁寧に説明してくれるので、英語が堪能な方はぜひ話を聞いてみてください。

ピアース博物館

ここにはかつて、アイルランドの民族主義者で、また教師でもあったパトリック・ピアースが、アイルランド語の継承のために建てた学校がある場所です。現在は博物館として利用されており、学校やピアース兄弟についての興味深い資料が展示されています。

ジーニー・ジョンストン博物館

こちらの博物館には、飢餓に苦しむアイルランドの人々を、16回の航海でアメリカに運んだ飢饉船「ジーニー・ジョンストン号」を再現した船が展示されています。アイルランドの歴史と文化を肌で感じることができる場所です。

ジョージアンハウス博物館

こちらは、18~19世紀の中流家庭の生活を再現している博物館です。 建物、家具、調度品などが展示されており、ダまたブリンの中流家庭の生活を併設されているシアタールームで見ることもできます。

サイエンス・ギャラリー

インタラクティブな展示が楽しめる、体験型のギャラリーです。特に好奇心が強い子供は大いに楽しめると思うので、家族連れにもおすすめの場所です。デザインも面白い展示が多いので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

エパリティボー

ダブリンのシティホールの目の前にある、おいしい本場のイタリアンピッザを提供しているお店・エパリティボー。ピザの他にも、おいしいコーヒーやホームメイドのケーキなど、どれをとっても絶品と評判です。

フォーム・カフェ

Jervis 駅近くにある、おしゃれな空間が人気のフォームカフェ。 ワッフルなどの軽食やカフェメニューはどれもおいしいと人気で、店内にはソファー席もあり、 ゆったりとした時間を過ごすことができます。

魅力いっぱいで楽しめちゃう!アイルランドの旅

ギネスが有名なアイルランドですが、その他にも、歴史的建造物や世界遺産に登録された景勝地など、数多くの魅力的な観光スポットがありますね。

しかしながら、やはりビールも外せない!たくさん観光した後に、ギネスを1杯…なんてできたら最高かも。皆さんも、アイルランドに行きたくなってきましたか?

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