アイルランドに魅せられたカメラマンが観る絶景世界
「妖精が住んでいる」という言い伝えのある国、アイルランド。そんな国に魅了され、ついには移り住んでしまったフォトグラファーが撮影する風景が話題を呼んでいるのでご紹介したいと思います。
どこにあるの?アイルランド
そもそも、アイルランドとはどこにあるのかと言うと、実はイギリスの隣国。島国でもあるのですが、島の北部はイギリスの一部となっています。イギリス領土の部分も含めると、アイルランド島の面積は約8万4千平方キロメートル。これは、日本の北海道とほぼ同じくらいの大きさにあたります。アイルランドの領土はそのうちの約7万平方キロメートルで、約459万人が暮らしているのだとか。
アイルランドの魅力は、何といってもその豊かな自然。この緑の森、確かに妖精が住んでいてもおかしくないですね!
そして、この美しい自然に魅せられたポーランド出身のWEBデザイナー兼フォトグラファーのPiotr Mellerさんは、なんとアイルランドに移住までしてしまいました。既に移住から10年の月日が経っているそうですが、「いまだにアイルランドに魅了され続けている」のだとか。そんな彼の眼とカメラを通して、一緒にアイルランドの美しい光景を見せてもらいましょう。
おとぎ話の舞台のような美しい自然
この2枚は、Piotrさんが「Irish Fairy Tale」(アイルランドのおとぎ話)と呼ぶ画像たち。本当に、どこを切り取ってもファンタジー映画の舞台のような風景ですね!
海に囲まれたアイルランドは、海岸にもその美しさを隠しています。上の2枚の画像は、Piotrさんが「The Moment Of Silence」(沈黙の瞬間)と名付けたシリーズの写真です。確かに、思わず息をのむ静謐な美しさですね。
そして、この上の2枚は「Good Night」と呼ばれる、夕日をとらえたイメージたち。もし旅先でこんなシーンに出合えたら、一生忘れられない光景になるのではないでしょうか。
異世界に迷い込んだような気分になります。そしてお次は、アイルランドの動物たちをご紹介します。
のびのびした動物とモノクロ写真
自然が豊かなアイルランドでは、動物たちものびのびと暮らしています。国内には485万頭の羊がいると言われていますが、これはアイルランドの人口(459万人)よりも多い計算になります。
馬も、楽しそうに夕日が映える海岸で波と戯れます。
そんな色鮮やかな自然が魅力のアイルランドですが、モノクロの世界観にもよく似合います。時が止まったような静謐な美しさが、モノクロ写真によくマッチしていますね。もしアイルランドを旅行するなら、様々なタイプのカメラやフィルムを持っていくと楽しいかもしれません。
大都会である首都ダブリンでギネスビールを飲むのも楽しいと思いますが、アイルランドに行ったらぜひ郊外の自然豊かな場所にも訪れてみたいですね。もしかしたらそこで、Piotrさんの写真とはまた違った、自分だけの「魔法のような一枚」が撮影できるかもしれませんよ。
[After 10 Years I’m Still Enchanted By Emerald Island] [petermeller.com] [A photo by Shutterstock.com]