皆さんは、アイスランドを訪れた経験はございますか?観光地として世界的に有名なブルーラグーンや、氷の洞窟など、自然豊かな場所として有名です。

もちろん観光は楽しみですが、やっぱり旅といえばグルメも楽しみたいですよね。アイスランドは食事代はかなり高いのですが、その分衛生管理はしっかりしており、何を食べても安心。

今回は、そんな魅力溢れるアイスランドの代表的な料理とスイーツを16選をご紹介していきます。

アイスランドの食事事情

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豊富な魚介類が味わえることで有名なアイスランド。調理法のレパートリーは少ないですが、素材選びや調理の手間を惜しまないため、総じて味もおいしいです。

豊かな自然の中でのびのび育った羊のラム肉や、タラ、手長海老など、おいしいグルメがたくさん!海鳥やサメなど、ちょっと変わった動物が食材として使われているのも、他国と違いユニークです。

 

しかしながら物価が高いアイスランドは、油断するとすぐに財布からお金が減っていきます。前菜でひと皿2,000円以上、メインで3,000円から6,000円と、とにかく高い!

予算があまりない方は、きちんとレート計算しながらオーダーするようにしましょう。

 

ベストフード

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私がおすすめするのは、地元で獲れた新鮮なアイスランディック・ロブスター!レストランでの値段の相場は、小さめのひと皿が4,000円とやはり高いですが、それでも挑戦する価値ありです。

素材が新鮮なためか、味付けがシンプルでもおいしいです!レイキャヴィークや海岸近くの街には、ロブスターが有名なレストランがいくつかあるので、ぜひ挑戦してみてください。

 

アイスランドの代表料理!フィッシュボール(タラと玉ねぎのすり身焼き)のレシピ

アイスランド料理が気になる方へ、「全196ヵ国おうちで作れる世界のレシピ」の本山尚義シェフが考案した「フィッシュボール(タラと玉ねぎのすり身焼き)」のレシピをご紹介します。

魚でハンバーグをつくったような、 北欧料理。ほくほく、ふわふわです。

 

フィッシュボール(タラと玉ねぎのすり身焼き)の材料(2人分)

A:タラ(2切れ)、卵(1/2個)、玉ねぎ(1/2個)、牛乳(1/4カップ・50cc)、小麦粉(大さじ3)、塩(小さじ1/2)、胡椒(少々)

バター(大さじ1・12g)

フィッシュボール(タラと玉ねぎのすり身焼き)の作り方

1.Aをフードプロセッサーにかけて、すり身にし、6等分して丸める。

2.フライパンにバターを熱し、強火で1を表裏に焦げ色が付くまで焼く。

 

ハンギキョート

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アイスランドの伝統料理であるハンギキョートは、仔羊の腿肉を塩と香辛料でつけ込み、燻製にした保存食です。羊本来の素朴な味わいが楽しめる一品です。

 

ハゥカートル

サメ肉を常温発酵させたユニークな食べ物・ハゥカートル。食材のユニークさもさることながら、その匂いも強烈!日が経ったイカのニオイにちょっと似ており、食感はカマボコとゴムの間のような感じです。

他の場所ではなかなか食べることができないので、ぜひ挑戦してみてください。

 

ハルズフィスクール

コダラまたはタラから作られるドライフィッシュで、大人にも子どもにも大人気!食べ方としては、まずハルズフィスクールをハンマーで叩き、それからバターをつけていただきます。

 

グラフラックス

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クリスプブレッドや茹でたジャガイモの上に、香辛料で味付けしたサーモンやチーズをのせた料理で、前菜として出されることが多いです。

 

アイスランディック・ロブスター

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海に囲まれていて漁業が盛んなアイスランドでは、新鮮なシーフードも楽しめます。アイスランディック・ロブスターとは手長エビのことで、地産のバターやハーブなどと合わせていただきます。地元で獲れたシーフードは、新鮮でおいしいです!

 

スキール

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食感はヨーグルトだけど、味はチーズに似ている食材・スキール。高タンパクなのに低脂肪で健康的!ブルーベリーやストロベリー、クリームなどと相性抜群ですよ!

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コウテラトゥル

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香草で育てたラムを使った羊のステーキです。アイスランドの羊は、臭みがなく柔らかい肉質なので、ラム肉が苦手という方でも安心。クリスマスやお祭りには欠かすことのできない定番料理だそう。

 

ピョンヌキョクール

北ヨーロッパでよく見られる、生地の薄いクレープのようなパンケーキです。ジャムをつけたり、砂糖をまぶしたりして食べます。生地が薄いので、ついたくさん食べてしまいますね。

 

プロックフィスクル

タラ、ジャガイモ、タマネギを入れたホワイトソースのシチューです。付け合わせには、アイスランドのライ麦パンとバターを添えるのが一般的。元々は、余り物を処理するために作られた料理だと言われています。

 

クレイヌール

アイスランドの伝統的な揚げ菓子・クレイヌール。生地をねじって上げるため、形がなんともユニーク。甘さ控えめのシナモンドーナツのような味でおいしいです。

 

ヴィーキング

アイスランドは自然が豊かなため、水がとてもおいしいです。そんなアイスランドの水を使ったビール、おいしくないわけありませんよね。アイスランドの代表銘柄なので、ぜひ現地でそのおいしさを味わってください。

 

キョツパ

羊が有名なアイスランド。そんなアイスランドのやわらかくコクがある羊肉を野菜とともに煮込み、あっさりめの味で仕上げたスープです。寒いアイスランドの冬に、キョツパは欠かせませんよ!

 

サルトフィスク

サルトフィスクは、直訳すると塩タラです。北大西洋で獲れるタラは生からでも料理されますが、アイスランドでは、塩漬けしたものを塩抜きして、焼いたり煮込んだりしていただきます。

 

フレーフナステイク

フレーフナステイクとは、アイスランドの鯨肉を使用したステーキやグリルの料理ことです。また鯨肉は揚げ物として食べられることも多いようです。

 

アイスランドで出来るだけ食費を抑える方法

アイスランドは物価が高いというのは有名です。レストランやカフェなどで食事をすると、かなり高いのでバックパッカースタイルでは気軽に入れないですよね。そこで、アイスランドでは自炊をすることが大切です。

アイスランドにあるホステルはキッチンがついていることが多く、逆にレストランは首都のレイキャビック以外では、周りに一件あるかないかというレベルなので、必然的に自炊をすることになるでしょう。実際にアイスランド滞在中は、宿に着いたらまず食料の調達でスーパーマーケットで2〜3日分買い込みます。

どこでも売っていて美味しいのはパスタ、パンを買ってサンドイッチを作ることもありました。野菜が高めなので、冷凍野菜を買うと良いでしょう。お肉はラムや牛タンを大きな塊で購入し、焼いて夕食にしたりサンドイッチに挟み、朝食やランチに食べていました。

スーパーは黄色い背景にピンクのぶたの絵が書いてあるBónus(ボゥヌス)、ロゴの真ん中に黄色いレモンが書いてあるKrónan(クロゥナン)が比較的安くておすすめです。どこの街にもどちらか一つはあるので、訪れてみてください。

 

一番気になるのは…やっぱりサメかも⁉︎

いかがでしたか?四方を海で囲まれたアイスランドは、新鮮なシーフードはもちろんのこと、その雄大な大地でたくましく育った羊のお肉もおいしいです!

筆者が特に気になったのは、やはり他の場所ではなかなか味わうことのできないサメ!ニオイも強烈なんていわれたら、ますます挑戦したくなります。

近年人気急上昇中の旅行先・アイスランド。皆さんもぜひ現地で、ユニーク&おいしいグルメを味わってみませんか?

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