こんにちは。濱島優里(@yuri_merci22)です!

千葉県浦安市出身。ディズニーシーの「Compass of your heart」が座右の銘です。今回、心のコンパスが行きたい!と叫んでいたのはギリシャでした。直観で場所を決めてすぐにチケットをとるのが1番。

ギリシャといえば、アテネとサントリーニ島!ほとんどの日本人はこの2つさえ押さえておけばOK!と思っているのではないでしょうか…?私も、私の周りの友達もそうでした。

でも、見つけてしまったんです。これからギリシャに行く人に「絶対に」スケジュールに入れてほしいもう一つの場所を…!!!それでは私の旅程を簡単にご紹介します。

 

まずはアテネのパルテノン神殿から

photo by Yuri Hamashima

まずは、そう、誰もが知っているアテネのパルテノン神殿に!その柱の重厚感の中に、血と汗と歴史を感じ、想像以上に感動しました。かなり高い丘の上にそびえ立っていて、町からもこんな風に高い所に見えるんです。

photo by Yuri Hamashima

次は全乙女の憧れサントリーニ島へ!

                                                                                                                    photo by pixabay

張り切って青のドレスを着て行きました。海外旅行のための服を買う時は、日本でもギリギリ着られるラインを狙うのが大事です。

photo by Yuri Hamashima

そして、これが「世界で1番綺麗」と言われるサントリーニの夕日!少し中心部とは離れて静かに夕日を楽しみました。

photo by Yuri Hamashima

本当に美しい島、サントリーニ島!

でも正直、ハイシーズンのサントリーニ島は観光客が多すぎて、休日の渋谷並みの人口密度でした。旅慣れた人は少しがっかりしてしまうかも….。サントリーニ以外にもたくさんの島があるのでぜひチェックしてみてくださいね!

さて、ここまではよくあるコース。でも、これで終わるのはもったいない!もう2日だけ時間をください!今回、私がオススメしたいスポットは世界遺産ですが、まだ知らない人が多いと思います。機内雑誌でたまたま特集していたので最後にふらっと立ち寄ってみたのです。

 

文化・自然複合遺産のメテオラ

今回の思い出を一言で表すとすれば「魂が洗われて、波動が上がった!」でしょうか…!ここが私にとって、本当に特別な思い出となった「メテオラ」です。

photo by Yuri Hamashima

見てください!そびえ立つ岩!奇岩群。なんと9世紀から俗世との関わりを断ち切った修道士たちが、岩の「裂け目」や「洞穴」に住み始めたそうです。

photo by Yuri Hamashima

初めは単独だった修道士たちが時代とともに修道院共同体を作りあげ、このように険しい岩のうえに修道院が建てられていったのです。

photo by Yuri Hamashima

修道院の天井にはキリスト教徒のフレスコ画がぎっしり描かれていていました。(写真撮影禁止で紹介できないので、行って、見て、感じてください!)

劣化による味わい、金色の絵の具が残す敬虔な輝き。洞窟のように空気も冷えていて、あの体験は神秘的だったなぁ…。

 

修道院は全部で6つ残っています

6つの中でも観光客が少なく、私が感動したのは聖ニコラオス・アナパフサス修道院です。

photo by Yuri Hamashima

上の写真は修道院の窓からみた景色。

もちろん昔と今で景色はだいぶ違っているとは思いますが、彼ら修道士がどんな思いでここにいたのかなぁ…と想像しながら、清々しい空気を吸い込みました。

 

修道院まで登るにはどうするか?

photo by Yuri Hamashima

さて、修道院まで登るにはどうするか…?バスツアーですいすい登る観光客をたくさん見かけましたが、私は断然「自力で歩いて」行くのをおすすめします。

なぜならメインの道路とは別に、緑にたっぷり囲まれながら登っていける充実感と達成感たっぷりのハイキングコースがあるからです。

photo by Yuri Hamashima

途中、リクガメに2匹遭遇!何かの間違いかと思い「亀が乾燥している!大変だ!」とわざわざ山中の小川まで運んであげましたが余計なお世話だったようで茂みの中に帰っていきました…。

初めてのリクガメ遭遇は嬉しかったなあ。

photo by Yuri Hamashima

そして、こんな不思議な葉っぱも見かけました。豆の一種のようです。

photo by Yuri Hamashima

自力で歩いていく人はほとんどいないのか、静かな山の中を独占したような気分。

樹齢いくつだろう?と思う太い幹に手を当て、自分より大きな石を拝み、鳥のさえずり、山特有の冷たい空気に包まれて…。気がつけばそのとき悩んでいたことが、不思議なくらいスーッと消えていました。

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メテオラへの行き方

アテネのセントラル駅からカランバカ駅(kalabaka)まで電車で4時間ほど。アテネの駅の窓口でカランバカに行きたい!といえばチケットを買えます。一本直通でいける列車もありますが、途中Palaeofarsalosで乗り換える場合もあります。

また、ギリシャ文字は読み方が難しいので、降りる駅間違えないように着きそうになったら周りの人に確認してください!
(駅に着くと、割とすぐドアが閉まっちゃうよー!)

 

意外なお見送りに感動!

photo by Yuri Hamashima

さて、メテオラではすっかり神聖な気持ちに包まれましたが、最後にまた不思議なことがありました。

メテオラを発つ日、まだ暗い朝5時に駅へ向かったとき、白い野良犬がまるで私たちを待っていたかのように途中でふらっと現れて少し前を歩いていくのです。

途中、気性荒めの他の野良犬が現れた時は、私たちを守るように吠えて対抗!お菓子も何もあげていないのに1キロ以上一緒に歩いてくれています。外はまだ暗く、私たち以外は誰もいませんでした。

photo by Yuri Hamashima

どんどん駅に近づき、辺りが自然ではなく町になってきました。帰り道わかるかな、車にぶつかったりしないかな、とだんだん心配に…。「ありがとう!もう大丈夫だから帰ってね。」そう言ってお礼をクラッカーをあげると…

その思いを理解したのでしょうか。気づいたら本当にスーッといなくなっていました。去り際までかっこいい!

photo by Yuri Hamashima

最後まで神様に守られていたような、そんなメテオラの旅は忘れられません。みなさんもぜひ、神聖な空気を味わいに行ってください!

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