飼い犬を散歩させないと“法律違反”──。そんな時代が、すぐそこまできているのかもしれない。

ドイツの「食糧農業省」が、驚きの法案を提出。その法案の内容とは「犬の飼い主は1日2回以上の合計1時間以上、犬を散歩させなければならない」というもの。

もともとドイツでは、犬を屋外で散歩させることがで義務付けられていたが、今回の改正法案では散歩の頻度や長さまで具体的に指定された。

なんでもドイツでは、5世帯に1世帯ほどが犬を飼っており、新型コロナウイルスの拡大に伴ってペットの販売数もさらに増加しているそうだ。

そんななか提出された今回の法案。「犬の散歩の回数まで司法で定められるのか!」などさまざまな意見が寄せられているが、ここまでペットの権利を尊重した法律が提出されるのは、さすがペット先進国・ドイツと言わざるを得ない。

ペットだって、命ある生き物だ。人間のおもちゃではない。このような法律の有無にかかわらず、生き物との関わり合いを考えていかなければならない。

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