本場ヨーロッパの煌めく「クリスマスマーケット」の楽しみ方
冬の一大イベントといえば、そう、クリスマス!
最近では日本の都市でも”クリスマスマーケット”が登場したりしていますが、本場ヨーロッパのクリスマスマーケットは規模が違います。
そんな本場ヨーロッパのクリスマスマーケットの楽しみ方と、有名マーケットから、ちょっと変わったマーケットまで一挙にご紹介します!
楽しみ方①グリューワインで温まろう!
クリスマスマーケット1の名物ともいえるのが「グリューワイン」いわゆる、ホットワインです。
クリスマスマーケットはほとんどが屋外に設置されます。そのため、寒さに凍えながら…なんてことも珍しくありません。
そんな時に体を温めてくれるのがグリューワイン。ほんのり甘く、シナモンの香りがするのが特徴です。
楽しみ方②マグカップを集めよう!
グリューワインはマグカップに入って売られていることがほとんどです。その絵柄は各地のクリスマスマーケットによっても違いますし、その年ごとにも違うのです。
地名や年が描かれたものもありますので、とっておきの記念になりそうですね!たくさん集めてみてはいかがでしょうか?
楽しみ方③クリスマスマーケットの名物料理を味わおう!
有名なのはドイツのシュトーレンやオランダのケルストストル(フルーツ入りレーズンパンで、アーモンドペースト入りが多い)ですが、クリスマスマーケットでは他にもできたてが楽しめるものがたくさんあります。
筆者のおすすめトップ3は…
1.ドイツのソーセージとザワークラフト
2.ライベクーヘン(ジャガイモをすりおろしたのものパンケーキのように焼いて、りんごムーズをつけて食べるおやつ)
3.オランダのオリボーレン(揚げドーナッツ)
オランダのオリボーレンは大晦日に食べるのが常ですが、クリスマスの時期から屋台に登場します。粉砂糖をたっぷりかけてもらって食べるのが美味しいですよ!
他にもチョコレートやプレッツェルなど、食い倒れできちゃうほど美味しいものが盛りだくさんです。
楽しみ方④目移りしちゃう!クリスマスオーナメントの数々
忘れちゃいけないのが、マーケットに集まるクリスマスオーナメントの数々。
ガラス製のキラキラしたものから、陶器でできた大きめの飾りなど、どのお店もとっても可愛くディスプレーされています。
友達や家族へのお土産にも、行ったマーケットの数だけ、自宅のツリーに増やしていくのも楽しそうですね!
楽しみ方⑤迫力満点のクリスマスツリーやコンサート
Photo by Massachusetts Office of Travel & Tourism
マーケットの中心になるのが、大きなクリスマスツリー。また、その周りのステージで開かれるコンサートは必見です。
他にも各地のクリスマスマーケットごとに、キャンドルナイトやクリスマスパレードなども行われ、クリスマスソングを聴くことで、さらにクリスムード満点になります。
かわいい子ども達の合唱なんかは特に微笑ましいですよね。
ここを抑えれば間違いなし!ドイツの3大クリスマスマーケット
クリスマスマーケットの発祥はドイツと言われ、ドイツ国内には大都市から小さな町まで2500以上ものクリスマスマーケットが立つといわれています。中でも人気なのがこの3都市!
世界一有名な「ニュルンベルク」
世界最大の「シュトゥットガルト」
世界最古の「ドレスデン」
ニュルンベルクには毎年200万人もの人が訪れます。シュトゥットガルトには280もの屋台が並び、毎年最も美しい屋台を選ぶコンテストが開催されています。ドレスデンはシュトーレン発祥の地としても有名で、その歴史は1400年にもなります。
このように、ドイツ国内だけでも様々な特色を持つクリスマスマーケット。各地を巡ってみたくなりますね!
世界一変わったマーケット!?オランダの洞窟クリスマスマーケット
もうひとつご紹介したいのが、オランダのファルケンブルグにあるクリスマスマーケット。なんと、洞窟の中にあるのです!
洞窟の中にクリスマスマーケットがあるのは世界でここだけです。
このマーケットのいいところは、洞窟内なので、寒くない!(笑)そして、洞窟内に灯る明かりがなんとも幻想的です。運が良ければサンタさんにも会えますよ!
まとめ
ヨーロッパの冬の一大イベントである、クリスマスマーケット、一度は訪れてみたいですよね!11月中旬から12月24日まで開かれるので、そろそろ冬の旅の計画に加えてみてはいかがでしょうか?