世界最大のビールの祭典!ドイツの「オクトーバーフェスト」をご紹介
最近、日本国内でも各地で開催されるようになった「オクトーバーフェスト」。 もともとは、ドイツで1810年にバイエルン王子ルードヴィヒ1世と王女テレーゼの結婚のお祝いから始まり、今や世界中から600万人以上もの人々が集まる世界最大級のビール祭りとなりました。
本場のお祭りはどんな感じなのでしょうか?紹介します。
オクトーバーフェストの開催時期はいつ?
毎年、10月の第1日曜日を最終日とする16日間と決まっています。ただし第1日曜日が1日か2日になる場合には、祝日であるドイツ統一の日の3日まで延長する決まりがあります。
つまり、10月1日が日曜日の年は、開催期間が18日と最長になるのです。
オクトーバーフェストの会場への行き方
会場は、ドイツ・バイエルン州の州都ミュンヘン市の西にあるテレージエンヴィーゼ(「テレーゼの緑地」という意味)で、東京ドーム約9個分もの広大な敷地に飲食用のテントや屋外遊園地が設営されます。
日本からミュンヘンへは飛行機の直行便で約12時間。さらに地下鉄でミュンヘン中央駅から1駅のテレージエンヴィーゼ駅で下車し、徒歩ですぐの場所にあります。
ミュンヘン市長の宣言でスタート
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ミュンヘン市長が正午にビール樽の栓を開けて「酒が出たよ!」という意味の「O’zapft is!」と開会宣言し、祭りがスタートします。
宣言前には、ミュンヘン市長と、ミュンヘンの市章ミュンヒナー・キンドル(Münchner Kindl)扮する黒いフード付きマントを着た女性が馬に乗って先頭を行き、ビヤ樽を積んだ地元ブルワリーの馬車やビールテントの経営者や従業員が続く盛大なパレードも行われます。
オクトーバーフェストはビールに食事に遊園地に!
会場には、大小のテントが建ち並んでいて、中では非常に多量のホップを用いて高アルコール度で醸造した特別なビール「ヴィーゼンビィアー」が販売されています。ジョッキは1リットル入る超特大のもの。
ソーセージやプレッツェルなどのフードも楽しめるほか、ステージではバンド演奏などで大いににぎわいます。屋外には遊園地もあって、子ども連れでも楽しめます。
オクトーバーフェストの気になる予算は?
ドイツへの航空券が直行便で片道15万円ほど。ホテル代はグレードによりピンキリですが、この時期は安くても1人1泊1万円から2万円は覚悟しましょう。春までに確保しなければ厳しいです。ミュンヘンを出て近郊都市のホテルを狙うのもおすすめです。
ちなみに、オクトーバーフェストの入場料は無料で、別途飲食代や遊園地の乗り物料金を支払います。ちなみに、ビールの値段は1杯約10ユーロです。
ビール好きなら、ぜひ本場のオクトーバーフェストを体験して!
いかがでしたか?ビール好きのあなた、ぜひ来年、本場のオクトーバーフェストを堪能しに行ってみませんか?陽気なムードであっという間に現地の人たちとも仲良くなれるはずです。
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