せっかく海外に行くならその土地でしか撮影できないような写真を撮りたいですよね。ベルリンというと、壁?ビール?というイメージしか湧かないという方も多いはず。実はベルリンは、世界でもニューヨークに続き2番目にクリエイティビティなシティーとして、今世界中から注目されているホットな街なんです。

今回は、そんなクリエイティビティに溢れた街ドイツの首都ベルリンに行ったら、ぜひ訪れてほしい10の写真スポットをまとめてみました。

 

雑誌の撮影といえばこちらのボタニカルガーデン

Photo by Erika

ベルリンの中心部から、電車またはバスで45分〜1時間ほど南に行った場所にある、大きな植物園ボタニカルガーデン。43ヘクタールの大きな敷地に世界中のたくさんの植物が置かれていて、ゆっくりと散歩しながら植物を観察できます。

さまざまな国の伝統的なガーデニングや、たくさんの種類の観葉植物など、見て触って匂いを嗅いでと五感で楽しめます。

特に、人気の写真スポットはビニールハウス内の大きなサボテンが並んでいる場所!ベルリンから始まったスタートアップやショップの多くは、広告素材をここで撮影しています。

また、夏と冬に「サマーガーデンナイト」や「クリスマスナイト」という、夜になると植物園内全てがライトアップされるロマンティックなイベントもあるので、ぜひチェックしてみてください。

■詳細情報
・名称:Botanischer Garten und Botanisches Museum(ボタニッシュガーデン&ミュージアム)
・住所:Königin-Luise-Straße 6-8, 14195 Berlin
・地図: ・アクセス:S-bahn Botanischer Gartenから徒歩7分
・営業時間:9:00〜19:00
・定休日:12月24日
・電話番号:030 83850100
・料金:大人6ユーロ・学生3ユーロ
・所要時間:2時間〜
・オススメの時期:4月〜9月
・公式サイトURL:https://www.bgbm.org/en/tickets-prices

 

ついつい写真を撮りたくなるマウアーパークのフリーマーケット」

Photo by Erika

ベルリンのフリーマーケットの中でも、一番大きいフリーマーケットがこちらのマウアーパーク。ベルリンは、ドイツの中でもフリーマーケットがたくさんあることで人気で、ドイツ国内からも多くの人が掘り出し物を探しにやってきます。

マウアーパークは、ベルリンの中心から約15分〜20分ほどで行けるアクセスしやすい場所にあります。さらに、店舗数がとても多いので、全部回るには1〜2時間必要。

特に、おすすめの写真スポットは、家具や骨董品が並んでるエリアです!日本では、なかなか見ないようなアンティーク家具や、ベルリンの壁時代のレアな品々が並ぶ風景にカメラを離せません。

また、お昼すぎ辺りから段々と混み始めてくるので、ゆったりショッピングをしながら写真を撮りたい方には、10時30〜と早めに行くことをおすすめします(早すぎてもお店の人の準備ができていないため)。

■詳細情報
・名称:Mauer Park(マウアーパーク)
・住所:Gleimstraße 55, 10437 Berlin
・地図: ・アクセス:U2 Eberswalder Straße.から徒歩5分/トラムFriedrich-Ludwig-Jahn-Sportpark.から徒歩1分
・営業時間:毎週日曜日10:00〜18:00
・定休日:11月末の日曜日に閉まる時もあるので詳しくは公式サイトから
・電話番号:030 60980018
・料金:1ユーロ〜
・所要時間:1時間〜
・オススメの時期:5〜9月
・公式サイトURL:http://www.flohmarktimmauerpark.de/blog.php

 

ベルリーナに人気のインスタスポット「House of small wonder」

Photo by Erika

ベルリーナに人気のインスタスポットは、こちらのHouse of Small Wonder(ハウスオブスモールワンダー)。実は、ここは日本食カフェ&レストランなんです。

その内装とレストランへ上がる階段がとてもオシャレなので、写真を撮るために訪れる人もたくさん。店内もまた日差しが入って素敵な空間です。

旅が長くなると、日本食が恋しく感じられる人も多いはず。良い写真を撮ったあとは、落ち着いた空間で美味しいものを食べながら、一息つくのも良いかもしれません。

■詳細情報
・名称:House of small wonder(ハウスオブスモールワンダー)
・住所:Johannisstraße 20, 10117 Berlin
・地図: ・アクセス:U-bahn Oranienburgerより徒歩5分
・営業時間:9:00〜23:00
・定休日:なし
・電話番号:webサイトよりコンタクトフォームあり
・料金:15ユーロ〜
・所要時間:1時間〜
・オススメの時期:一年中
・公式サイトURL:https://houseofsmallwonder.de

 

歴史を感じるインスタスポット「Memorial to the Mudered Jewisch of Europa」

Photo by Erika

ベルリンの中心、ブランデンブルク門のすぐそばに建設された「ユダヤ人の為の記念碑(Memorial to the Mudered Jewisch of Europa)」。こちらの記念碑は、ホロコーストで犠牲になったヨーロッパのユダヤ人に対する記念碑として設計されました。

ここは一見、同じサイズの石がたくさん並んでいるように見えるものの、記念碑内を歩いていくと、自分の周りの石がどんどん高くなって来て、石が迫ってくるような恐怖感や圧迫感を身を感じます。この石碑を設計した建築家ピーター・アイゼンマンは、はっきりと何を表現しているとは語っていないそうで、実際に行ってみて一人ひとりさまざまな思いを感じられるはず。

また、地下にはホロコーストに関する情報センターもあるので、歴史も勉強できる写真スポットとなっています。

■詳細情報
・名称:Memorial to the Mudered Jewisch of Europa(虐殺されたユダヤ人の為の記念碑)
・住所:Cora-Berliner-Straße 1, 10117 Berlin
・地図: ・アクセス:S-bahn Potsdamer Platzから徒歩8分
・営業時間:10:00〜19:00(情報センター)・石碑はいつでも訪問可能
・定休日:情報センターは祝日定休日
・電話番号:030 2639430
・料金:無料
・所要時間:30分〜
・オススメの時期:4〜10月
・公式サイトURL:https://www.stiftung-denkmal.de/besuch/oeffnungszeiten-anfahrt.html

 

アートの街ならではのストリートアートの1枚

Photo by Erika

アートの街ベルリンは、世界中のたくさんのアーティストが住んでいます。毎週のようにさまざまなギャラリーやミュージアムで、新しいアートのイベントが開催されたり、ワークショップがあったり。

その中でも、ベルリンの壁を始めとするストリートアート・グラフィックアートは、ベルリンのさまざまな場所で目にする機会がとても多く、毎日のように新しいアートがさまざまな場所に描かれています。ベルリン内でも、インスタグラムの「#Berlingraffiti(ベルリングラフィティー)」は盛り上がっているハッシュタグの一つ。

気になるものを見に行くのもよし、散歩をしながら、自分のお気にりの一枚を探しに歩くのもよし、自分のお気に入りの一枚をカメラに納めましょう。

■詳細情報
・名称:Naturkundenmuseum 近く
・住所:Invalidenstr.114, 10115 Berlin
・地図: ・アクセス:U6Naturkundenmuseumから徒歩3分

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ベルリン市民に愛される古着屋「Pauls Boutique Berlin」

Photo by Erika

この靴の量!すごくないですか?実際行ってみるともっとすごいんです。こちらの古着屋さんは、ベルリン中心部から電車で15分ほど北に行った、プレンツアベルグにあります。安くてたくさんのオシャレな古着があることから、ベルリン市民から大人気!

店内には本当にたくさんの靴が置いてあり、自分のお気に入りを見つけ出すのが大変です。また、靴だけでなく、古着も安い価格で売られているので、それも見逃せません。

■詳細情報
・名称:Pauls Boutique Berlin(パウルスブティックベルリン)
・住所:Oderberger Str. 47, 10435 Berlin
・地図: ・アクセス:U2 Eberswalder str.から徒歩5分
・営業時間:12:00〜20:00
・定休日:日曜・祝日
・電話番号:030 44033737
・料金:10ユーロ〜
・所要時間:30分〜
・公式サイトURL:http://www.paulsboutiqueberlin.de

 

ベルリンを見渡せるクラブ「Klunkerkranish」

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ヒップスターの街・ノイケルンにあるバー&クラブ「Klunkerkranish(クルンカークラニッシュ)」はベルリンを一望できる場所。実は、ここはデパートの屋上なんです。屋上でありながら、緑がたくさん広がる庭では、読書・映画・コンサート・パーティーなどが楽しめます。

特に、夏は22時頃まで明るいので、ゆっくり夕陽が沈むのをパノラマビューで眺められるのも魅力的。景色を見ながら、お酒を飲んだりダンスをしたりと、夜中まで存分に過ごせるとっておきの場所です。

■詳細情報
・名称:Klunkerkranish(クルンカークラニッシュ)
・住所:Karl-Marx-Straße 66, 12043 Berlin
・地図: ・アクセス:U7 Rathaus Neukölln駅より徒歩3分
・営業時間:16:00〜26:00(土曜日・日曜日は12:00〜26:00)
・定休日:1〜2月、月曜〜水曜日(冬の期間定休。詳しくはHPから)
・電話番号:freunde@klunkerkranich.org
・料金:入場3ユーロ〜(イベントによる)
・所要時間:2時間〜
・オススメの時期:4〜9月
・公式サイトURL:http://klunkerkranich.org

 

湖に浮かんでいるレストラン「SpreeArche Exklusive Eventiocation」

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こちらは、ベルリン中心から約1時間と少し離れたエリアにある、湖の上のレストラン。「Müggelsee(ミューゲルジー)」と呼ばれる、ベルリン市民から人気の湖に浮かんでいます。ベルリン内の騒音から離れ、静かな自然の空間が広がるとても綺麗でリラックスできます。

レストランまではミューゲルジーから船を借りて、ゆっくり周りを楽しみながら行くのもよし。レストランへ直接行きたい方は、レストランまで水上タクシーで移動できるので、電話するとすぐに対応してくれます。ちなみに、お魚料理がとても美味しかったです!

■詳細情報
・名称:SpreeArche Exklusive Eventiocation
・住所:Müggelschlößchenweg 0, 12559 Berlin
・地図: ・アクセス:Berlin Kopenickからバス60またはX69で約12分
・営業時間:土曜日13:00〜22:00、日曜日12:00〜17:00(季節によって違うので要確認)
・定休日:冬の期間は土日のみ営業(毎年天候によって異なる)
・電話番号:0172 3042111
・料金:20ユーロ〜
・所要時間:2時間〜
・オススメの時期:5月〜9月
・公式サイトURL:https://spreearche.de

 

日曜日の公園「Volkspark」の1枚

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ドイツの日曜日といえば、散歩の日!ドイツの日曜日は、ほとんどのお店が閉まるので、家族や友達と公園を散歩したり、フリーマーケットに行くのがドイツスタイル。

公園と言っても日本とは違い、とても大きな公園がベルリン内にはたくさんあるので、公園内でBBQしたり、音楽を演奏したり、ダンスをしたり、スポーツをしたりと、皆それぞれに楽しんでいます。

特に、「Volkspark Friedrichshain(フォルクスパーク・フリードリッヒスハイン)」という公園では、夏の土日はBBQや音楽を演奏する人など多くの人が集まる、人気のスポットとなっています。

■詳細情報
・名称:Volkspark Friedrichshain(フォルクスパーク・フリードリッヒスハイン)
・住所:10249 Berlin
・地図: ・アクセス:アレクサンダープラッツからトラムM4で10分
・営業時間:24時間
・電話番号:030 902980
・料金:無料
・所要時間:30分〜
・オススメの時期:5月〜9月
・公式サイトURL:https://www.berlin.de/sehenswuerdigkeiten/3560363-3558930-volkspark-friedrichshain.html

 

ベルリンのシンボル「Victory Column」からベルリンを一望

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「Victory Column (ビクトリィーコラム)」は、19世紀のプロセイン軍の勝利の象徴として建てられた、高さ67mのベルリンの象徴の建物の一つ。観光客から人気のこのスポットは3ユーロで入館でき、ベルリン内を一望できます。

5つの道路がここから直線に伸びて行く景色と、ベルリン最大の公園「Tier Garten(ティアガーデン)」に囲まれた緑の茂公園。ずっと見ていても飽きないです。

■詳細情報
・名称:Victory Column
・住所:Großer Stern, 10557 Berlin
・地図: ・アクセス:Bus100 Großer Sternから徒歩5分
・営業時間:9:30〜17:30(4〜10月は18:30まで)
・定休日:12月24日
・電話番号:0303912961
・料金:3ユーロ(大人)2.5ユーロ(学生)
・所要時間:30分〜
・オススメの時期:年中
・公式サイトURL:https://www.berlin.de/sehenswuerdigkeiten/3560160-3558930-siegessaeule.html

 

アートに溢れた街ベルリン

Photo by Erika

ベルリンの壁で28年間、同じ街内を東西に分けられた深い歴史の残るベルリンは、今でも西側と東側でその町並みや豊かさ、それを表現するアートなどが少し違います。

ここで紹介した他にも、街中にはたくさんの素敵なアートギャラリーやミュージアムがあるので、ぜひ探してみてください。アートに溢れたとてもお洒落で素敵な街ベルリンを、次の旅行にいかがでしょうか。

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