中華料理、トルコ料理と並んで世界3大料理と称される「」。なんとなく敷居が高いイメージがあって、とっつきにくい人もいるのではないでしょうか。

フランス料理はテーブルマナーさえおさえていれば、気軽に楽しめる料理です。ぜひフランスに行かれた際には少しドレスアップして、現地で本格的なフランス料理を味わってみてください。

それでは、代表的なフランス料理をチェックしていきましょう。

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フランス料理のマナー

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服装・頭髪

フランス料理を食べにレストランに行く際には、フォーマルな格好を心がけてください。女性は綺麗めのワンピース、男性はジャケットを羽織るなどして清潔感を意識すると◎。ジーンズやサンダルなどラフなものは避けましょう。

また女性は髪がかからないようにまとめておき、食事中に髪を触らないようにします。

 

持ち物・バッグ

小ぶりのバッグを用意して、持ち物はなるべくコンパクトにまとめましょう。床にバッグをおくのはNG。椅子の背もたれの部分に置くか、お店の方が用意するカゴなどに入れると良さそうです。

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カトラリー

基本的に外側から使用していきます。アミューズや前菜、メインとそれぞれ使うカトラリーは異なりますので、注意しましょう。食事を休憩する時はカトラリーをハの字に、終了する時は時計の4時の方向に並べます。どちらも、ナイフの歯の部分を内側に向けることを忘れないようにしてください。

また食事中、カチャカチャとカトラリーが接触する音を立てるのも×。音を立てないように気をつけましょう。

 

お皿を持ち上げない

日本人は当たり前にお茶碗を持ち上げて食事をしますが、欧米では食器を持ち上げないのが一般的。平たいお皿に入ったスープを飲むときには、少しお皿を傾けてすくうようにしましょう。

 

エスカルゴ

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前菜でサーブされるエスカルゴは、パセリとバターで味付けされており白ワインにぴったり。そのまま食べてももちろん美味しいですし、ソースをパンにつけても絶品です。

 

フォアグラのテリーヌ

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高級食材フォアグラも、フランス料理ではよく登場します。好き嫌いは分かれるかもしれませんが、せっかくの機会ですので試してみてはいかがでしょうか。パンに塗っていただきましょう。

 

牛肉の赤ワイン煮込み

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日本でもメジャーな牛肉の赤ワイン煮込みは、ブルゴーニュ地方の料理。赤ワインと香辛料を加え、牛肉を弱火でゆっくりと煮込んでいきます。

フランス産の赤ワインと一緒にいただきましょう。

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鴨のコンフィ

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鴨料理もフランス料理では定番。鴨肉を油漬けして約3時間煮込むと肉の繊維がほどけていき、味が濃縮されて染み込んでいきます。オレンジ、または赤ワインのソースを添えられているのが一般的。

日本ではあまり鴨肉を丸ごと食べる機会がないので、フランスでぜひ味わってみましょう。

 

ムール貝のワイン蒸し

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日本でもポピュラーな一品。貝が美味しいのはもちろんですが、ムール貝の出汁が染み込んだスープもたまりません。ぜひ白ワインと一緒にいただきましょう。

付け合わせでは、フライドポテトが一緒に出てくる場合が多いです。

 

タルタルドブッフ

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最初にみた時は、一瞬「生の牛肉?」と驚きましたが、牛肉のタルタルはクセになる美味しさ。ケッパーやニンニクが効いている少し濃いめの味付けで、自然と赤ワインが進んでしまいます。

牛肉の他にもサーモンのタルタルも見かけますので、生肉が苦手な方はそちらをチョイスしてはいかがでしょうか。

 

ガレット

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最近日本のカフェでも見かけるようになってきた、フランスのクレープ「ガレット」。そば粉を使った生地で卵やハムなどの食材を包んでいただく、食事感覚のクレープです。

ボリュームにかけそうな見た目ですが、食べてみると意外とお腹いっぱいになります。たまにはブランチにゆっくりガレットを食べるのもいいかも。

 

ブイヤベース

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ブイヤベースはフランスのマルセイユ発祥。世界三大スープのうちの一つと言われており、魚介類にハーブや香辛料を入れて魚の旨味を引き出したスープです。

本格的なブイヤベースを食べれるとして、「ミラマル MIRAMAR」が有名です。

 

現地でフランス料理を堪能しよう

日本にもフランス料理店は数多くありますが、できれば現地に行って現地の食材を使用した料理を食べたいもの。フランスには美味しいレストランがたくさんあるので、食事のマナーを意識してフランス料理を堪能してください。

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