パリで行きたいレストラン7選!素敵な旅行を彩る絶品料理セレクション
こんにちは、mone(@moneikegami)です。ドイツに住んでいた筆者が幼少期から幾度も通ったパリ。初めて小学生の頃に訪れてから、大人になった今でも何度訪れても変わらない街並みと、素敵な外観にいつも夢中になります。
大人になってから訪れるパリの旅行の楽しみのひとつはもちろん美味しいお食事いただくことですよね。素敵なお料理の数々に舌鼓を打ちたい!今回はそんなパリのレストランをご紹介します。
フランス料理ってなに?
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中華料理、トルコ料理と共に世界三大料理の一つとも言われている、フランス料理。フランス料理の代表的なメニューは、フランス各地の郷土料理から発展したものが多く、地域によって国内でもさまざまな種類があります。
フランスの料理はコース料理になっていることが多く、オードブル、メインディッシュ、デザートの構成がなされていることが多め。
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伝統的なコース料理に加えて、地域の郷土料理や、外国から昔に取り入れられたフランスの料理なども含めて、フランス料理と言われています。
比較的寒い地域ではチーズ、バターやクリームなどが好まれ、海沿いではムール貝やオイスター、お魚が非常に盛んで新鮮な魚料理。
もちろん、肉料理も人気です。一般的に日本でも食べることの多い豚肉、牛肉、鶏肉に加えて、うさぎ、カモ、七面鳥なども多く食べられています。フランスパンや、クロワッサンなどのパンも大人気。
フランス料理のマナーについて
フランスでは、食事マナーも決まっていて、旅行で訪れる前にはこれらもチェックしてから訪れましょう。フランスは挨拶を非常に重視する国なので、お店に入った時やサービスを受けた時には挨拶をするのを忘れずに。
カトラリーの順番
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ナイフやフォークなどのカトラリーは、複数並べられていることがありますが、外側から順番に使っていくのが基本です。
また、食事途中で一度カトラリーをテーブルに置く際には、お皿などに、八の字に。食事が終わり、そのプレートをもう食べないという時には、カトラリーを左右どちらかに揃えて並べます。店員さんがテーブルを見た際にも、このカトラリーの向きで判断します。
ナプキンは膝の上
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お料理の際テーブルに置いてあるナプキンは、口、手などが汚れた時に吹くためや食べ物が落ちた時にお洋服が汚れてしまわないよう受け止めるための布です。ナプキンは全員が席についてから膝に広げます。食事中に席を立つ時には椅子の上に、食後にはたたまずにテーブルの上に。
それでは、これらを踏まえた上で素敵な食事体験が出来る、パリのお店をいくつかご紹介します。
ルトランブルー(Le Train Bleu)
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リヨン駅の構内にあるきらびやかなレストラン。歴史的建造物にも指定されており、ドラマや映画でも利用されています。
もともとは「Buffet de la Gare de Lyon」という「リヨン駅の食堂」という店名で1901年に創業していたレストランが、1963年に「Le Train Bleu」に変更になりました。改名された「Le Train Bleu」は、1880年代から2003年までフランスとイタリアの間を結びんでいた、青い列車に因んで名付けられたそうです。
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内装はかなり豪華で、高い天井や大きなシャンデリア、絵画などの装飾がなされている金色の壁が非常に美しく、つい息を飲んで見渡すほど。
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高品質の食材や季節のプレートなど、伝統的なフランス料理を提供しており、お肉料理やお魚料理を美味しいワインと共に味わえます。
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食事中はバイオリンや歌の生演奏など、日本では見られないエンターテインメントも楽しめるのが魅力。お肉をテーブルの側で切ってくれたり、ワインを使ってフランベする一品など、楽しいパフォーマンスがたくさんです。
・名称:Le Train Bleu
・住所:Place Louis-Armand, 75012 Paris, France
・地図: ・アクセス:リヨン駅構内
・営業時間:11:30〜14:45,19:00〜22:45
・定休日:なし
・電話番号:+33 1 43 43 09 06
・公式サイトURL:https://www.le-train-bleu.com/en/le-train-bleu-restaurant-and-bar.html
ホテルラファエル(Hotel Raphael The Terrace)
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イタリアの画家、ラファエロがテーマのデザインホテル「ホテルラファエル」。この屋上にThe Terraceというレストランと、シャンパーニュバーがあります。新鮮な季節の食材を使った、見た目も美しいプレートがオーダー可能。
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店内はとても高い天井と大きな窓が印象的で、素敵な景色を見ながら食事を楽しむことで、パリジャンの気分を味わえるのが特徴的です。
シャンパーニュバーは午後3時からオープンしており、季節の味を含めた数々の種類のカクテルを提供しています。3月〜9月の夏季には、外に出てテラス席で食事を楽しみながら、パリ市内が見渡せます。凱旋門やエッフェル塔、モンマルトルも見えるので、絶景に心踊ること間違いなし。
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こちらのホテルには、ハリウッドで活躍した女優オードリー・ヘップバーンや、フランスの作曲家セルジュ・ゲンスブールなど著名人が宿泊したことでも知られ、まるでお城のような人気のホテルです。
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同じホテルの一階にも、赤一色の格式高い内装のイングリッシュバーがあります。落ち着いた雰囲気で、ドリンクや軽食を楽しむならこちらもオススメです。
・名称:Hotel Raphael La Terrasse
・住所:17 Avenue Kléber, 75116 Paris, France
・地図: ・アクセス:凱旋門より徒歩2分・Kleber駅徒歩1分
・営業時間:ランチタイム12:30〜14:00,カクテル・ディナータイム15:00〜21:30
・定休日:なし
・電話番号:+33 1 53 64 32 30
・公式サイトURL:https://www.raphael-hotel.com/en/page/terrace-rooftop-hotel-paris.3440.html
ラデュレ(Laduree)
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パリのラデュレ本店は、カラフルで美味しいマカロンが有名で、カフェとベーカリーとスイーツ店が一緒になったパティスリーがあります。
マカロンは「フランスのスイーツ」というイメージが定着していますが、発祥はイタリア。16世紀ごろにパリに伝わって以降、パリジャンに愛されるスイーツとなったそうです。
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実は、ここではマカロンだけでなく、ケーキやアフタヌーンティーなどのスイーツやサンドイッチ、マッシュポテトや野菜炒めなどの食事も楽しめます。
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また、ラデュレの名物はフレンチトースト。こちらもカフェやブランチなど、時間を問わず人気のメニューとなっています。
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1930年にオープンした本店は、綺麗な緑の扉を開けると、清潔でヨーロッパらしいお人形のお部屋のような店内が目の前に広がります。
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食器やメニューの細部までとても可愛らしく、見た目にも楽しめるはず。
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ラデュレはパリ市内に複数店舗があります。上記でご紹介したのは以下の2店舗です。
・名称:Laduree ボナパルト店
・住所:21 Rue Bonaparte, 75006 Paris, France
・地図: ・アクセス:Saint-Germain-des-Prés駅より徒歩4分
・営業時間:日曜日から金曜日 8:30〜19:30,土曜日8:30〜20-30
・定休日:なし
・電話番号:+33 1 44 07 64 87
・公式サイトURL:https://www.laduree.fr/laduree-paris-bonaparte.html
・名称:Laduree シャンゼリゼ店
・住所:75 Av. des Champs-Élysées, 75008 Paris, France
・地図: ・アクセス:Champs-Élysées駅より徒歩5分
・営業時間:月曜日から金曜日7:30-23:00,土曜日7:30-24:00,日曜日7:30-22:00
・定休日:なし
・電話番号:+33 1 40 75 08 75
・公式サイトURL:https://www.laduree.fr/laduree-paris-champs-elysees.html
クリスタルルームバカラ(Baccarat Cristal Room)
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クリスタルルームバカラ(Baccarat Cristal Room)は、グラスやコップなどガラス製品で有名な、パリ16区にあるバカラの美術館「Galerie Musee Baccarat」にあるレストランです。
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バカラ美術館に併設しており、美術館で見たようなバカラの食器で食事が提供されます。
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バカラのグラスとは、1764年以来あるフランスのクリスタルブランド。フランス人だけでなく、イギリス、ロシア、タイなどの王室や、日本皇室でもバカラを購入していることで知られている、世界的に有名なブランドです。
フランスの文化のもっとも優れた継承者としてふさわしい、高い技術を持った職人に授与される国家最優秀職章を受賞する人材を、数多く輩出していることでも知られています。
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メニューは何人かでシェアして食べると、複数種類のメニューを少しずつ楽しむことができ、オススメです。
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カラフルなバカラグラスにカクテルや飲み物が注がれ、見た目にも美味しいドリンク。
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お店に入るまでは豪勢なレッドカーペットが敷いてある回廊を登り、きらびやかな廊下を通ると、大きな入り口のレストランがあります。
店内はキラキラのバカラのクリスタルガラスが天井から垂れ下がり、大きなシャンデリアや鏡が印象的。お店は赤を基調として高級感がありつつも、カラフルな椅子やソファと壁一面の鏡、シャンデリアに圧倒されます。
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ランチもディナーも営業しているので、好きな時間に訪れてみてください。
・名称:Cristal Room Baccarat
・住所:11 Place des États-Unis, 75116 Paris, France
・地図: ・アクセス:Champs-Élysésより電車で約16分程度。Iena駅より徒歩7分。
・営業時間:12:00〜14:30,19:30〜22:00
・定休日:日曜日、月曜日
・電話番号:+33 1 40 22 11 10
・公式サイトURL:https://www.cristalroom.com
アンジェリーナ パリ(Angelina)
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日本でもモンブランが有名なお店「アンジェリーナ」の本店はパリにあります。1903年に創業したお店で、フランスでも作家や俳優など、多くの著名人に親しまれているそう。
「アンジェリーナ」のモンブランは、濃厚なマロンと甘すぎない生クリームの味がマッチし、なかはふわふわさくさくのメレンゲがたまらない一品です。大きくボリュームのあるケーキで、見た目にもインパクト大。
店内は有名な建築家によってデザインされたもので、白が基調になったシンプルでおしゃれな内装が印象的です。パリ本店では、有名なモンブランやショーケース内のスイーツを購入するだけでなく、内設のレストランにてクロックムッシュやクロワッサンなど通常の食事も頂けます。
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おみやげにモンブランペーストやモンブランなども購入可能。店舗がパリ市内に複数あるので、ホームページのDiscover the addressesから、近辺の店舗を検索してみてください。
・名称:Angelina Paris
・住所:226 Rue de Rivoli, 75001 Paris, France
・地図: ・アクセス:シャンゼリゼから約20分、Odéon駅より徒歩1分
・営業時間:月曜日から木曜日:07:30〜19:00,土曜日・日曜日8:30〜19:30
・定休日:なし
・電話番号:+33 1 42 60 82 00
・料金:アンジェリーナのモンブランのイートイン料金=€8.40
・公式サイトURL:https://www.angelina-paris.fr/en/home
ルコントワールデュルレ(Le Comptoir du Ralais)
ルコントワールデュルレ(Le Comptoir du Ralais)は、サン=ジェルマンで行列ができるほど人気のビストロです。
ランチ目当てに11時過ぎに行くとすでに数人外で並んでいたり、ディナーの予約が半年先まで埋まっていたり、入店するのにも一苦労。カフェまたはレストランの利用が選べ、濃厚な味とボリュームのあるフランス料理が楽しめます。
・名称:Le comptoir
・住所:9 Carrefour de l’Odéon, 75006 Paris, France
・地図: ・アクセス:シャンゼリゼから約20分、Odéon駅より徒歩1分
・営業時間:12:00〜23:00
・定休日:なし
・電話番号:+33 1 44 27 07 97
・公式サイトURL:http://www.hotel-paris-relais-saint-germain.com/savourez-les-restaurants.html
Breizh Café(ブレイズカフェ)
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Breizh Café(ブレイズカフェ)は、日本にもすでに進出しているガレット・クレープ屋です。
ブルターニュ地方の郷土料理であるガレットは、そば粉から作られているので茶色の生地が特徴的。クレープもフランス北西部の郷土料理で、ガレットと同じくブルターニュ地方で採れた100%オーガニックの小麦粉を材料に、香ばしいクレープを提供してくれます。
メニューは甘いスイーツのようなクレープと、食事として楽しめる甘くないクレープがあります。
・名称:Breizh Café
・住所:109 Rue Vieille du Temple, 75003 Paris, France
・地図: ・アクセス:シャンゼリゼより約25分、Saint Paul駅より徒歩10分程度
・営業時間:10:00〜23:00
・定休日:なし
・電話番号:+33 1 42 72 13 77
・公式サイトURL:https://breizhcafe.com/en/
パリ旅行を楽しむには食事から抑えるべし
魅力的なレストランが数多く存在するパリ。何度訪れても変わらない美しすぎる街並みに虜になります。シャンゼリゼ通りやエッフェル搭の観光やセーヌ川の街歩きも楽しいですが、「パリを楽しむ」といえば料理もポイントのひとつ。
食の魅力も堪能できるため、食事も楽しみたいときには、今回ご紹介したレストランを訪れてみてはいかがでしょうか。パリでのお食事はホッと一息お茶をするのも、優雅なディナーをいただくのもきっと素敵な思い出のひとつとなること間違いありません。