こんにちは、ロンドン在住ライターKANAです。いきなりですが皆さん、絶叫系の乗り物はお好きですか?ロンドン郊外のサリー州には「ソープパーク」という、イギリスでは珍しい子供から大人まで、幅広い年齢の人が楽しめる絶叫系遊園地があります。

今回は、絶叫大好きアラサー女子の私が実際にソープパークに行って、本当に大人でも楽しめる遊園地なのかを調査してみました!

 

大人が楽しめる遊園地?ソープランドではしゃいじゃおう!

photo by Kana206425

ロンドン郊外のサリー州に位置する絶叫系のアミューズメントパーク「ソープパーク」。ロンドンから日帰りで行ける距離にあるにも関わらず知らない人が多く、子供だけではなく大人が楽しめる遊園地として、地元の人から絶大な人気を誇っています。

園内は大きく「JUNGLE ESCAPE」「Game FX」「BOUNCE ZILLA」「FRIGHT NIGHTS」の4つのエリアに分かれており、アトラクション数はなんと25種類以上。一つひとつアトラクションが隣接しているため、移動距離が少なくスムーズにたくさんの乗り物を試すことができるのが、嬉しいポイント。

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とにかく、絶叫系アトラクションの種類が豊富なのが特徴です。敷地内には見るからに怖そうな乗り物が立ち並んでおり、どれから挑戦しようか悩んでしまうほど。

ロンドンでは「特設遊園地」と呼ばれる移動式の遊園地が多く現れますが、常設された大人向け遊園地はほとんどないので、とてもレアです。

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チケットは当日券のほかにオンラインでも購入が可能。入場チケットを購入すれば、園内での乗り物はすべて乗り放題です。1日チケットの値段は、当日券55ポンド(約7,700円)〜、オンライン購入33ポンド(約4,700円)~。3歳以上は一律同料金になっています。

オンラインで購入すると割引価格となるので、日にちが決まっている方は事前に「ソープパークの公式ホームページ」でチケット購入をしておくのがお得。指定した日にちによって料金が異なるので、購入時にオンラインで金額を確認してみるのがおすすめです。

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また、日本では当たり前にあるコインロッカーは、イギリスではほとんど設置されていません。しかし、ソープパークにはコインロッカーがあるので、荷物がたくさんあって身動きがとりづらいという心配は必要なし!身軽にパークを満喫することができます。

■詳細情報
・名称:Thorpe Park Resort
・住所:Staines Rd, Chertsey KT16 8PN
・地図: ・アクセス:最寄駅Staines駅から有料シャトルバス6分
・営業時間:不定休のため公式サイトにて要確認
・電話番号:0371 663 1673
・料金:55ポンド(約7,700円)~
・所要時間:半日~
・オススメの時期:6月~8月
・公式サイトURL:https://www.thorpepark.com/

ストレス発散!絶叫マシーンを乗りつくそう!

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「遊園地は子供が楽しむ場所」と思う方も多いかと思いますが、ソープパークは「大人も楽しめる遊園地」として、高校生~社会人と年齢層の高い人たちに人気があります。その人気の理由は、なんといっても数多くの絶叫系アトラクションたち。

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子供向けと言われているコースターですら、日本のコースターと比べるとかなりの迫力。大人も一緒に乗って叫んでしまうほどです。中でもメインと言われているアトラクションがいくつかあるのでご紹介していきます。

 

Stealh(スティールス)

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ソープパーク内でもひときわ目立つStealh(スティールス)は、ソープパークのランドマークと言われています。ほぼ90度に見える傾斜の鋭さもさることながら、驚くべきはヨーロッパで最も速いと言われている、そのスピード。

スタートから急発進したコースターは、62メートルまで一気に上昇し、時速約130キロで急降下します。一瞬の間に終わってしまうほどのスピード感で、息をする間もないとはこのことかと感じるはず。

 

Ribena Rumba Rapids(リベナルンバラピッズ)

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ぐるぐると回転しながら急降下したり、思いもよらないタイミングで水しぶきがかかったり。グループで盛り上がりたいなら、欠かせないアトラクションがRibena Rumba Rapids(リベナルンバラピッズ)。子供でも安心して乗れるので、家族で楽しみたい方にはもってこいです。

 

VORTEX(ボルテックス)

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絶叫大好きな筆者でも、乗っている途中で「もう止めてくれ……」と思うアトラクションがこちら、VORTEX(ボルテックス)。運行中はずっと、心臓がふわっと浮く感覚が続きます。絶叫系アトラクションに自信のある方はぜひチャレンジしてみてください。

 

ソープランドで遊園地グルメを堪能しよう

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園内に入るときに荷物チェックがありますが、飲食料品の持ち込みは可能です。園内にはベンチも用意されているので、お弁当を持ってきて楽しむ家族も多いですが、フードコートや屋台フード、ファストフードなどのレストランも併設されているので、お腹が減っても安心。

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アイスクリームやワッフルなどのデザートもあります。園内をたくさん動いて絶叫したあとは、ゆっくりお腹を満たしてみてはいかがでしょうか。

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びしょ濡れ必須!ソープパークは夏がおすすめ!

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ソープパークの人気アトラクションの一つに「 Tidal Wave(タイダル・ウェーブ)」という、下着までびしょ濡れになること間違いなしのアトラクションがあります。

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タイダル・ウェーブの魅力はなんといっても大迫力の水しぶき!26メートルから落下したコースターは、半径10メートル以内にいる人は容赦なくびしょ濡れになるほどの、水しぶきを上げて着地します。

もちろん、乗車している人はこの水飛沫が全身に襲いかかり、まるで滝に打たれたかのように全身びしょ濡れになるので、覚悟が必要な乗り物です。

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夏の繁忙シーズンには90分待ちの行列になることもある、大人気アトラクションのタイダル・ウェーブ。実は、9月に入ると混雑も落ち着くので「並ぶのが嫌い」という方は、9月~6月の平日に行くことをおすすめします。

筆者がソープパークを訪れたのは9月の半ば頃。すでに肌寒い時期になっていたため、待ち時間は10分ほどで乗車することができました。

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しかし、9月に入ると羽織りものが必要になってくるイギリス。夏であれば太陽のおかげですぐに乾く洋服も、9月~6月にかけては肌寒い日も多く、全身びしょ濡れになるとなかなか洋服が乾かず寒さに凍えることになります。

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アトラクションの周りには、ヒーターハウスが併設されており、1回3ポンド(約440円)で暖かいヒーターの部屋に入れます。

しかし、全身滝に打たれたかのようにびしょ濡れになっているので、すべてを乾かすのは至難の業。外での待ち時間の多い遊園地で、寒さに震えながら次のアトラクションを待たなくてはいけなくなります。

そのため、行楽シーズンと言われる6月~8月の温かくなった時期に行くのがおすすめです。

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また、園内には「AMITY BEACH」と呼ばれる、人口でつくられたビーチも併設されています。小さいですがサラサラとした砂浜も再現されているので、6月~8月のサマーシーズンであれば、寝そべってゆっくりくつろぐことも可能に。

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砂浜の横にはウォータースライダーもあり、子供も楽しめる遊び場となります。サマーシーズンは、水着も持参した子供たちで賑わうそう。

そして、なにより夏の遊園地は暑くて苦手!という方でも、全身水浴びをしてクールダウンしながら楽しめるので、ぜひ夏に訪れてみてほしいと感じました。

 

ロンドンからソープパークまでのアクセス方法

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ロンドンのターミナル駅となっているウォータールー駅からソープパークまでは、電車とバスを乗り継いで約1時間ほど。アクセスが良いので気軽に週末遊びにいけるのも魅力のひとつです。

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電車のチケットは当日、駅にある発券機にて購入が可能です。ソープパークの最寄駅であるステインズ駅(Staines station)を選びます。大人往復11ポンド(約1,500円)と、良心的な値段なのもうれしいですよね。

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ステインズ駅の改札を抜けると、シャトルバスの案内看板があります。プラットホーム1番側に950番のシャトルバスの乗り場があるので、反対側に渡りましょう。シャトルバスは30分に1本間隔で運行しています。

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バスに乗り込んでから運転手さんに人数を伝えてチケットを購入できます。往復で大人1人3.70ポンド(約550円)と、こちらも良心的な価格設定。帰りまで無くさずに保管しましょう。

ソープパークの目の前で下車できるので、とても簡単。念のため、バス停で帰りの時刻表を確認しておくとスムーズです。

 

アウトドアでストレス発散!

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実際に1日過ごして、夏にまた必ず来たい!と思わせてくれた魅力たっぷりのソープパーク。「アミューズメントパークは子供が楽しむもの」と思っている方にこそ、訪れて欲しい場所です。家族連れはもちろん、友達やカップル同士などそれぞれの楽しみ方があり、1日満喫できること間違いなし。

みなさんもロンドンに来たらソープパークで絶叫して、日頃のストレスを発散させてみてはいかがでしょうか。

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