皆さんはイギリスと聞いて何を思い浮かべますか?英国王室、アフタヌーンティー、サッカーなど思い浮かぶことがたくさんあると思います。数多くある「イギリスといえば」の中で今回、映画『ハリー・ポッター』のロケ地を紹介します。

イギリスはハリー・ポッターが生まれた場所であり、完結した今でも映画撮影のロケ地となった場所は、世界中から観光客がやってきています。私は重度のポッターヘッド(ハリーポッターファンの通称)なので、テンション高くなりすぎないようにお届けします。

ここにいるだけでもうホグワーツ生!「ニュー・カレッジ」



ロンドンから電車で数時間のところにある、大学都市オックスフォードには数々の映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地があります。ニュー・カレッジもその1つです。ニュー・カレッジにある回廊を主人公ハリーと親友のロン、ハーマイオニーは何度も歩いています。もちろん他のホグワーツ生も。「ああ、ローブを着て今すぐこの場所を歩きたい」と観るたびに思います。

ニュー・カレッジに来るだけで、ホグワーツ生になりきることができる素敵な場所です。ここの中庭には、4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』でマルフォイがハリーを挑発する際に話しかけた木もあります。木に登ってマルフォイになりきるのもよしですが、くれぐれも怪我をしないように(もしくはマルフォイのようにフェレットに変えられないように?)気をつけてくださいね!

■詳細情報
・名称:ニュー・カレッジ
・住所:Holywell St, Oxford OX1 3BN
・地図: ・アクセス:ロンドン「Paddington」駅から電車で約1時間「Oxford」駅下車後徒歩で約20分
・営業時間:11時〜17時 最終入場16時45分
・定休日:無休
・電話番号:01865 279555
・料金:5£
・公式サイトURL:https://www.new.ox.ac.uk

ホグワーツの入学準備にはお金が必須!「オーストラリア・ハウス」



1作目『ハリー・ポッターと賢者の石』でホグワーツの森の番人ハグリットに連れられ、入学準備をするために立ち寄ったの場所が「グリンゴッツ銀行」です。そのロケ地として使用された場所がオーストラリア・ハウスです。

ロンドンの中心部にあり、グリンゴッツの内部はこの建物の中で行われました。劇中のグリンゴッツ銀行は、預金している魔法族であれば誰でも入れます。しかしロケ地として使用されたオーストラリア・ハウスは、正式にはオーストラリアンハイコミッション(オーストラリア高等弁務官事務所)という名前で、いわゆる大使館なので一般人は内部に入ることができないため、観光の際は外から眺めて写真を撮影したりして楽しみましょう。

■詳細情報
・名称:Australia House
・住所:71 Aldwych, Holborn, London WC2B 4HN
・地図: ・アクセス:地下鉄「テンプル」駅から徒歩約5分
・電話番号:+15714208185
・公式サイトURL:https://uk.embassy.gov.au/lhlh/home.html

イギリス土産も買えます「バラ・マーケット」



3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』でハリーがダーズリー家から魔法界に戻る際に使用した「ナイトバス」と、下車後に入った「漏れ鍋」の撮影地がバラ・マーケットです。実際はマーケットに隣接する、ストーネイストリートにてナイトバスの撮影が、そのストリート沿いにあるパブ、マーケットポーターパブにて漏れ鍋内部の撮影が行われました。

ロンドンには多くのマーケットがあり、バラ・マーケットはその中でも歴史のあるマーケットです。起源は12世紀まで遡るのだそう。ハリーポッターのロケ地を楽しみつつ、マーケットで安くて美味しい食材やイギリスお土産をゲットするのはいかがでしょうか?

■詳細情報
・名称:Borough Market
・住所:8 Southwark St, London SE1 1TL
・地図: ・アクセス:地下鉄「ロンドン・ブリッジ」駅より徒歩約5分
・営業時間:10時〜18時
・定休日:日曜日
・電話番号:+442074071002
・公式サイトURL:https://boroughmarket.org.uk

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ハリーのように歓声を上げること間違いなし?「ヴァージニア・ウォーター」



同じく3作目『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』にて、森の番人だったハグリットが魔法動物飼育学の先生に就任し、初めて授業を行なった場所のロケ地がヴァージニア・ウォーターです。ロンドンから西へ向かうこと約1時間の場所にあります。駅から離れた場所にあるので、タクシーにのって行かれることをオススメします。

街と同じ名前なので行かれる際は、ヴァージニア・ウォーター湖(Virginia Water Lake)というと目的地に到着できます。木々で囲まれた森を抜けると、目の前にとても大きな湖が飛び込んできます。まるでバックビーク(ハリーポッターに登場する生物、ヒッポグリフがハグリットによって名付けられた名前)の背に乗って、その雄大な景色に思わず歓声をあげたハリーのような気持ちになることでしょう!

のんびりと散策できるので、ピクニックにぴったりの場所です。少し離れてしまいますが、エリザベス女王が週末に過ごすウィンザー城もありますので、一緒に観光するのもオススメです。

■詳細情報
・名称:Virginia Water Lake
・住所:Virginia Water SL5 7SD
・地図: ・アクセス:ロンドン「Victoria」駅、もしくは「Waterloo」駅から電車で約1時間「Virginia Water」駅下車後、
車(タクシー)で徒歩約5分
・公式サイトURL:なし

ハリーポッターのスピンオフ作品でも登場「セブン・シスターズ」



4作目『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』の冒頭でハリーはハーマイオニー、ロンを含めたウィーズリー一家、ディゴリー家と共にクィディッチワールドカップに観戦しに行きます。その時の到着地点としてセブン・シスターズが使用されました。

白亜の石灰岩が脈々と連なる絶景と青い海、コントラストが最高です!(頭の中では、ハリーポッターのサントラが流れてきます。もう興奮が止まらないです…!)

ロンドンからセブン・シスターズへは、都市を経由していく方法がオススメです。ロンドンからブライトン、イーストボーン各都市からバスでセブンシスターズへ向かうことができます。ちなみにセブン・シスターズは、ハリー・ポッターのスピンオフ作品『ファンタスティック・ビースト』シリーズの2作目のロケ地としても使用されました。

■詳細情報
・名称:Seven Sisters
・住所:Eastbourne BN20 0AB
・地図: ・アクセス:ロンドン「Victoria」駅から「Brigton」駅まで電車で約1時間その後バスに乗り換えて約1時間
同じくロンドン「Victoria」駅から「East bourne」まで電車で約1時間30分その後バスに乗り換えて約15分
・公式サイトURL:なし

ファンの聖地!ハリー・ポッターが執筆された場所「エレファントハウス」



ロケ地ではないですが、ハリー・ポッターの原作者であるJ.K.ローリングさんは、イギリスの各地でハリー・ポッターの執筆を行いました。その1つがエディンバラにあるエレファントハウスです。

とりわけ有名な理由としては、エレファントハウスにあるトイレ。このトイレには世界中から訪れたポッターヘッドの方々が、壁一面にメッセージを書き残しています。一言書いてみたい!と思われている方はハンカチだけではなく、ぜひペンも一緒にトイレに持ち込みましょう!書きすぎてもお掃除呪文で消されることはないので、安心してくださいね。(書きすぎは注意です!)

エレファントハウスはカフェでもあるので、このカフェでもイギリス名物の料理を楽しむことができます。そして景色が見える一部の窓際の席では、エディンバラの名物であるエディンバラ城を見ることもできます。ハリー・ポッターの始まりの地であるエレファントハウスでのひと時とともに、美味しいご飯も食べてみてくださいね。

■詳細情報
・名称:The Elephant House
・住所:21 George IV Bridge, Edinburgh EH1 1EN
・地図: ・アクセス:ロンドン「King’s cross」駅から「Edinburgh Waverley」駅まで電車で約4時間30分下車後徒歩約10分
・営業時間:月〜木 8時〜22時 金 8時〜23時 土 9時〜23時 日 9時〜22時
・電話番号:+441312205355
・公式サイトURL:https://www.elephanthouse.biz/

ロケ地を訪れてハリー・ポッターの世界に酔いしれよう

今回は、映画『ハリー・ポッター』シリーズのロケ地を紹介しました。イギリス各地にロケ地があり、ロケ地を訪れる傍にさまざまな場所を満喫することができます。ロケ地で映画と同じシーンを再現して写真を撮影するのも、映画の雰囲気を味わうことができ楽しめると思います!

また、もっとハリー・ポッターの世界観を楽しみたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてくださいね。更にハリー・ポッターの世界を堪能できるかと思います。

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